カウンセラー吾郎
小幡信一
第1話 字がかわからなくなった青年
病の多いこのの現代社会で、精神的にまいっている人を影で支えていたカウンセラーがいた。そのものの名は渋沢五郎という名である。ある日、吾郎は妻の清子の愛情たっぷりの朝食を食べて今日も病院へ働きに出かけた。吾郎の家族構成は36歳の五郎と34歳の妻清子、そして12歳の健太に7歳の奈美の四人で構成されている。
今日も、難題を抱えている患者が入ってきた。
渋沢吾郎:いかがですか?
内藤高志:じつは文字を忘れてしまいまして、字が読めなくなりました。急に頭が馬鹿になってきたんです。どうしたらいいのかわからなくいろんな病院にいっても答はなく噂で聞いた五郎先生に何とかしていただこうと思いまして。
渋沢吾郎:今は大学生ですか。
内藤高志:はい。それだけに文字が読めなくなったのは本当に辛いです。
渋沢吾郎:それは難しいですねえ。でも、あなたはしゃべることはできています。自分で表現することはできています。大丈夫です心配いりません。自分が表現しているものを理解しているのであれば、小説を書いてみてはどうですか?あなたが書いた小説は自分で書いたため理解ができます。そういう方法をとれば文字を思い出すのではありませんか?
内藤高志:なるほど。早速やってみます。
そして3ヵ月後
内藤高志:五郎先生。見事に文字を思い出しました。何とかなりそうです。
渋沢吾郎:そうですか。それは良かったですね。
と、吾郎はまた1つ問題を解決した。
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