第324話 11月20日(火)今後のレボ部の相談

 今日もレボ部は始まります。今朝の静香ちゃん家からです。では、スタート。

名取:清彦君。おはよう。

秋山:おはよう。今何時。

名取:6時30分よ。

秋山:昨日の宿題をしているうちに寝ちゃったね。

名取:せっかくもう1夜あかせると思ったのに。今日の夜は家族が帰ってくるからこの生活も終わりだね。

秋山:じゃあ、朝ご飯食べよう。何がある?

名取:目玉焼きでも作ろうか。それともサンドウィッチでも作る?

秋山:うん。そうだね。

名取:じゃあ、卵とツナだね。あと、ピザパンがある。どうする?

秋山:ピザパンがいいな。静香ちゃんは?

名取:私はツナサンドにする。

 と、食事をして学校へ出かけた。今日も学校で、部活が始まります。ではスタート。

佐々木:じゃあ、今日も活動をやろうと思う。これから何がやりたい?

名取:料理大会がやりたい。

川村:例えば何を作るの?

名取:卵焼きとか、目玉焼きとか。

川村:両方とも元素は同じじゃない。

助平:愛ちゃん。元素じゃなく食材っていってよ。

佐々木:で、他のものは何がやりたい?

秋山:サンドウィッチをつくろうよ。

佐々木:清彦も食事系ね。後の者は?

川村:運動は?

秋山:動画を文章で書くのは難しいんじゃないかな。それに、バントでホームランって言っても誰も信じないよね。

助平:俺は、バントでホームランなんて聞いたことはない。

角田:それに人数がいない。美華ちゃん軍団を加えても女子対男子で9対8になる。

水戸:女子対男子だと接戦になるわけだな。

角田:水戸。点数なわけねーだろ。人数の話だ。

水戸:俺もボケてきたかな。

助平:御老公だからな。

佐々木:で、バスケだとサスケが3Pいや、4P得点するだろう。

佐山:4Pは無理だ。

前田:女子を3人相手にしていたんだからね。できるかもね。

佐山:バスケットのルール上無理だっつーの。

川村:バレーはどう?

名取:言葉で表現できないわよ。

川村:じゃあ、バレエはどう?

名取:それも駄目だっつーの。

川村:じゃあ、どうするのよ。

名取:やっぱりスポーツじゃなく食べ物は?

助平:例えば、果汁39パーセントジュースとか。

長崎:偉い中途半端な果汁だなあ。

秋山:ミートソースでジャストミートってどう?

名取:そのダジャレジャストミート。

朝霧:ゴキブリもイチコロコロッケは?

名取:朝ちゃん。それって、人間も食べれないと思うよ。

亀山:カレーは?

名取:過去にやったのよ。ね。みんな。

川村:そうだっけ?

名取:愛(怒)。

佐々木:でも、カレーは盛り上がったな。

名取:でも、今度はカレーのようにはいかないわよ。具材を分けてそれぞれやらなきゃね。

長崎:しょうがない、しょうが焼きにするか。

名取:また、だじゃれ系統だわね。

長崎:それじゃあ、カップラーメンがいい?

名取:それじゃあ、お料理教室の意味がないじゃない。ヌードルにお湯をかけるだわよね。

川村:お湯をかける少女って昔はやらなかったけ。

名取:勝手に作るんじゃない。

助平:じゃあ、今度はヌードルじゃなくヌードにお湯をかけたら?

名取:それはシャワーと同じじゃない。

亀山:でも、静香のツッコミってすごいね。

名取:私、ツッコミ役だから。

佐々木:で、なにやる?餃子でも作る?

名取:ここで臭わない餃子っていったらひっぱたくわよ。

助平:静香ちゃんこわー。

川村:静香。自分が臭わない餃子って言っているんじゃない。

長崎:じゃあ、臭わない銀座はどう?

名取:町を食べられるわけないでしょ。

阿曽部:じゃあ、ウナギでも食べる?

名取:それってスーパーで買って温めれば終わりよね。

亀山:料理系はなんか全部だめだね。

秋山:お好み焼きはどう?

名取:清彦君に賛成。

川村:静香の清彦君びいきは凄いね。

名取:私の清彦君のいびきが凄い?日本語おかしくない?

川村:静香がわざと間違えたんじゃない。

秋山:静香ちゃん。僕いびきかいてた?

名取:ううん。たぶん聞こえなかったよ。

川村:この会話、静香。清彦君と寝たの?

名取:寝ただけよ。

川村:本当?美子?

神山:昨夜は寝ただけだけど、その前の夜は楽しんでいたね。

名取:美子。ゲームで楽しんでいただけよね。

神山:そうね。体を使ったゲームだね。

名取:美子。これ以上言わないで。

神山:内緒にしてあげる。

川村:で、体を使ってゲームって何?

