ぼくと彼女のさくら色 friendly

弐栞さん

第1話 名前。Your Name?(あなたの名前)





「行ってきます」

 ――ぼくは、

 ――誰かに、

 ――知らない、

 ――他人に、

 ――言った。

 ――ただ……

 ――それは、

 ――誰に――

 ――言ったのか

 ――分からなかった。

 ――けど、

 ――けれども、

 ――薄らと、

 ――女の子っぽい――

 ――人影が――

 ――見えた。

 ――それは、一体誰だったのだろうか。

 ――その女の子は薄らと涙ぐんでいた。

 


私はほんとうにあなたと会ったことがないのだろうか?

 私の心は あなたによって重い。――――ライナー・マリア・リルケ




 キミはいったい何ものなんだい?




「ねえ、あなた。本当はなにをしにここにきたんだい」

「さあ、ぼくには分からないね。来た理由か」

「――そう、来た理由」

「いや、来たのでは無く、呼ばれたのかも知れないぜ」

「呼ばれた、ね。そう思うのなら、誰に呼ばれたのかな?」

「それは、分からないな。あの時出会ったさなちゃんなのかもしれない。あの時出会った神無月かもしれない。あの時出会った駿我かもしれない……」

「ふうん。そっか……。それは面白い。だったらあなたはここでなにをするだい?」

「それは、《キミ》がしたことをするだけさ」


 そう、

 所詮は、この世界には安楽高醜ルールがある。それは誰もが嫌なことかもしれないし好むかもしれない。ただ、少なからずこの世界に憎悪を感じたり嫌悪感を感じたりするだろう。

 その世界で彼らは、

 何を望んでいるのだろうか。

 何を期待しているのだろうか。

 何を欲しがっているのだろうか。

「――はん」

 何かで、罰しられ。

 何かで、罪したり。

 何かで、賞したり。

 何かで、誉められたり。

 このぼく、生きてきた中でこんなことが一度も無かった。それはぼくそのものが無に近く、無に遠い存在なのかもしれない。

「へえ、あなたってそういう人か。そうかもしれないな」

 だったら、このぼくはどちらを選ぶのだろうか。多分、どちらも選ばずにぼく自身が安楽高醜を作れば良いだけに過ぎないと思った。

 それは今の安楽高醜に嫌気が刺したと言う訳では無いが、単純に、純粋に飽きたのだ。

 だから、ぼくは新しいセカイの安楽高醜を見るために作ろうとする。

「なら、あなたで安楽高醜を作ってみてよ。そして、を喜ばせてよ」

 多分これは、彼女からの命令では無く。ぼくの使命なのかもしれない。

「――ハッピーエンドしか認めないよ。蒼い鳥」

 そして、この人は最後の言葉を発し消え去った。

 ぼくの目の前から姿を消し去って行った。

 まるで、もう二度と会えない様な――

 まるで、ぼくから距離を置いて上から見下す様な――

 一体、あなたはどんなことをぼくに期待しているのだろうか。

「――――、………………やれるかは知らないよ。そこまでしてぼくに期待しているんかい?」

 ぼくは何となく、口にした。口にしたら目の前から消え去っていた彼女が現れる。

「――そうだね。あなたに期待しているね。願っているね。望んでいるね。フフっ」

 笑う彼女。

「……なら、少なからずぼくの課せられた分はやるよ。どこまで、できるかは知らないけれどね」

「期待しているよ」

「……」

 そして、

 これこそ、

 本当に、消え去るだろう。



 目の前のものはいなくなった。

 消え去った。

 煙のように、

 

