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[40代になって何か変わった?]
私はトオルに聞いた。
トオルはグラスに氷を足しながら、少し考えて言った。
[やっぱり何にも変わらないな]
いつもと変わらない笑顔で答えた。
…やっぱり…って事は、トオルも年齢を気にしてる…って事。
私も30歳になる…やはり気になる。
未来…これからの生き方…。
[どうした?将来が気になるのか?]
トオルが言った…私はあいまいに返事をした。
[40代の夢って何?]
私は質問。
トオルの顔は笑顔で破綻した…声は出さずに大きく笑ったのだ。
[恵美らしいよ。その質問]
[ユダ、お前の夢は何?42歳の夢]
ユダはグラスを拭いていた手を休めた。
[誰がそんな質問したんだ?]
トオルが私の方に顔を向けた。
ユダは私をじっと見つめた。
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