名取:単なる筋トレだよね。

秋山:そうだね。

川村:で、ゲームって何?筋トレがゲームなわけないじゃん。

秋山:ジャンケンで負けたら筋トレをやるというゲーム。

川村:そんなゲームあるわけないじゃん。白状しなさい。

名取:ちょっとHしたぐらいでなんで責められなきゃいけないの?

川村:攻めているのはHじゃなく夜の事をはっきり言わないから。

助平:でも、静香ちゃんを手玉に取る清彦はすげー男だな。

秋山:なんか僕は癒しになるみたい。

川村:でも、Hがちょっとっていうのも本当かなあ。

名取:愛。ちょっとなものはちょっとなの。

助平:でも、愛ちゃんとの生活も楽しいなあ。

名取:で、話は戻るけどこれから何をやるの?

助平:もう話を戻すの?

名取:1行も無駄にしたくないの。

助平:今ので1行無駄になったな。いや、俺のを合わせて2行だな。

名取:助はシカトして、何やる?

佐山:忍術の修行でもやる?

名取:それはみんなができることじゃなきゃだめだよね。

佐々木:やっぱり勉強系で行くか?クイズとか

名取:私は料理系がいいな。

朝霧:静香ちゃんは理系なの?

名取:理系じゃなく料理系。

朝霧:じゃあ、料文系ってある?

名取:朝ちゃん。辞書引きなよ。たぶん載ってないからさあ。

阿曽部:僕はゲーム大会だね。

助平:お、新しいのが出た。

名取:どういうやつ?

阿曽部:カードに命令を書いてその通りにしなきゃいけないっていうゲーム。

名取:それ面白そうね。みんなやる?

佐々木:試しにやってみよう。

阿曽部:じゃあ、ここにカードとペンがあるからそれを取って書いてね。

助平:阿曽部やけに手回しがいいじゃねーか。

阿曽部:美子ちゃんが教えてくれたんだよ。

神山:阿曽部君言わないでって言ったでしょ。

朝霧:阿曽部君。不倫?

神山:そうじゃないよ。ね、佐々木君。

佐々木:俺はあらかじめ情報は入っていたけど、不倫は酷いなあ。

神山:だから、不倫じゃないって。

名取:というわけで、カードゲームでもやりますか?

水戸:なんか、このカードゲームで人間関係がめちゃくちゃになる気がする。

名取:助なんか裸で逆立ちしろって書きそうよね。

助平:静香ちゃん。いくらなんでもそれはないよ。ただのさかだちだよ。

川村:助。そうやって他の女子のパンティー見ようとしているでしょ。

神山:でも、みんなはブルマを履いているか大丈夫よ。

佐々木:で、止めにするか。カードゲーム。

秋山:女子が可哀想だからね。

名取:愛のことだから、オッパイ揉みましょうって書くつもりでしょ。

川村:静香。って、エスパーだったっけ?

名取:長年の付き合いでわかるの。

佐々木:というわけで、止めにしよう。

助平:代わりに何するの?

名取:料理よ。料理はどう?

秋山:三食食べるとしたらみんなどのメニューにする?

川村:赤黄緑の三色のピーマンを食べます。

名取:愛はそれでいいわけね。

川村:ピーマンというのは嘘ジョークよジョーク。

助平:でお、静香ちゃん。時間ねーぜ。これからだと。

神山:それなら阿曽部君の家でやればいいんだよね。ね。阿曽部君。

阿曽部:そうだね。具材はうちのスーパーで買えばいいよ。

朝霧:阿曽部君。美子ちゃんのことなんで私に話してくれなかったの?

阿曽部:特に理由はないけど?

朝霧:不倫?

阿曽部:誤解だよ。

名取:で、料理何作る?

前田:秋なのに春巻きってどう?

名取:みんなはどう?

川村:私はハンバーグとフライドポテト。

名取:それって、マックと変わらないわね。

川村:静香ってなんでいつも私の言うことにケチをつけるの?

名取:ボケに突っ込んでいるだけじゃない。それにつけるのはケチじゃなくケチャップ

秋山:お好み焼きは?とにかく好きな具材をぶっこんでさあ。

長崎:例えばトロとかウナギとか?松坂牛とか?

阿曽部:なんで、高い物ばかり選ぶんだ?それにお好み焼きとは合わないだろ。

名取:で、いい加減何にするの?

長崎:お湯加減は100℃だぞ。

名取:チャンポン。神経が逆なでするようなわざとらしい間違いは無しにしてくれない?

川村:すき焼きにしない?それなら嫌いなものがなくていいよね。松坂牛も食べれるよね。

阿曽部:愛ちゃん。僕がお金を出すのが解って言ってるの?

名取:でも、シイタケ嫌いな人いるでしょ。

長崎:はーい。ここにいます。

水戸:俺も。竹とは縁が悪くてなあ。

名取:でも、シイタケはぶっこむからね。

長崎:入れないんじゃないの?

名取:でも、味付けには丁度いいのよ。

長崎:丁度って何度だ?100℃か?

