第259話 10月1日(水)学園祭3日目その7

 次は水戸と、久美ちゃんの会話である。

水戸:これから何しようか。

前田:勉強でもする?

水戸:学園祭なのに勉強?

前田:バイオテクノロジーの研究成果を生物部が発表しているの。

水戸:それは面白いなあ。高校生でバイオテクノロジーの研究は驚きだね。

前田:でも、ネズミは可哀そうだよね。カエルもね。

水戸:人類のためだからね。

前田:生物部の真骨頂は人間はどこまで進化できるかっていう話だよね。

水戸:俺たちギャグ忘れていない?

前田:たまには知的な話で行くのもいいんじゃない?

水戸:ロボットの話をしようか。

前田:うん。

水戸:今はロボットは信一さんが深沢恭介という名前で、小説があるよ。名前は「アンドロイドワールド」

前田:でも、出版社が破産したんだよね。

水戸:これはしょうがない。経営方法に間違いがあった。宣伝に力を入れていなかったからね。

前田:で、ロボットと人間はどっちが上なんだろうね。

水戸:俺は人間だと思う。人間が新しいものを開発し続けるからね。

前田:で、ロボットも常にダウンロードしているからね。

水戸:で、有機レベルの細胞がロボットの一部品になっているよね。

前田:細胞が部品になるわけね。で、固まれば組織ができる。社会にも組織ができる。

水戸:その考え凄いね。

前田:で、生化学が一番ポイントになるのよね。

水戸:で、バイオチップって知ってる?

前田:知らない。

水戸:人体で言えば酵素で、有機レベルで存在するんだよ。

前田:それ凄いね。

水戸:で、バイオチップは機能がある細胞の物質なんだよね。

前田:なるほど。

水戸:で、バイオチップで病気を治すこともできるんだよ。

前田:ガンとかかあ。

水戸:なんかガーンときただろ。

前田:ショックはうけてないよ。

水戸:で、ファージって知ってる?

前田:それって細胞を破壊する物体だよね。

水戸:そう。核を壊す微生物だよね。

前田:で、微生物を使って体を健康にするという考えもある。

水戸:ミドリムシのようにだね。

前田:そうそう。

水戸:で、なんか面白いことないかなあ。

前田:水戸君は何が好きなの?

水戸:久美ちゃん。

前田:それはものじゃないよ。私だよ。

水戸:じゃあ、正義の味方、水戸黄門のように。

前田:黄門組は有名だったよね。黄門なだけにトイレ掃除をやっていたのは偉いよね。肛門組にいた方がわかりやすいと思う。

水戸:でトイレに鵜ときには「トイレにいっといれ」というんだよね。

前田:でも、トイレ掃除をやると運気が上がるらしいよ。

水戸:久美ちゃんは美子ちゃんみたいなことを言うよね。

前田:でも、社長でトイレ掃除をやっているのは多いらしいよ。

水戸:ところで久美ちゃんは何かないの?

前田:私はレボ部の中では一般的な高校生なのよね。他のレボ部の方は完全にレボ部病だよね。

水戸:で、久美ちゃん俺って何が好きだともう?久美ちゃん以外で。

前田:旅行かなあ。黄門組なだけに。

水戸:久美ちゃんは好きな黄な食べ物は何?

前田:素敵なステーキ。

水戸:うまいね今の。

前田:そうね。ステーキの焼き加減がいいよね。コショウがきいているのかな。

水戸:いや、味じゃやなくだじゃれなんだけど。

前田:あーあ、ステーキが食べたいな。歓喜祭に確かステーキ屋があったような気がする。

水戸:わかった。わかった。ステーキおごってあげる。

前田:水戸君素敵。

水戸:任せなさい。

 そして、2人はステーキを食べた。

前田:まあまあかなあ。

水戸:雪絵ちゃんの焼肉屋の方が上だな。

前田:雪絵ちゃんにくいよね(肉いよね)。

水戸:雪絵ちゃんの得意技は肉だから2×9=18で、18番の必殺技になるよね。

前田:食べたら踊りたくなる味よね。焼肉の舞をね。

水戸:コスチュームを作らなきゃね。踊りのコスチューム。

前田:で、次は何をする?

水戸:ウサギとカメについて論じてみようか。

前田:じゃあ、私がウサギで水戸君はカメね。これで会話をしてみようよ。

水戸:わかった。100M競争でもやる?

前田:それだと余裕勝ちじゃない?

水戸:100Mの水泳だよ。亀は泳げるよ。

前田:陸じゃなく海で来たのなかなかやるよね。

水戸:で、今度はバイオテクノロジーについてだけど。微生物は本当に凄いよな。

前田:うん。微生物でいろんな病気を治すことができるからね。

水戸:レボ部病も治るかなあ。

前田:私は助の助平病を治してあげたい。

水戸:インフルエンザの予防接種に浸かったらすごいよね。

前田:食べ物も最近は微生物を使っているのが多いのよ。乳酸菌もそのうちの一つ。

水戸:で、乳酸菌って母乳の中に入っているかな。

前田:母乳は一番体に健康がいい飲み物みたい。

水戸:なるほど。じゃあ、母乳を売り出せば高く売れるな。

前田:そうだね。育児給付金の代わりに母乳をくれという食品会社があったらすごいよね。

水戸:確かに。スーパーで母乳ありますか?と聞かれたらどうする?

