第143話 7月24日(火)レボ部の仕事その4-5

 と、次は佐々木と美子ちゃんのペアーへ移ります。

佐々木:美子ちゃん。お墓の掃除もたまにはいいね。

神山:そうでしょ?幽霊さんに喜ばれるのだから、いい霊がつくかもしれないよ。

佐々木:でも、いまいち俺は霊がわからない。

神山:それは作者も霊に取りつかれている経験あるからね。

佐々木:運気が上がる霊もあるの?

神山:うん。そういう霊は自分の人生がちゃんと全うしなければいけない人には天から助けがあるのよ。

佐々木:なるほど。でも天からの助けは欲しいけど、天からの助は勘弁してくれって感じ。

神山:その言葉を愛ちゃんが言ったら助はへこむんじゃないかなあ。

佐々木:そうだよ。助はエロネタばっか使って非難などどうでもよく自分を貫くところはすごい。でも、真似したくない。

神山:で、今日は何か面白いネタはある?

佐々木:霊をおはらいするのにはお金がかかるよね。

神山:おはらいだけにお払いだからね。

佐々木:で、偽物の霊媒師なんか霊がないのに霊がいたといって、お金を巻き取ることもしている人間も絶対いるよね。

神山:でも、そういう人にはちゃんと天のお仕置きがあるよ。

佐々木:天のお仕置きかあ。

神山:でも、霊についいては霊は認識しなければ、問題ないのよね。

佐々木:で、何か面白いことないかなあ。

神山:私たちはギャグは得意じゃないからね。

佐々木:それでも言うのがレボ部なんだけどね。

神山:じゃあ、一句俳句でも言ってみようよ。

佐々木:そうだね。では一句、「棺桶に 片足入れてる 作者なり」

神山:佐々木君。作者おこるよ。面白いけど。

佐々木:じゃあ、美子ちゃんどうぞ。

神山:「墓参り ご先祖様が 味方する」

佐々木:ギャグがないね。

神山:それとも「墓参り 夜はやっぱり 不気味です」

佐々木:美子ちゃんでも夜の墓は不気味なの?

神山:そうね。でも、夜の墓場で宴会なんかしてご先祖様を奉るのもいいよね。

佐々木:幽霊と飲むの?なんか宴会なんかやってええんかいって感じだね。

神山:古いダジャレだね。

佐々木:教会の方がよかったかな。

神山:私はどっちでもいいけどね。

佐々木:美子ちゃんは自分で結論があるのがすごい。どの宗教にも対応できるし。

神山:私の結論は天から与えられているのよ。だから私は天の道理にしたがって生きているわけ。

佐々木:だけど、どの宗教が一番いいんだろうね。

神山:自分に合った宗教がいいんじゃないかなあ。自分で自由に決めてもいいんじゃないかと思うよね。

佐々木:自分に合った宗教かあ。

神山:でも、宗教の価値観は大事よ。生きることが大事と説いているからね。

佐々木:なるほど。

神山:命が一番大事で生きることで何かを生かすことが大事なのよ。

佐々木:確かに、人を殺める宗教は宗教じゃないか。

神山:人の価値は人が思ったよりもはるかに大事なのよ。

佐々木:で、何かまじめな話をしちゃったね。

神山:たまにはまじめに討論するのもレボ部らしくていいんじゃない?

