第142話 7月24日(火)レボ部の仕事その4-4

次は僕と静香ちゃんのコンビです。

名取:清彦君。私たちは一心同体よね。

秋山:そうだね。

名取:清彦君はお墓は怖くないの?

秋山:いや、全然。

名取:私は怖いなあ。昔、肝試しやったから。

秋山:肝試しって肝臓を鍛えるの?

名取:その肝じゃないわよ。

秋山:でも、ここのお墓は有名人がいないなあ。

名取:そりゃそうよ。こんなところに有名人はお墓を作らないよ。

秋山:まあ、そうだね。

名取:私たち死んでも一緒だよね。

秋山:もちろん。

名取:私を置いて行かないよね。

秋山:静香ちゃん。それじゃあ、僕が死ぬ言い方じゃん。

名取:いえ、そうじゃないんだけど。ずっと一緒にいたい。

秋山:一緒に遺体?やっぱ僕たち死ぬの?

名取:なんか、清彦君のギャグは絶妙よね。

秋山:でも、僕は死ぬのなら何かをやり遂げてからだね。

名取:私は、清彦君がいてくれるだけで充分よ。

秋山:そうかあ、十分で充分?

名取:さみしいダジャレだね。

秋山:じゃあ、十分を繰り返せば時間は長くなるよ。

名取:それじゃあ、十分の意味がないじゃない?

秋山:もともと十分というのはどこから生まれてきたんだ?

名取:でも、私は幸せ。好きな人と一緒にいられるから。

秋山:僕も同じだよ。

 と、僕と静香ちゃんは思わず抱きしめてしまいました。

秋山:静香ちゃんの感触って心が落ち着く。

名取:清彦君の感触って優しい。優しい抱き方だね。

 で、その後僕たちは黙ったまま抱きしめていました。ってお墓の掃除はどうなったのかって?すいません。さぼりました。

秋山:静香ちゃん。お墓で抱きしめるってロマンチックかなあ。

名取:私は非常識かも・・・。でも、許されると思う。

秋山:それって非常に都合のいい考えだよね。

名取:いいのよ。所詮私たちの幸せは作者の妄想だから許されるのよ。

秋山:なんか、微妙な表現だね。

名取:で、清彦君。私たち幸せになろうね。

秋山:そうだね。

名取:私、幸せについて考えたのよ。

秋山:そうだね。笑いの門には福きたると言うよね。

名取:で、商店街の門は服きてる・・・。ってちょっと無理なダジャレかなあ。

秋山:いや、商店街の門は宝くじ屋さんだから運が良ければ福きたるだよね。

名取:清彦君ってちゃんとボケをボケで返してくれるから好き。

秋山:いやあ、そういう年頃なのかなあ。

名取:そのボケは天然だったら、ご老人よね。

秋山:精神年齢は80歳というわけね。そろそろここのお墓に入る準備が必要かなあ。

名取:でも肉体年齢は15歳よ。

秋山:まあ、お墓に入るときに考えればいいか。

名取:お墓に入るときは死んだあとよ。死ぬ前に考えなきゃ。ってこれって本当に15歳?

秋山:なんか静香ちゃんは面白いね。

名取:清彦君もね。

秋山:で突然だけど、英語で話さない?

名取:いいわね。

秋山:では、スタート。

名取: I want to go to America.

秋山:Why?

名取:America is cool.

秋山:America is cold?

名取:No, this is not weather. I want to say America is fantastic.

秋山:I understand. And, do you have a bill?

名取:Of course, bill is instead money.

秋山:No, I think bill is charge.

名取:Your joke is great.

秋山:But I have poor. Because bill is high charge monay.

名取:清彦君英語は伝わるかなあ。

秋山:でも、レベルはまだまだだね。

名取:で、英語はセンスよね。

秋山:うちわを広げながらね。

名取:それは扇子。私が言っているのは感覚よ。

秋山:でも、外国人は仏教のお寺に来ているのだろうか。

名取:私のおすすめの場所は京都だね。

秋山:ではここでなぞかけ「京都とかけまして、公家の集まりと説くその心は京都は公家の町だったんだよ。」って無理があったね。

名取:私も謎かけ、「京都とかけて東京と説くその心はどっちも京が付くわね。」

秋山:東京があって、西京はないよね。北京や南京は中国にあるんだけどね。

名取:中国で一番栄えているのは上海と聞いたわよ。

秋山:でも、何か面白いことがないかなあ。

名取:ご先祖様に祈りをあげなきゃ名ね。 作者へ私のおもいが通じればと思う。 で、今の作者が元気になる方法は彼女ができること でも、作者は優しいのね。自分は孤独になのに レボ部には恋愛させている

秋山:でも世の中お金が得すればいくらでも稼ぎたい

名取: そうよね。私、このレボブで働きたい。

秋山:でも、僕の希望はレボ部と一緒に働きたい、

名取:そして、目指すはオンリーワン。

秋山:ついでに犬の鳴き声もオンリーワン

名取:犬はワンしか言わないわよ。

秋山:犬のぬいぐるみを着ている犬だよ。

名取:なんか苦しいいいわけね。

秋山:そう思わず汗書いちゃうよ。

名取:それって冷や汗?それともぬいぐるみの中は熱いから?

秋山:静香ちゃんポイントついているよね。

名取:でも、私は、ぬいぐるみが欲しいなあ。

秋山:幼いころに使った敗れたぬいぐるみはあるよ。

名取:男の子はぬいぐるみを使うと必ず、中身が出るよね。

秋山:そして縫わないよね。

名取:でも、私、ぬいぐるみを抱いて寝てるけど、本当は清彦君を抱いて寝たい。

秋山:静香ちゃん。同棲しようか。

名取:それは高校を卒業してからよね。

秋山:そうだね。で、男同士だったら同性だよね。

名取:私を男にしたいの?

秋山:そうじゃないんだけど・・・。

名取:だけど、清彦君が女だったらそれはそれで面白そう。

秋山:試してみる?

名取:どうやって?清彦君が去勢したら私は困るわよ。

秋山:フリだけはどう?

名取:なら、振り付けもいるよね。フリだけに。

秋山:例えば、内股で歩くとか?

名取:そうなのかなあ。私は内股は歩いていないよ。

秋山:でも、時には内股にならなければいけない時もある。

名取:たとえば?

秋山:スキーよね。初心者はハの字だから内股になるよね。

名取:そうか。初心者は内股よね。

秋山:静香ちゃん。それはスキーの場合だからね。水泳の場合だったら溺れちゃうからね。

名取:そうよね。カエル泳ぎは股を開くよね。

秋山:なんか、又なだけにまった無し。だね。

名取:どういう意味?

秋山:股を開くとまたかあという気分になるので、まった無しという意味だよ。試験問題に出るかもしれないから特に注意してね。

名取:何の試験問題?

秋山:国語かなあ。

名取:なんでそうなるの?

秋山:言葉の練習だから。

名取:例えば?

秋山:またにかけてまたをかけると説くその心は「またかよ。」って意味不明だけどね。

名取:清彦君は意味不明のことを説明するのがキャラなのよ。清彦君が意味不明なら、誰が説明するの?

秋山:僕の影武者かな。

名取:もう一人の清彦君なわけね。

秋山:そう。背後霊かなあ。

名取:なんか清彦君は時々わけわかんないときない?

秋山:それは作者が作ったことだよ。

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