それぞれの人生

第1話

「キンコーンカンコーン」

お昼のチャイムが外から聞こえてきた。

「もう昼か」

また1日を無駄にしたと思いながらも和也はベッドでゴロゴロする。高校3年生になって1ヶ月がたった頃、部活での最後の大会や進路に向けて慌ただしい日々を送っていた。何事も起きず安全に高校生活が送れる思った矢先、異変に気付いた。

和也の部活は県内でも毎年上位に入っている強豪校だ、練習もほぼ毎日、休みなんてほとんどない。

そんな部活で異変を感じた。

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それぞれの人生 @dmctky_82

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