佐々木:そうだね。

神山:で、何かジョークを言わないと作者が困るから何か言おうよ。

佐々木:では、謎かけ「マイケルとかけて 謎かけ遠くその心は ジョウダンです。

神山:それは面白いね。

佐々木:では次は美子ちゃん。

神山:「宗教とかけて お経と説く その心は 心が一番大事です」

佐々木:美子ちゃんまじめだね。

神山:これが助だと、「宗教とかけて お経と説く その心は 心だけじゃなく体も大事です。」になりそう。

佐々木:美子ちゃんの突っ込みもすごいね。

神山:でも、お墓を大事にするというのも重要なのよ。

佐々木:でも、人生が終わってお墓に入るんだよね。

神山:あと、霊に憑りつかれた場合は霊より自分のエネルギーが勝っていたら悪い例は霊はやってこないよね。

佐々木:ところで、なんか謎かけやってみたいなあ。

神山:じゃあ、私から「神社とかけて 修行と説く どの心とは 心の鍛錬になります。」

佐々木:なんか、マニアックだな。

神山:今度は、佐々木君の番だね。

佐々木:「宗教とかけて お葬式と説きます その心は お金がかかります。」

神山:でも、私たちは作者という天が存在するよね。

佐々木:確かに。

神山:でも霊はいい霊ばかりじゃないわよ。

佐々木:でも、葬式のアルバイトで実際に霊に憑りつかれて6か月持たないらしい。でも、死ぬのなら人生は何かを残して死にたい。

神山:そうよね。納得のいく人生を送りたいよね。

佐々木:納得じゃなく納豆を食べる人生はダメかな。

神山:健康にはいいんじゃないと思う。

佐々木:美子ちゃん俺のダジャレに付き合ってありがとう。

神山:ねえ、佐々木君。そろそろレボ部ももう1段階レベルアップさせたいね。

佐々木:俺は今は仕事をすることが成長につながると思う。

神山:早くさなぎから蝶になりたい気分だよね。

佐々木:俺はさなぎから人間に生まれたい。

神山:それは生物学上無理だと思う。

佐々木:いや、宇宙中探せば、人がさなぎから生まれるケースがあるはずだ。

神山:ずいぶん壮大な捜索よね。

佐々木:美子ちゃんは一生無理とは言わないの?

神山:私は可能性があるかぎり否定しない。

佐々木:で、さなぎからかえった人間には羽がついているかもしれないよね。

神山:さなぎだから?

佐々木:でも、俺は人間として生まれて本当によかった。

神山:私も佐々木君と一緒にいれてうれしいよ。これが朝ちゃんだったら「ハッスル」だよね。

佐々木:確かに。

神山:で、お寺の掃除はごみを拾ってくれればいいだけと言われたから大体終わったね。

佐々木:で、霊の話だけど、美子ちゃんは霊は科学的に解析できると思う?

神山:いつかはできると思う。また、霊も波長をもっているのよ。波長があるということは意志があるあかし。霊には意思があるのよ。だけど、霊は入る人を選ぶからね。作者は霊にはさんざん悩んでいるけど、除霊方法は自分のエネルギーが亡霊に勝てなきゃいけないんだよね。

佐々木:なるほど。

神山:で、霊は本人の生き方で憑りついたり助けたりしているのよ。

佐々木:なんか話が本格的だね。

神山:場所がお寺だけに話が霊の話になったけど、何かオチはないかなあ。

佐々木:オチかあ、俺は自分のオチで落ちたくない。

神山:今のダジャレで落ちたと思う。

佐々木:なら、這い上がるまでだ。くだらないことを言えば、くだらないだけに上がるだけだ。

神山:すごい理屈だね。というか。自分のジョークを生かすところがすごいよね。

佐々木:いやあ、日ごろ鍛えられているからなあ。

神山:ところでみんなどうしているかなあ。ちゃんとやっていないかもね。

佐々木:助あたりは何をやっているんだろう。

神山:お供え物を食べているかもしれないね。

佐々木:でも、それって罰が当たるのでは?

神山:そうよね。食中毒になるよね。

佐々木:いや、もっと深刻を思う。

神山:でも、作者、最近疲れているみたい。

佐々木:さいきんだけに細菌が原因だったりして。

神山:それって助平菌かなあ。

佐々木:だけど、最近の作者はどう?

神山:見ているのがつらいね。

佐々木:もう少しの辛抱と思って頑張っているんだからなあ。俺たちも頑張らなきゃなあ。

神山:で、このお寺は非常に品があるよね。佐々木君。ここの仏像に拝んでみようよ。

佐々木:そうだね。

 と、佐々木と美子ちゃんは仏像に願いを込めた。

神山:ねえ、佐々木君。仏像様に何を願った?

佐々木:じゃあ、選択問題だね。俺は今、何を祈りましたでしょうか?

1. 世界平和 

2. 2.パラダイスになるように 

3. シロアリに家を食べられないように。

4. 人生幸せになるように。だね。

神山:で、答えは全部でしょ。

佐々木:さすが美子ちゃん。

神山:で、これが助だったら?

