第101話 公務員の仕事
今日の患者は山川紀子18歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
山川紀子:4月から公務員として働いています。前々から公務員は叩かれることは知っていましたが、働き出して思ったのは、公務員がいないと生活が成り立たなくないですか?クラスの友達から元気にしてるー?などのLINEが来ましたが、「税金泥棒しっかり仕事してるかー?」という風に書かれていたことにたいし腹が立ちました。この友達も一般大手企業で働いています。しかしコロナの影響でまだ入社式もしてなく、自宅待機状態で給料は発生しているそうで手取りだって友達の方が高いのに、それにもう私は仕事だってしてます。ちょっと理不尽じゃないですか?それに、なぜ公務員は叩かれるのでしょうか?
渋沢吾郎:そうですね。我慢することもお金をもらっている以上、仕事ですので耐えてください。また、公務員の方が給料が低いと言いますが、公務員は業績が悪いからと言って簡単にやめさせられることはありません。ですので、待遇はいい方なんですよ。一般の会社なら何かあれば首を切られることがあります。だから、我慢してください。また、給料は公務員は徐々に上がります。また、内部で資格を取って責任職につけば、給料は上がります。ですので、負けずに頑張ってください。
山川紀子:わかりました。クビがないだけましなのですね。
渋沢吾郎:そうです。ですので、頑張ってください。
山川紀子:ありがとうございました。
と、山川紀子のカウンセリングは終わった。
そして夜、吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:なあ、清子。公務員は何かと大変だな。
渋沢清子:大変なのは公務員だけじゃないよ。みんな大変よ。
渋沢吾郎:だが、公務員は責任職だよな。
渋沢清子:でも、その代わりに倒産することは無いから安心だよね。
渋沢吾郎:そうだな。俺の会社も倒産しないようにしなきゃな。
渋沢清子:コロナは大変だよね。みんな精神的にまいっているんじゃない?
渋沢吾郎:そうだな。で、清子。今日も求愛したいけどいい?
渋沢清子:求愛という動物的な言葉じゃなく、普通にHでいいじゃん。
渋沢吾郎:たまには表現を変えようと思ってな。
渋沢清子:じゃあ、今日も楽しくいきましょ。
と、今日も吾郎と清子は求愛行動をした。
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