名取:また、100℃って言う。373Kって言わないだけましよね。

川村:後は春菊秋だけどね。

朝霧:滝のようなシラタキ。

阿曽部:後は、白菜にシイタケに牛肉だね。牛肉は松坂牛じゃないけどいい?

川村:じゃあ、神戸牛?

阿曽部:そんな感じだね。

亀山:あと、すっぽん入れる?味付けにはいいよ。

阿曽部:スーパーには売ってないよ。残念ながら。

助平:すっぽんがないんならすっぽんぽんにした方がいいよな。

亀山:助平君。それどういう意味?

秋山:僕は心が温まるホットケーキがいいな。簡単でいいでしょ。

名取:清彦君。それって、手抜きじゃない?

助平:お、静香ちゃんが珍しく清彦を突っ込んだぞ。これは離婚か?

名取:助。まだ、結婚していません。でも、ホットケーキもいいわね。

阿曽部:ホットケーキならうちに具がたくさん残っているから使ってもいいよ。

名取:となると、ホワイトクリームが欲しいわね。

川村:ショートクリームじゃないの?

名取:どちらも同じじゃない。ってなわけでショートクリームつくる?

長崎:電源がショートするんじゃないか?

助平:ずいぶん危険なショートケーキだ。

名取:あんたらが危険にしているんでしょ。本物は安全よ。

佐々木:なんか、ホットケーキが食べたくなってきたなあ。

名取:心が温まるホットケーキでいきましょう。異存がある人は?

神山:私は反対。みんなには悪いけどホットケーキは今日は大凶よ。

名取:いいと思ったのにな……。

神山:今日運があるメニューは納豆よ。

名取:美子。納豆はないんじゃない?

神山:じゃあ、卵ご飯。

名取:シンプルすぎるよ。

神山:今日はシンプルじゃないと大凶なのよ。

名取:じゃあ、しょうがないから冷凍餃子って感じ?

神山:うん。

名取:なんかつまんないわね。

秋山:でも、僕は冷凍餃子が好きだよ。

名取:清彦君がい言っているから冷凍餃子にしよう。

助平:おいおい。

長崎:清彦がいなきゃ先に進まないな。

名取:じゃあ、デザートは…。

神山:静香ちゃん作る系統は全部タブーよ。全部大凶。

名取:フルーツパフェとか駄目なの?

神山:ダメ。

秋山:プリンはどう?胸のようにプリンプリンだよ。

名取:清彦君。みんなの前で下ネタ使わないで。

助平:胸だから上半身だから上ネタじゃねーか。

名取:助はうるさい。

川村:でも、プリンはどうかな?

神山:買うだけならいいと思うけど…。

名取:じゃあ、プリンと冷凍餃子ね。

阿曽部:プリント冷凍餃子ぐらいならうちの冷蔵庫にあるよ。

名取:阿曽部君。手際よすぎ。

阿曽部:善は急げって言うしね。

佐々木:じゃあ、これから阿曽部のうちに行こう。美華ちゃん軍団も呼ぶことにする?

長崎:今、受験勉強で大変なんだよ。

名取:美華ちゃん達公立じゃないの?

長崎:国立だって。で、友子ちゃんが美華ちゃんと雪絵ちゃんに勉強を教えているわけ。

佐山:友子ちゃんはあの年齢で東大クラスだからなあ。

佐々木:じゃあ、美華ちゃん軍団はよそにしておいて、レボ部は阿曽部のうちに行こう。

 と、レボ部は阿曽部のうちへ行った。

名取:ガスコンロはいくつある?

阿曽部:7つ。で、みんなで冷凍餃子を食べよう。

名取:あっという間に料理終わるね。

 と、みんな冷凍餃子を焼いた。

名取:本当にあっという間だったわね。1行で焼けたわね。

朝霧:私がしゃべると2行になるんだよね。

名取:後はプリンをみんなに分けて、いただきますだよね。

亀山:で、座る席はどうする?

佐々木:そうだな。適当に座ってくれや。

助平:俺は移動しながら食べるか。

阿曽部:みんな。昨日のうちのスーパーの残り物があるけど食べる?

助平:あるならあるって言ってよな。

阿曽部:かッラっとから揚げとか、チキン肌の焼き鳥とか。

助平:鳥系等が余っているな。

長崎:さすがに犬系等はないでしょ。

阿曽部:ドックフードがあるけど食べたい?

長崎:そっち系ね。

名取:1コロコロッケがある。本当に丸いわね。

阿曽部:球タイプのコロッケもいいでしょ。

名取:新しいタイプのコロッケね。

秋山:でも、新しいタイプでも旧(球)タイプのコロッケなんだよね。

阿曽部:じゃあ、後は残り物をここに置くからみんな適当に食べて。

 と、みんな食事をし出したんだ。で、今日のレボ部は終わります。また次回へ続きます。では、さいならさいなら。


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