第47話 インプットは大事です

 小説家になろうでは、いくつものジャンルが存在します。

 その中で、自分が得意なジャンルと苦手なジャンルというのが必ず存在します。


 それぞれ、どうして不得手なジャンルが存在しているのかと言いますと、基本的に小説家というのは、作品を作り上げる前段階――、つまり小説構成を組んでいく素材を用意する段階で、どれだけのインプットがあるのかが明暗を分けるからです。


 たとえば、私ですと苦手なジャンルは基本的に


① ホラー(怖いからゲームも読み物も映画も見られない)

② コメディ(面白いと思えない)

③ 推理系(名探偵コナン・金田一一の事件簿は全巻持っていてアニメも全部見ているけど圧倒的にインプットが足りてない)

④ 純文学(そもそも読んでない)

⑤ 歴史(歴史を人に語れるほど勉強してない)

⑥ アクション(ほとんど見ない)

⑦ 詩(やってすらいない)

⑧ 童話(書くのは好きだけど、童話メインの本を読んだことが圧倒的に少ない)

⑨ パニック(見てない)


 となります。

 ちなみに()の中はインプットをしていない理由になります。


 つまり小説を書く上で一番重要なのは、どれだけのインプットを行っているかに左右されるので、私が苦手なジャンルは基本的にインプットが足りていない結果なのです。


 なので、無理に自分の苦手なジャンルで戦おうとすると凄惨な状況になるので、本気で『小説家になろう』の自分が不得意なジャンルで戦うつもりなら、小説構成を考える前段階に膨大なインプットを行わないといけないのです。


 推理系やパニック系は、超頭脳シルバーウルフとか名探偵コナンとか金田一一を読んでいますから、ある程度は書けると思いますが、それはある程度のレベルであって本気で推理やパニック系をインプットしている人にはプロ作家の技術力で戦っても勝ち目はありません。


 何せ、小説を構成していく上での引き出しの数が圧倒的に違うのですから。

 歴史関係に関しても、これは同様で私が知っている歴史は高校卒業程度までの歴史に毛の生えた程度のモノなので、到底! 歴史を真面目に勉強している人が書く小説には勝てません――と、言うか比べるまでもなく整合性が取れていない破綻した代物になると思いますので歴史関係の小説を書くためには膨大な歴史を勉強する必要があるわけです。


 歴史を知っていて、無視して小説を書くのと

 歴史を知らなくて、小説を書くのでは


 その作品の仕上がり――、クオリティに圧倒的なまでの差がつくから。


 これは、ファンタジー系を執筆する作家にも言える訳で、ファンタジーを書くのならファンタジーに関する作品をインプットしないと引き出しが足りずに、『小説家になろう』のジャンルでのランキング戦闘において、圧倒的不利な状況に置かれます。


 なので、インプットは非常に大事なわけです。

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