第95話 ノーブラ美少女 未来

「何を言ってるの❗❗❗ 未来❗❗❗」

 すかさず栞里がたしなめた。



「フフ……😌✨✨ だってさァ~。

 あの死にぞこないのジジーなら百億、二百億、ぶん取ったッて、痛くもかゆくもねぇンだから……✨✨」

 またヤンキー美少女 未来ミライは小悪魔のようにニヤリと微笑み、布団の中でゆっくりと僕の太ももを撫でた。



「う、ンゥ~……😳💦💦」

 また僕は小さく呻いた。


 足の付け根辺りを撫でられると、くすぐったくなり身体をくねらせた。



 すぐ目の前にあるヤンキー美少女の豊かなオッパイが僕の興奮をあおり立てていく。



 ノーブラなので綺麗なオッパイの形状がくっきりと浮き出していた。



「ゴックン……😳💦💦」また生唾を飲み込んだ。



 それにしても百億、二百億ッてマジなのか。貧乏プアーな僕には想像もつかない金額だ。



「な……、何、変な事、言ってるのよ❗

 未来ミライ……❗❗」

 再度、優等生の栞里が眉をひそめ注意した。



「フフ…、い~じゃン…… ジジーだって、もうすぐくたばるんだしィ……

 キャッキャッキャァ~ッ✨😆🎶✨」

 笑いながらヤンキー美少女は、さらに怖い事を言った。



 無邪気に笑うと豊かな胸の膨らみがプルンプルンと揺れた。何ともなまめかしい。



「もう未来ミライ…… あなたねぇ」

 栞里は困惑気味に顔色を曇らせた。



「……😒✨✨」

 美人弁護士 明里も腕を組んだまま、ヤンキー美少女を無言で睨んだ。視線がバチバチくるようだ。



 その時、また病室のドアが開いた。今日はヤケに忙しい。


 入って来たのは背の低いかなり高齢の老紳士だ。何処か、ヨーダを思い浮かべるような風貌だ。



「おいおい、誰がくたばるッてェ……❗❗」

 入って来るなり老紳士は、未来を睨みつけた。 



「フン……」しかし未来はそっぽを向いた。




「お祖父ジイ様……」栞里がかしこまって挨拶した。



『ン……❓❓ お祖父様…… すると、この老紳士が僕を轢いた本人なのか』



「フン、ジジー❗❗ だから言っただろ❗❗

 事故らないウチに、免許返納しろッてェ……❗❗」

 ヤンキー美少女 未来は、僕の太ももをギュッと掴んだ。



「うゥ~……😣💦💦」痛くて顔を歪めた。

 包帯だらけなので周りには気づかれない。





 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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