貴方を愛してます

林花 集

第1話 メリークルシミマス

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注意事項

作者は頭が悪いです。でも頑張ります

誹謗中傷はやめてください、悲しくなる

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今日は待ちに待ったクリスマスだ。

今日という日が楽しみだった。何故なら僕には彼女が居るからだ。今日は彼女に喜んでもらうためにプレゼントも用意してある。

前にデートした時に物欲しそうな目でネックレスを見てた。それをプレゼントしたらどんな表情をするか楽しみで仕方なかった、盛大に喜んでくれるかな?それとも泣いて喜ぶだろうか?

まぁなんにしろ喜ぶ事に違いはない、あぁ早く彼女の喜ぶ顔が見たい。…そうだチョコレートケーキも買ってあげよう。もっと喜ぶに違いない。

時計を見る。10時49分だった。これはまずい。早く帰らないと拗ねてしまう。

しかし、そんな彼女も見たいなと思ったが喜ぶ顔の方が見たいので急いで走ってアパートに向かった。

愛おしい彼女と一緒に住んでるアパートにいち早く帰る為に。


急ぐあまり何度か転けそうになったが何とか踏ん張った。自分でもよくやったと思う。


そして彼女と住んでいるアパートに着いた。



「…ぁん♡」


(はっや…クリスマスだからって盛ってんなー…まぁ僕も数時間後には盛るだろうけどさ…てか!山下さんのこと考えろよ!彼女いない歴=年齢の人なんだぞ!可哀想じゃないか!)

そんなくだらないことを思いながらドアノブに手をかけた。

しかしひとつ気になった事があった。それはさっきの喘ぎ声だった。どこか聞いた事があった事と自分の借りてる部屋に近づく度にはっきり聞こえるようになってる。


(まさか…な…)


恐る恐る静かにドアを開ける。念のために。

玄関を見ると知らない靴があった。


いやいや…え?


…いやまだ浮気していると決まった訳じゃない、もしかしたら1人でしているかもしれないじゃないか、いやそうに違いない、それしか有り得ない。

そう思い込み声のする寝室のドアを開けた。


…そこには彼女によく似た雌と社会の癌を擬人化の様な雄が居た。


驚く事に僕がドアを開けてもそれに気付いていなかった。互が互いを激しく貪り合い、まだ足りぬとばかりに行為は続いた。その姿はまるで獣だった。


ドサッ


ケーキの箱が落ちた。そこでようやく二匹の獣が僕の存在に気付いた。

彼女に良く似た雌は僕の顔を見るや否や慌てふためいた。社会の癌を擬人化した雄は行為の邪魔をされ苛立っていた様子だった。



ハハハ………メリークルシミマス…

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