第158話

「言っときますけど、僕はですねェ……

 由莉愛さん専属の家政婦さんじゃ有りませんよ❗❗」



「フフゥ~ン……、おバカさんねぇ。

 あいにく私だって、どっかのセレブお嬢様じゃなくてよ❗❗」

 自慢げに豊かな胸を張ってみせた。



「いやいや……、なんですか。それは❗❗

 全然、会話になってないでしょ❗❗」

 


「いいから、早く作りなさい❗❗

 私は、おなかペッコリーナ姫でしょォ~ー😆🎶✨」



「な、な、なァ~…… どこの国のお姫様ですかァ~~ー……❗❗」

 そうは言っても仕方がない。

 これ以上、口論してもいつも僕が負けるのだ。




「もォ~、解りました。作りますよ。

 じゃ、いつものオムレツで良いですか…😔💦💦💦」

 手早く彼女の夜食を作ることにした。



「キャッキャッ、だから佑樹の事、大好きィ~ーー😆🎶✨💕💕」

 可愛らしく笑顔を振り撒いた。


「ど、どうも……😳💦💦💦」

 可愛らしくそんな事を言われたら、何も反論できない。



「あ、それから洗濯機も壊れちゃったから、汚れ物、洗っておいてねェ~……✨👄✨✨」



「ええェ~ーー…… 僕がですか❓❓」


「そうよ。もちろん……😆🎶✨」

 由莉愛は当たり前と言う顔だ。



「ン……😓💦💦💦」

 ここに引っ越して来てから料理、洗濯、掃除と、ほとんどの家事をやらされていた。


 まるで、これでは体裁ていの良い由莉愛ユリアのパシリだ。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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