第136話

 やはり相当、姉の栞里には怨みがあるみたいだ。



 未来は、僕を睨んでスッカリしまった。



「うう、ゴメンよ。きっと未来ミライ相応ふさわしい男になったら、ちゃんと彼氏になるから……」



「フン、そんなに待てないわ」

 小さく首を横に振った。


「え…… いや、でも…… 頑張るから」

 


「フン、待てないッて、言ってるでしょ~ーー❗❗」



「ううゥ……」

 やはり僕ではダメなのだろうか。

 こんなに拒否されては、諦める以外ないのか。



「今すぐ告白してよ……✨😳✨✨」

 未来は頬を紅く染めた。



「えェ……❓❓ 今すぐ……」


「そ、今すぐ恋人ステディにしてェ~ー…😳✨✨💕」


「マ……、マジでェ……」僕はあたふたしてしまった。


「そうよ。今すぐ……✨😚✨💕💖 待ちたくないのよォ~ー」

 いきなり未来ミライはキスをせがんできた。



「ううゥ……」






 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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