第45話

「許さないわ。いいえ、例え、神が許してもこの真莉愛マリア様が許すモノですか❗」

 グリグリと力を込め頭をひねった。


「い、痛ッたいですよ……😣💦💦」

 思わず、僕は自由になる腕を真莉愛マリアの腰から回し、胸の膨らみを掴んでしまった。

「あン……😲💦💦 ほら、またオッパイを揉んだ❗❗」

「ち、違いますッて、これは不可抗力です」

 苦し紛れに手を伸ばしたらオッパイを揉んでしまっただけだ。


真莉愛マリアの事を好きなだけもてあそんだクセに❗❗❗」


「そ、そんな……、もてあそんでなんかいませんよォ~ー😣💦💦💦」

 まったくの濡れ衣だ。

 確かに寝ている姿を盗撮した事もあるが……


『ユーマは、無類のオッパイ星人だからなァ~ー❗❗ ケッケケェ……😆🎶✨』

 勝手にアキラが決めつけた。


「おおォ~ーい❗ ふざけるな❗❗ 僕は、お前と違ってオッパイ星人じゃないよォ~ー❗❗」

 真莉愛マリアの事だって、巨乳だから好きになったワケではない。たまたま好きになった女性が巨乳だっただけだ。


『何だとォ~ー…❗❗ ユーマだって毎晩、麻美レイナをオカズにソロ活動ライブしやがってェ……❗❗』


「あのなァ~…

 わかったよ…… アキラァ~😣💦💦 

 痛いから、もう切るよ❗❗」

 これ以上、下ネタを暴露されたらたまらない。

 早々に切り上げるしかない。


『おいおい、ユーマ……  

 まだ話しの途中だろォ~……』

 電話の向こうでアキラがわめきたてるが、構わず電話をシャットアウトした。

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