第313話 11月9日(金)僕と静香ちゃんの恋愛物語第4話

今井:では4話目開始。

名取:清彦君。将来の夢は何?

秋山:宝くじを当てることかな。

名取:なんかそれ、寝ている時の夢じゃないよね

秋山:よくわかったね。で、静香ちゃんは?

名取:私はロト6を当てることかな。

秋山:で、静香ちゃん。それって、僕と似てない?

名取:私は清彦君と同じでいいの。

秋山:なんか静香ちゃん徹底しているよね。カレーも同じだし。

名取:でも、デートっていいよね。相手がよくわかるよね。

秋山:で、ホテルのレストランの後はどこに行く?

名取:そうね。指輪が欲しいわね。

秋山:静香ちゃん。もう結婚?

名取:うん。

秋山:そうかあ。じゃあ、デパートに行くか。

名取:シャネルがいい。

秋山:贅沢だね。

名取:出資者は阿曽部君だからいいんじゃない。今回は。

秋山:いや、僕のおごりだよ。

名取:清彦君。ありがとう。

秋山:いいえ。どういたしまして。

名取:じゃあ、デパート行こう。

秋山:歩いて?それともタクシー?

名取:歩ける距離でタクシーだめでしょ。

秋山:じゃあ、歩こうね。僕の人生と一緒に。

名取:それそれって、プロ何とか?

秋山:プロポーズであって、プロ坊主(ボウズ)じゃないよ。

名取:わかっているって。

秋山:でも、あったその日にプロポーズは凄いよね。

名取:だって、これって、私のインスピレーションだからね。

秋山:お互い気があいそうだね。気が早いところなんか。

名取:でも、この話は内緒よ。まだ、誰にも話さないでね。話したら離婚よ。

秋山:結婚届を出す前に離婚届けはないよね。

今井:カーッと。

 と、今日の第4話目は終わった。

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