輝きと影

静木名鳥

輝きと影

いつからか目に見えるほとんどが輝きを失って、つまらない物になっていた


人生なんてそんなものだと納得していた


そんな中でも生き生きと振る舞っている人を見かける事があって


あの人にはこの世界が輝いて見えるのかな、なんておもっていた


自分はもうこの影から抜け出せない。このままなんとなく足掻いて生きて死んでいくだけだと信じて……


輝いている世界を見るためには自分自身が輝かないといけない事に気づいた。


自分が光源になれば影すら見えない、みえたとしても気に留める余裕すら無い輝きに身を置く事が出来る。


今いる影から日向に出るのは踏ん張りが必要だ、まだ目が光に慣れないうちは頑張るしかない。


その先にある眩い世界で生きたいのなら。


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輝きと影 静木名鳥 @sizukinatori

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