第114話 やる気が大事
今日の患者は南晴美17歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
南晴美:偏差値36の底辺高校に通っている高3の女です。将来の夢は看護師です。小学校の頃から勉強ができず、中学校でも勉強に対する意欲が湧かず、名前を書くだけで入れるような底辺高校に入学しました。 底辺高校に入学して、周りのレベルの低さに流され(自分も人のことを言えませんが)欠席を繰り返してしまい、補習を受けてギリギリの進級でここまで来ました。 今は休校中ですが、進路について考えなくては、と思い何度も考えて絞り出した結果が「看護師」という職業でした。 辛い仕事だということはわかっています。ドラマで見た看護師への憧れから始まり、こんな自分でも人の心救いたいと思うようになったのが理由です。しかし、看護の専門学校へは、今まで欠席を繰り返してしまったことが原因で推薦ももらえないので、面接や筆記試験で受けるしかありません。勉強すれば受かると思いますか?今の学校の中では学力は平均です。
渋沢吾郎:まずは大事なのはやる気です。偏差値が30から70に上がった人がいる人もいます。そういう人は目的を持ったから偏差値を上げることができたのです。あなたは目的を持ちました。あとは、やる気と勉強時間と勉強をする効率です。モチベーションが保てればできると思います。
南晴美:わかりました。やるきですね。
渋沢吾郎:そうです。
南晴美:ありがとうございました。
と、南晴美は納得して帰った。
そして夜、今夜は清子は仕事で忙しいため、吾郎と健太と奈美の3人で食事をして遊んで寝た。
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