前田:私のは売り切れです。と答えるよ。

水戸:確かにだね。薬局には母乳下さいと言ったら粉ミルクで勘弁してくださいと言われるよな。

前田:で、男は母乳の他にはないの?

水戸:俺の天才的な子供が欲しい人のための精子はいかがですか?という、遺伝子バンク屋さんはあるかな?

前田:でも、人工授精はなんか楽しみもいまいちだよね。

水戸:でも、旦那が精子が出なかったらどうなるんだろう。

前田:私は精子を体内受精をしたい。

水戸:こういう時は妊娠したいというべきじゃないの?

前田:でも、優秀な遺伝子が欲しいよね。

水戸:俺のはS級の遺伝子だぜ。誰にも負けない子供に育てる。

前田:じゃあ、ホテル行く?

水戸:それは高校生進入禁止じゃない?

前田:でも、いきたいよね。

水戸:いきたいって行きたい?それとも生きたい?それともいっちゃうのいきたい?

前田:3つとも正解だよね。

水戸:じゃあ、時期が来たらホテルへ行こう。

前田:じゃあ、どういうホテルに行きたい?

水戸:まずはゴムがある。エッチのビデオがある。だな。

前田:ゴムは正直つけ方わからないよ。

水戸:それはゴムがあたら相談しよう。

前田:じゃあHのための作戦会議でもやる?

水戸:それはホテルへ行ってから。

前田:じゃあ、どういうのがいい?

水戸:まずは軽いキスから始めよう。

前田:そして、手が自然に股間に行って、あれ?ない。って驚くと思う。

水戸:あるのにないの?

前田:ううん。穴が1つしかない。

水戸:俺はてっきりあそこがないと思った。

前田:あれがない代わりにクリちゃんがあるのよね。人体って不思議よね。

水戸:この会話、なんか高校生の会話?

前田:みんな、ませているの。特に美華ちゃん軍団はありえないよ。友子ちゃんは東大レベルだからね。

水戸:小学生で東大レベルとは恐れ入った。よっぽど教育がよかったみたいだね。

前田:でも私たちも大学レベルの実力は持っているのよ。

水戸:なるほどね。レボ部は勉強になるな。

前田:で、これからどうする?

水戸:友子ちゃんはクノ一になる?

前田:忍者だったらサスケ君がいいな。

水戸:友子ちゃん、まだ未練があるの?

前田:ううん。ちょっとだけ。

水戸:しかし、サスケは高校生より小学生を選ぶとは物好きだな。

前田:でも、友子ちゃんはかわいいよ。友子ちゃんってみんなに好かれているからね。

水戸:だが、俺はサスケは認めないぞ。

前田:なんで?ただの友達じゃだめなの?

水戸:サスケはクミちゃんの良さがわかっていない。

前田:でも、なんか水戸君も好きになってきちゃたよ。なんか一途っぽい気がする。

水戸:そうだね。良くわかっているね。女は彼女1人で十分だよ。

前田:なら、キャバクラに行くことはないよ。私がキャバクラのお姉さんになってあげるから。だから来たら私を指名してね。

水戸:なぬ!店に行くのか?久美ちゃんは働いているのか?

前田:お姉ちゃんがキャバクラいったのよ。なんか飲んでいるだけで楽しいみたい。なんか頭が浮いてるのよね。

水戸:それって酔っぱらい?

前田:とにかく、水戸君の私のキャバクラ指名は第一だからね。私は水戸君のためにキャバクラで女を磨こうと思っているの。

水戸:久美ちゃんはキャバクラなんか行くことないよ。相手が俺だけだからな。

前田:で、もしレボ部でキャバクラやったら、みんな人気者になるよね。みんな話し上手だし。

水戸:でも、みんな恋人付きでだから儲かるかもな?

