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幸せを与える事が私の幸せ。
ギブ&テイク…間違いだと思う。
テイク&テイク…お互いに与えあう。
私はいつも傷つけるだけ…相手は痛がり泣きわめく。でも最後には感謝される。
私も感謝する。
相手を傷つける事により、私は快感を感じてる…それは否定しない。
気持ち良くしてあげたい…お互いにそう思う。
それが愛だと思う。
自分だけ気持ち良くなりたい…もらうだけ…それは愛ではない。
与える事に喜びを感じる…私はそれを愛だと思う。
大学を辞めるか真剣に悩んだ。
正直、大学には私自身にとっては何の価値も、もたない。
だがキャサの[大学在籍、大学卒業の女王様は価値がある]という勧めで、1年留年するも無事卒業した。
大学生活の世界と、SM…アンダーグラウンドの世界…180度違う世界を私は行き来していた。
私にはアンダーグラウンドな世界が面白かった。性にあっていた。
女王様になり5年経つ…最近になりマゾよりもサドの女性が少ない事に気付いた。
たいがいの女性はエム…マゾヒストな要素がある。
私にもマゾ的な要素はないとはいえない。
だが、いじめられたいのは…神崎パパだけ。
神崎パパにならめちゃくちゃにされても許せる。
ムチで打たれ、痣になろうが血がでようが幸せを感じられる。
快楽の我慢すら快楽に感じられる。
違う…神崎パパに、めちゃくちゃにされたいと思う。
思い切り容赦なくムチで打たれたい。
失神する程の痛みすらきっと心地好いと思う。
でも神崎パパはいない…叶わぬ願い…だから私は女王様になる。
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