 と、煙の中からこう、書かれていた。


 また、

 縁が、

 合ったら、

 お会いしましょう。

 ブルーバード。


 と。


 なぁに、また、いつか、会えるさ。


 いつかな。




《なあ、いつかここに戻るんだろ?》

《そうだな……今回は訳あって戻らなければいけなくなった》

《ふうん。二年後?三年後か?》

《わからない……何とも言えない。二年後になるか三年後になるかそれ以上になるのか……。帰って来れなくなるかもしれない……》

《……例え十二年後になろうが〇〇のことは忘れないぜ》

《……ありがとう。俺も忘れないさ。そう言えば…… ――〇〇〇〇はどうしている?》

《〇〇〇〇はもう帰ったさ。明日、LAXで待っているらしい》

《そうか、わかった。あっという間だったなこの3年間、最初お前と出会った時のことを思い出すよ―― 〇〇〇〇もお前のことを忘れないさ。十二年後になろうが……ね――》

《あぁ……。じゃあな――じゃあな――また明日な――――》




 目覚ましがなった。

 あ。

 あれは、夢だったんか。ま、いい。

 朝からうるさい音、毎日思うこの時間帯。

 目覚まし時計を止め、しょうがないだろうと何度も自問自答してるぼくに飽きてしまった。

 ぼくは時計の方へ目線を合わせるといつもより時間が過ぎていたことに気づき深いため息をした。

「空気を読まねぇ時計だよな……全く」

 ぼくは呟いた。

 朝食を終えぼくは準備をして家を出た――


 ぼくは高校一年だ。

 何事も無く平凡で一般的で光明正大な男子高校生だ。いや、言いすぎたな。訂正、ただの一般人とでも言っておこうか。

 この地域の地理には詳しくないが家から学校での道はここに来る前に何度も覚えた。

 そう、ぼくは中学の時は東京に住んでいて、三年ほど隔離していた。高校一年の五月頃に愛知へ行くことになった。

「急だよな……」

 一人であんなでかい家を住むことになった時は本当に驚いた。今年一番の驚きかもな……。


 ぼくはこの生活にも慣れてきた。

 前、住んでいた家とそう変わりは無いがやっぱ、一人でやっていくのは大変なことに気づいた。ぼちぼち歩いていると、ぼくは気づいてしまった。奴がやって来たことを――そう、ぼくの嫌な場所――それは坂だ。ぼくはこの坂がとても苦手で窮屈だ。歩くのがとても大変だし、体力を多く使う。いや、ぼくの体力が少ないっていう訳では無い……と思うが、どう見ても急すぎる。自転車通学者は立ちこぎで行く者や自転車から降りて坂を登ろうとしている者もおる。

 はあ…… ため息が零れる。

「早くしろよー。あと五分後になるぞー」

 男の人が大声で皆に言った。

 ぼくは生徒達を横目で見ると、それに慌てる人やそれでもどうでもいいやと思いながら走ろうとしない人がいる。

 気持ちは分からなくもないがな……。

 ぼくの気持ちは引っ越して早々遅刻したくないから走ることに決めた。いつも優柔不断なぼくが刹那の躊躇もなく、なんの前触れもなく走ることを決めた。

 久しぶりに走るとやっぱ大変だな。

 ぼくは諦めずに走り門の前へと辿り着いた。

「つ、疲れた……。これを毎日登ったり降ったりするのか。憂鬱だな」

 ぼくは門の前へ立つ。

 あと少しで……

 呼吸が乱れ、心臓の鼓動が早く高鳴って辛くなって、力が抜け倒れ――

「おっと」

 誰かが、ぼくの身体を支えてくれた。

 誰かが、ぼくを助けてくれた。

「あ……」

 その人にお礼を言おうとしたが声が出ず、顔を見ようとしたが重たい目蓋が閉じていく、偶然にも口元が見え、何故かニコっとなっていた。



そして目の前が真っ暗となった――



 うぅ……ぼくは目が覚めた。ここはいったい……

「あら、やっと起きたのね」

 白い白衣を着た女性がいる。茶髪のショートヘアーで二十代半ばの人だった。

 へぇ……

 ぼくはここで寝ていたのか。誰がここまで。

 あれから……何分経ったのだろう。……情けねぇな。

「うぅ……」

 頭がやっぱり。

「大丈夫?キミ」

「はい……」本当は大丈夫では無い……。

「キミ、門の前で倒れたらしく、そこでさんが助けてくれたのよ。佐々昏さんにお礼を言いなさいよ」

 ……佐々昏さん?……ぼくを助けてくれた人か。

 初日からカッコ悪いところを見せてしまったな。少し鬱になるぼくだった。

「そうだったんですか。それは面倒掛けてすみませんでした。その、《佐々昏》さんと言う方はどこのクラスに配属されてるでしょうか?」

 白衣を着た女性は眼鏡をかけ、紙をピラピラさせながら探した。

 まるで、クラスまでは覚えて無いですよ。と言わんばかりに。……まあ、当たり前だ。これ程多い生徒を一から千まで覚えろと言うのが無理がある。

「えーと、一年三組だね。今は二時間目の休憩時間だからお礼を言うなら今よ〜」

「そうですね。今言うべきですね。ありがとうございます」

 ぼくは重たい身体を起こし、ベッドから降りようとしたが少し動きづらかった。その時――

「あ、そうだ。キミ。佐々昏さんが可愛いからって襲っちゃダメだからね〜」横目でぼくを冷やかしてきた。

 ……ぼくは黙って先生の横目をじっと見た。

「ヒヒッ」

 なにか案を思い出したかのように悪巧みをしたかのように笑った。

「アーイラ島での主人公みたいにはいかないですよ」

 先生に告げ、ぼくは扉を開けて進もうとしたが何故か、少しばかり戸惑ったが……だが、躊躇している間も無いと感じ、出ようとした。その時に先生はぼくの足を止めた。止めてきた。