前田:で、ホストはイケメンのレボ部だね。話が面白いから指名料がどんどん上がるよね。

水戸:で、高校生に癒されるというのはどうかな。

前田:で、今の子供のお金は将来を考えなくちゃね。

水戸:で、ホストはいい金になる気がする。

前田:で、レボ部は今度はカウンセリングに挑戦するみたい。

水戸:なんか面白くなってきたな。

前田:でも、自殺願望者にどういうアドバイスがいいのかは困るよね。

水戸:人生は楽ありゃ苦もあるさ。人生には波がる。調子いい時と悪いときがある、だから今がだめでもあきらめない。自分を必要とされているのなら、必ずその者は生かされる。

前田:なんか水戸君って大人だね。なんか私と水戸君、テンポが丁度いいから、なんか息がぴったりだよね。

水戸:でも、そのうち日世界縦断物語で、世界中を歩きまくるのが俺の夢。人類皆友達。

前田:じゃあ、地理について勉強しなければいけないよね。

水戸:ますは日光東照宮は徳川家康の墓がある。

前田:あと、徳川埋蔵金はどこかにあるらしい。

水戸:なら埋蔵金は美子ちゃんに探してもらえば一発だな。

前田:でも、美子ちゃんは反則だよね。知らないことはないらしい。人類初の人類の壁を超えた人らしい。美子ちゃんにかなうのは誰もいないよね。

水戸:久美ちゃん、今日の占いはどうだった?

前田:恋人とうまくいくらしい。大吉の上の秀吉だったりして。

水戸:農民から這い上がったのは正直凄いと思った。特に一夜城を築いて斉藤軍にかって美濃を制したからね。織田軍は・・・。

前田:でも織田軍は戦いはたいてい兵士は多いよね。

水戸:だが、浅井が織田に反旗を翻さなければ浅井は栄えたのにな。

前田:でも、レボ部は歴史とも深いつながりがある気がする。そのうち三成なんかが出てて来る気がするよね。

水戸:で、関ヶ原の戦いは一瞬で終わったんが皆おどろいたんだけどね。

前田:三成の計算が狂ったんだよね。小早川が三成を裏切らなければ、三成は勝ったんだよね。

水戸:歴史はわからないものだよね。

前田:そうね。人生わかんないもんだよね。

水戸:美子ちゃん以外はね。

前田:でも予測はできるよね。今までの経験で。

水戸:でも、世の中良くなる予測は大事だよね。

前田:でも、辛いときは我慢しないで休むべきよね。

水戸:そうだね。信一さん頑張っているからね。

前田:でも、最近ギャグが出てこないよね。

水戸:それは俺と久美ちゃんはどっちかというとギャグ路線じゃないよね。

前田:そうね。私たち2人は普通の高校生だよね。

水戸:信一さんはこういう高校生活を夢見ていたんだけどね。

前田:みんな、同じかもしれないよ。

水戸:でも、笑いは大事だよね。笑いは体のいいホルモンができるから、非常に健康的だね。

前田:じゃあ、どんなねたでいく?

水戸:おままごとだよね。それで行こう。では夫が帰るシーンから。

前田;お帰り。

水戸:ただ今。

前田:今日はお風呂からにする?それともお食事にする?

水戸:じゃあ、料理がいいな。久美ちゃんデリシャスディナーが欲しい。

前田:じゃあ、納豆でいい?

水戸:それは、朝食べたじゃん。

前田:じゃあ、卵にする?

水戸:なんかほかにないの?もっと豪勢な食事はないの?

前田:収入がないからね。1食100円で食べれるよ。卵焼きは。

水戸:卵が毎日は結構きついなあ。

前田:でも栄養があってええようって褒めてよ。

水戸:今のは平常点だね。

前田:なんかこの駄洒落が言いたくてずいぶん長かったよね。

水戸:縦続きでいきたいよね。

前田:じゃあ、今日の夜はマッサージしてあげる。

水戸:それは、ずいぶん大胆だね。

前田:何言っているの?これはおままごとよ。当たり前じゃん。何妄想しているの?

水戸:Hかな。だけど今回はBだよね。鉛筆で言えば。

前田:ブラジャーだったらBの次はHというのは凄いけどね。

水戸:もし、血液型にC型とかあったらどうする?

前田:別にどうもしない。ただ、AがあってBがあってOがあるって不思議よね。

水戸:ABO48で、血液型48ってできそうだね。

前田:なんか外れたね。ATM48ならわかるんだけどね。

水戸:JOB48は仕事で大変だよね。

前田:KGRで勲風学園レボ部48ができればいいね。

水戸:だが、主導権争いが凄くなると思う。

前田:愛ちゃんは手ごわいよ。秋葉系の空気が漂っているよね。

水戸:静香ちゃんはお料理で攻めてくるだろうな。

前田:朝ちゃんも手ごわい、さわやか系がまさに秋葉そのもの。

水戸:あと、美子ちゃんは占いで秋葉系に尊敬されているし。

前田:そして美華ちゃん軍団は正直ありえないよ。高校生を超えている。

水戸:で、残ったのが久美ちゃんと恭子ちゃんだね、

前田:でも、私は水戸君でもいいよ。

水戸:でもっていうのが気になるが久美ちゃんを泣かすものがいたらやり返してやるからな。

前田:水戸君。ありがとう。・・・・・・。好き・・・・・・・。

水戸:久美ちゃんありがとう。こんな俺だけど正式に付き合っていいかい?

前田:うん。ありがとう。

 と、久美ちゃんと水戸はこれで終わり。

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