第144話 大事にされている

 今日の患者は橋本智子17歳である。

渋沢吾郎:どうしましたか?

橋本智子:高校生男子って、付き合っていてもエッチまではいかないけどそうゆう事したいと思わない人もいるんですか?彼氏にそうゆう目で見たくないって言われました。さすがに最後までは怖いし、まだまだ早いと思うけどイチャイチャぐらいいつかはしたいです。私に魅力がないのでしょうか?

渋沢吾郎:大事にしたいと思っているんじゃないんですか?魅力があるから付き合っているのだと思います。心配はいりません。

橋本智子:なるほど。そういう人もいるんですね。

渋沢吾郎:はい。でも、あなたから急に抱きついてみたりしたらどうですか?そういうのもありだと思います。

橋本智子:そうですよね。それぐらいはいいですよね。

渋沢吾郎:でも、あなたは彼氏に大事にされているんですよ。これは忘れないでくださいね。

橋本智子:わかりました。ありがとうございました。

 今日は夜は清子は残業でいないため、吾郎は一人でビールを飲んで寝た。


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