「ふうん。そっか」

 素っ気ない返事だった。もっと、他の返事が来るのかと期待していたのだが。まあ、仕方がない。

「失礼します。あ、いや、ありがとうございます」

「いえいえ、それが私の本職ですから」

 ぼくは扉を閉め、その一年三組の《佐々昏》さんの元へと向かう。

 ジャメヴ……、デジャヴ……。

 螺旋階段になってる階段を登って一年生の教室へと向かう。

 一段一段登ろうとしている足。

 早くお礼を言いたいぼく。

 一年生の教室は三階にある。

 面倒だ……。螺旋階段は良いけど――だったらエレベーターかエスカレーターを作って欲しいもんだよ――ま、無理だろうけど。

 ここってそう言えばヒエラルキー見たいに配属されると聞いたな。まあ、結果が良ければ上位へ、

結果が良くなければ下位。

 一年生の場合はランダムで二年生へ上がる時は一年生で受けたテストの合計点数で決まると言うことらしい。

 上位へ行ったところで何か得があるかは定かでは無いが上位を狙う人は結構多いらしい。

 ここの進学率や就職率は相当なものだと……と話していると一年生の教室へと着いた。

 賑やかなところだなと思い三組へと

 一組…… そして、

 二組…… そして、

 三組…… ここか、

 教室のドアが目の前へと、右足を出そうとしたその時、ドアが開き、男女が飛び出してきてぶつかった。

 ぼくは尻餅を付いた。

「いてて」

 頭を掻きながら言うぼくに声を掛けてきた。

「あ、ごめんなさい」

 彼女が右手を出してきて、ぼくはその手を握って立ち上がった。

「いえ、こちらこそすみませんでした」

「本当にごめんね」

 ぼくに謝って急いで立ち去り、少し彼女らの背中を見た。

「……あ、聞こうと思ってたのに……ま、良いか。目の前なんだし。……あ、あの佐々昏さんと言うか方はいらっしゃいますか?」

 ぼくはドア越しにいた彼女に聞いた。

「あ、佐々昏さんならそこよ」

 ドア越しにいた彼女は少し面倒くさそうに彼女の方を指を指した。

「あ、ありがとうございます」

 一礼をして、ぼくは彼女のところへ向かう。

 周りはかなりざわめいてる。

 何かあったかのように少し……。

「すみません。あなたが佐々昏さんですか?」

 彼女は寝ていたであろう。顔を上げ目を弄って大きな欠伸をした。髪を整え、顔もパチパチと叩きぼくの方を見た。佐々昏さんと目が合った瞬間――佐々昏さんの瞳は大きく、目が光り輝いて見えてまるでアイドルかのように見えた。窓から風が吹き黒髪のロングヘアーが揺れランクはかなり高い方だとぼくは思った。

