第98話 大学の授業と勉強の両立の悩み
次の患者は木内雄太18歳の悩みである。
渋沢吾郎:どうしましたか?
木内雄太:バイト辞めたいです。オープニングスタッフで、18~23時で入ったのですが、大学の授業との両立が思った以上に難しく、シフトに4回しか入ってないですが、もうすでに辞めたいと思い、店長にお話をしました。今月いっぱいで辞めさせてもらえる事になったのてすが、できれば今すぐ辞めたいです。難しいでしょうか。
渋沢吾郎:私は、自分が無理ならしょうがないと思います。ですが、今月は頑張って見たらどうですか?テストまでには時間は十分あると思います。確かに、大学の授業は教科書通りではありません。ですので、勉強に十分に時間を費やしたいという気持ちはわかります。ですが、世の中は一番大事なのは仕事です。仕事をするために、勉強しています。また、何のために仕事をするのかは生活のためです。あなたが、今、生活ができるのであれば、勉強のために時間を作るのもいいと思います。しかし、仕事も勉強です。仕事も最初は大変と思うかもしれませんが慣れてきたら後は単純作業の繰り返しです。ただ、時間を見ると、勉強時間はあまりなさそうですね。勉強のためにやめたいのであれば、辞めるのも一つでしょう。単位が取れなければ、意味がありませんからね。
木内雄太:なるほど。今辞めることにはどう思いますか?
渋沢吾郎:今やめてもいいですが、一回バイトで契約した以上責任と約束は果たしたほうがいいと思います。1か月でやめれるのであれば、それまでがんばったらいいと思います。
木内雄太:わかりました。非常に参考になりました。1か月は頑張ってみたいと思います。ありがとうございました。
と、木内雄太は納得して帰っていった。
夜。吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:なあ、清子。学生のバイトってどう思う。
渋沢清子:大変よね。シフトを変更させたりしてもらうこともあったよね。
渋沢吾郎:人生いろんな経験を積んだ方がいいよな。
渋沢清子:そうね。
渋沢吾郎:清子。今日いいことあった?
渋沢清子:あったよ。今、あなたとハグしながら話したいること。
渋沢吾郎:ハグっていいよな。心が本当に落ち着く。
渋沢清子:あなた。今日はずーとハグしながら寝てようね。
渋沢吾郎:そうだな。たまにはいいな。
渋沢清子:いつもしてるでしょ。
と、吾郎と清子はお互い幸せハグで一晩過ごした。
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