第310話 11月6日(水)僕と静香ちゃんの恋愛物語第1話

 今日は僕と静香ちゃんの番です。今回はどうなる事でしょうか?

佐々木:では、スタートでいいな。

秋山:O.K.

名取:私も。

今井:じゃあ、スタート。

 出会いは突然始まった。

名取:この階段が縁結びの神社の階段ね。

 と、静香ちゃんは階段を登り切った時、清彦という男の子に会った。

秋山:こんにちは。

名取:こんにちは。なんかさっそく願いが叶っちゃった。

 と、静香ちゃんは僕がまだ何も言う前に恋人になる予感を察した。

秋山:願いが叶ったって何が?

名取:私から言うの?

秋山:君から言わなきゃわかんないじゃん。

名取:実はこの階段を登り切ると私の恋人が現れると聞いたの。キャー。

秋山:そうか。それは嬉しいなあ。僕も君のような人が欲しかったんだ。僕の名前は秋山清彦。君の名は?

名取:私は名取静香。名前の通り静かな人間です。

秋山:静香な割には結構喋るね。で、静香ちゃんと呼んでいい?僕のことは清彦君って呼んでいいからさあ。

名取:うん。

秋山:でも、今日の桜きれいだね。静香ちゃんのようだよ。

名取:お世辞もうまいわね。

秋山:おせちもうまいよ。

名取:桜の下でおせちでも食べるの?

秋山:お花見だよ。2人だけの。

名取:で、清彦君はどこの学校?

秋山:勳風学園静香ちゃんは?

名取:私も勳風学園。同じ学校だね。今日は4月1日だね。学校まで一週間あるから、いろいろデートしようよ。

秋山:いいよ。

 と、学校までの7日間デートをすることになった。

今井:カーッと

佐々木:今のは第1話だね。第2話は4月1日のデートその1だ。今のうち打ち合わせして。

 と、今日から僕と静香ちゃんの恋愛物語が始まった。これは実話です。では。

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