第510話 2月8日(水)愛ちゃんの自己紹介

 今日から、生徒会としてのレボ部も始まります。まずは佐々木が、今日全員に生徒会新聞で生徒全員の声をかけました。ミス・勲風学園ガールコンテストの提案です。これは結構うけたのですが、立候補は美子ちゃんの占いによると、レボ部以外は田中美奈さんと、小島香さんと、羽島亜里沙さん。の三人だけらしいです。みんな面白がっているけど立候補が少ないのはプライベートが明らかになるからだそうです。レボ部からは愛ちゃんと朝ちゃんが出るらしいのですが…。その前にレボ部内のミス・レボ部コンテストを始めます。では前置きは長くなりましたが、スタート。

佐々木:じゃあ、みんな、今日は愛ちゃんから始める。まずは審査員の質問から。

名取:佐々木君。ミス・勲風ガールは審査員はレボ部?

佐々木:もちろん。では、審査員の質問から始める。じゃあ、はじから言ってみよう。

助平:じゃあ、愛ちゃんのブラジャーのサイズは?

亀山:そういうことを聞くのね。・・・。

助平:本当はスリーサイズを言ってもらおうと思っているんだけどね。

秋山:で、合計して平均値を出す。

角田:スリーサイズの平均値って何の意味があるの?

川村:私のブラジャーのサイズはCカップ。今後はEまで伸ばす予定です。

角田:予定より今が大事なんじゃないか?

助平:じゃあ、角田。何か愛ちゃんに質問してみろよ。

角田:助は包茎?

助平:角田。俺の情報は関係ないだろ。

川村:包茎です。

助平:高校生はみんな包茎なんだけどね。

亀山:なんで、この答えで、みんな安心するの?

秋山:じゃあ、今度は愛ちゃんの好きな言葉を言ってください。

川村:愛は勝つ。

名取:なんかワンパターンだわね。みんなの前でもそういうつもり?

角田:俺は、愛は勝つで、勝つはメンチカツがいいんじゃないか?

助平:どこがいいんだ?

阿曽部:じゃあ、愛ちゃんの年収は?

川村:阿曽部君から去年は20万もらいました。

阿曽部:そこで、僕を出さないでよね。

亀山:じゃあ、そういう質問しなければいいんじゃない?

佐々木:じゃあ、今の偏差値は?

川村:60代。

亀山:えー。それも聞くの?

前田:なんか、これじゃあ、みんな出たがらないよね。

長崎:愛ちゃんの好きな中華料理は?

川村:カツ。

長崎:カツは中華じゃないじゃん。

川村:でも、中国人は食べるでしょ。

角田:愛ちゃんの切り返しってすごいね。

佐山:できる忍法ある?

川村:忍法投げキッス。と、忍法パンチラ。

亀山:なんか。愛ちゃんが有利になしそうな質問ばっかだね。

角田:愛ちゃんの出身地は?

川村:ママのお腹。

水戸:好きな学問は?

川村:恋愛心理学。

佐々木:とこんな感じか。愛ちゃん。本番はこんなもんじゃないからね。

 と、皆さん掴めたでしょうか。またね。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る