第305話 11月1日(金)助と愛ちゃんの恋愛物語第3話

 今日も助と愛ちゃんの恋愛物語は続きます。

佐々木:次は映画館だな。まずは映画館でも待ち時間からだ。今井さんいですか。

今井:いいそ。スタンバイO.K.?

川村・助平:はい。

今井:じゃあ、スタート。

川村:なんか古臭い映画勘ね。

助平:俺が選んだんだ。古風あるだろ。

川村:で、助は今言いたい一言は何?

助平:「愛ちゃんとホテルに行きたい」

川村:いいよといったら?

助平:携帯で写真撮る。

川村:写真は撮られるわけにはいかないよね。

助平:ちっ。ダメか。

川村:で、いいよといったら?

助平:大事な所はモザイクして裸でとる。

川村:裸で写真撮るだけ?

助平:じゃあ、その次はプレイする。

川村:プレイってファミコン?

助平:愛ちゃん。ファミコンンは古いんじゃない?恋愛ソフトもないぞ。

川村:助はファミコンで収まる男なわけ?

助平:いや、そんなわけないじゃん。

川村:じゃあ、はっきり言ってよ。「やりたい」って。

助平:「や、や、や、や、やり、やり、やり、やり、やりるれろ」

川村:助の根性なし。

助平:愛ちゃんは本当にやる気だったのか?

川村:もちろん。

助平:物語の中でも?

川村:もちろん。

助平:でも、俺たち高校生だぞ。

川村:でも、法律違反じゃないよ。

助平:わかった。俺も男だ。まずはこの映画を見てからだ。

 そして、その映画はアダルトな映画だった。

川村:なんか、私、あの男優、全然優しくない。

助平:だが、高校生が見る映画じゃないよな。

川村:で、助。これからどうする?

助平:そうだね。次は昼飯だね。どこに行く?

川村:そうね。小山焼肉屋さんがいいんじゃない?

助平:そうだな。まずは鋭気を養わないとね。

川村:なんか、二人で遊ぶのもいいよね。

 と、二人は小山焼肉屋さんへ行った。


今井:カート。

佐々木:次は雪絵ちゃんの出番だよ。大丈夫?

小山:私はこういう時にしか役割がないから頑張ります。

増田:雪絵。ファイトー。


宮下:でも、なんで寿司屋じゃないんですか?

増田:美華。脇役はなるべく雪絵に譲るのが今回の決まりじゃない?雪絵だけ恋人がいないんだから。

佐々木:じゃあ、明日は第4話小山焼肉屋での会話だな。


助平:というわけで、明日は焼肉をお腹の空いたみんなの前で食べるぞ。

阿曽部:助。それは残念でした。みんな焼肉屋のお客として出るから。

佐々木;というわけで、みんなの残さず食べるように。

 というわけで、今日は終わります。


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