「あら、あなた今日門の前で倒れてた人でしょ!」

 ぼくを指した。

「はい。この度はありがとうございました。お礼をしたいのですか。明日のお昼ご飯一緒にでもどうですか?話したいこともありますし――」



「ええぇぇっっ!!ーー」



 教室中が大きな声へと響き渡った。

「あの……?」

「うん、良いよ。明日、お昼ご飯一緒に食べよっか」

 ぼくの顔を見てニコッと微笑んだ。

「あ、ありがとうございます」

 お礼をして彼女の元へと立ち去ろうとした時、冷たい何かの目線を感じた。

 周りを見ると男子の目線が遥かに怖かった。

 逆に女子は目を光らせてぼくの方を凝視していた。

「…………」

 彼女がぼくを呼び、足を止めた。

「あの、キミの名前はなんなの?」

 唐突に聞いてきて少し驚いた。そりゃあ聞いておかないと変だよな。ま、話す相手の名前ぐらいは知っておかないといけないであろう。

「ぼくの名前ですか……」

 間が空いた。

「……すみません、言えません。ごめんなさい」

「――え?あ、謝らなくて良いよ」

 慌てて手を横に振る。

 ぼくは頭を下げ礼をして教室を出た。




「ね、さな。あの人、なんで名前を言わなかったんだろうね」

 耳元で表裏おもてうらさんが言ってきた。

「分かんない」

 私は完敗するかのように両手を上げた。

「なんでだろうね」

 私の元へみんなが寄ってきた。

「ね、さなちゃん!あのイケメン誰なのー。あのイケメン見たことないけどー」

 私に怒鳴るよう嬉しがるように聞いてくる。

「いや、目の前で倒れそうになったのを私が助けたの、それで彼を保健室へと」

「えー、なんかマンガみたいな話っー最高っー」

 皆が皆同じ言葉を発した。

「あ、はは――」

 手を頭にやり頭をかいた。




 そう言えばぼくの教室はどこだろうか。

 あ、職員室へ向えばいいんか。いや、職員室の場所がそもそも分からないんだ。ぶらぶらと歩いていると賑やかな声が少しずつ聞こえてきた。

「あ、の」

 やばい話しかける相手がいないし。祭りみたいにはしゃいでるように見えるが焦った感じにも見える。

「あっー!!」

 先生はぼくに指を指し慌ててぼくの方へ来て肩に手をやり聞いてきた。

「今日、転校してきたのはキミだよね!」

 呼吸の乱れが酷かった。

「あ、はい。そうです」

 足を後ろへやった。

「はあ、やっと見つけたよ。時間通りに来ないし、家に電話を掛けたが電話に出ないし」

「すみません、門の前で倒れそうになり――あ、保健室で休んでいました」

「保健室?倒れそうに?若菜下わかなげ和菜わかな先生……」

 先生は大きくため息をついた。

 若菜下和菜先生? ……保健室に居た女性だろうか。

「は、はい」何となく相槌を打った。

「そのぼくはどの教室へ向えば良いのでしょうか」

「キミは三組だよ。一年三組。あっそう言えば、ここのルールをキミは知ってるかな?」

「はい?」ルールって?何のことだ。

「ここの学校はヒエラルキー性なんだよね。だから、一組に入る人は極わずか。その上一組に入れたものは進学に有利になるようになっている。ただし、一年生の時はランダム配置なので一年生の時は無効なので二年生から有効になる、一年生の時に頑張って二年一組を狙いたまえよ〜少年」

 ぼくの肩をポンポンとして先生は職員室へ戻り、キャハッハと笑っていた。

「あ、はい」

 三組か……ま、良いか。

 ぼくの目の前に来た若い男性。

「どうも」と言い先生はうんと頷いた。

「キミ、三組に所属されてる先生は一里塚白愛さんだ。覚えておけよ。それに後ろにいるのがその一里塚先生だ」

 若い男性が言ってきた。

「分かりました」

 ぼくは後ろの方へ向き目線を先生の方へ向けた。

「キミか私のクラスへと編入してきた少年ね、宜しく」

 挨拶替わりだろうか右手を出してきたので、ぼくも右手を出し、握った。

「宜しくお願いします」

 恥じることの無いように頑張るか。

「キミ、前の学校ではcheerioこと終言遣いとも呼ばれてたらしいね」

 唐突に何の前触れも無く言ってきた。腕を組んで自身たっぷりに、ぼくに言ってきてた。

「………………」

 沈黙が続いた。

「……調べたんですね」

 先生の方へ振り向いて言った。

「そりゃあそうでしょ。キミ、名前が不明なんだから」

「…………」

「まあ、cheerioと呼ばれたのは間違いではありませんよ」

 ふと、一呼吸をした。

「そっか」

 目先が真っ暗になったかのように頭を下げ沈黙が続いた。

「……あの、先生」

 声をかけたが応答が無い……。「うーん」と考え込む。

 先生の肩を叩いた。数秒後ピクって動き目を覚ました。

「やっと起きてくれましたか……」

「あ、すまない。ボートしていた」

「そう言えばキミ、今日早退しても良いわよ。明日から来なさい。また、今日みたいにならない様に気をつけてるように」

 母親に注意された気分だな。それは間違ってない比喩であろう。

 先生とお母さんは似たようなものだからな。

「あ、はい。分かりました。では、失礼します」

 先生が手を振っていたので会釈をして職員室を立ち去った。

「帰るか――あ、その前に保健室へと向かうか――そう言えば保健室の場所も知らないんだ」

 どうしたものやら……

 周りをキョロキョロしたら、保健室の看板が見えた。

「あ、そこか……」

 遠い。ここの学校は本当にでかいな。憂鬱。

「ま、行くか」

 ボチボチ歩いてたらあっという間に保健室へと辿り着いた。思っていたよりも案外近いものだった。いや、遠いものなのか。わからない、いやわからなかった。

 保健室の扉をノックして開けたが先生はいなかった。

「マジかよ」と言い扉を閉めた。と、その時鐘の音が鳴った。多分、三時間目の始まりの音だろう。こんな時間に生徒が授業中にウロウロ歩いていたら注目の的になる為、帰るか……」

 タイミングが良いと思い帰ろうとした。

「ふうん。桜か……五月にもなっても桜ってあるもんなのか……」

 まあどうでも良いだろう。全く。

「本当に綺麗だな。この季節は大事な期間になったはずだからやっぱり初々しい気分になるよな」

 少し懐かしい気分となり見惚れてしまった。《向こう側》にいた時はこんな綺麗なのは見れなかったからな、やっぱり故郷は良いもんだぜ。

「多分、これ以上は見蕩れていると、注目の的になるから帰るか」


 では、さようなら。


 ぼくは学校を出て帰路へと向かった。

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