1. キャバクラに行きたい。

2. ラブホテルに行きたい

3. 赤ちゃんが欲しい。

という感じになりそうよね。

佐々木:じゃあ、美子ちゃんは何を願ったの?

神山:みんなにいいアドバイスができるように、とか、タロットで競馬の万馬券が当たるようにとか、宝くじを当てるとか。ってかんじかな?

佐々木:美子ちゃんならできるんじゃないか?

神山:でも、それは半分ルール違反よね。

佐々木:でも、大金持ちになりそうだなあ。阿曽部を超えるか?

神山:それはちょっと無理。阿曽部君の会社は大きすぎ。それに私に商売のセンスはないよ。

佐々木:そうかなあ。どのようにすればお客が来るかとか予想できるんじゃないか?

神山:まずは個性よね。

佐々木:そういえば、このお寺、個性あるよな。

神山:売ったらいくらになるんだろう。

佐々木:売っちゃうの?

神山:でも、企業がお墓を買う時代が来るかもしれないよね。

佐々木:なんか新しい宗教になりそうだなあ。

神山:で、宗教で一番大事なのは1人1人を大事にすること。1人が幸せになれない宗教は宗教ではないよね。

佐々木:美子ちゃん。なんかテンパってるね。

神山:テンパというよりオテンバかな?

佐々木:本当は作者が心配なんだろ?

神山:あと、寺の人に聞いたけど一番楽しいのはお賽銭の中身がいくら入っているかだって。

佐々木:なるほど。で、2番目は?

神山:葬式をやって費用をもうけること。

佐々木:なんか仕事といっても仕事じゃない様な気がする。

神山:でも、お寺は大事なのよね。

佐々木:で、これから何か面白いものはないかなあ。

神山:雑巾がけ競争。で床を雑巾がけをする。で、勝負に勝ったらここのお守りがもらえるっているのはいいよね。

佐々木:でも、何か不足しているなあ。

神山:1等がここのお寺の数珠、2等がお寺の教本、3等が思い出の雑巾、で、それ以降はお線香10本。っていいよね。

佐々木:なんか、もらっても邪魔なだけなんじゃないか?

神山:でも、霊のおはらいぐらいにはなるよ。

佐々木:美子ちゃんが言っているのだからそうなのだろう。

神山:あと、過剰なストレスは霊を呼ぶみたい。

佐々木:確かに。作者は霊にやられすぎだのね。

神山:作者はおはらいやっていないからね。お金がないってさ。

佐々木:それはおはらいじゃなくお払い?

神山:でも、お金は魔力あるよね。お金があれば助からないものも助かるからね。

佐々木:で、どうやって霊を追い払うの?

神山:個人のエネルギーが霊のエネルギーに負けてるから霊が抜けないのよ。追い払う方法は一番手っ取り早いのは除霊師に頼む。でも、この世界では霊はあんまり存在しないみたい。

佐々木:なんで?

神山:作者がそういう設定にしたからじゃない?

佐々木:なるほど。

神山:また、霊の話をすると霊がやってくるということもあるよ。

佐々木:じゃあ、違う話題に行くか。

神山:例として・・・・ってこれはまた霊かよじゃないから。霊じゃなく例だから。

佐々木:なんか無理やりぼけて無理やり突っ込む感じだね。

神山:でも、お互い様なんじゃない?

佐々木:確かに俺たちのギャグは助や清彦に劣る。がそれに勝るものを何か我々は持っていると感じる。

神山:負け惜しみじゃない?

佐々木:いや、人生はギャグを言うのがすべてではない。成長することがすべてなのだ。

神山:でも、私はギャグも成長させたいよね。

佐々木:せめて身長まではね。

神山:それは背の長さ。

佐々木:まあ、慎重に行きましょう。

神山:身長と慎重をかけたのね。

佐々木:なら割ったらどうなる?

神山:粉ごなになるんじゃない?

佐々木:それは数学じゃないよ。

神山:なんか、私たち調子に乗ってきたね。

佐々木:調子って乗り物かい?

神山:もし、それがあったらすごいよね。特許取れるよね。

佐々木:いったいどんな乗り物になるんだ?

神山:カラオケを歌いながら机に乗る。

佐々木:で、パラパラ?

神山:佐々木君。ずいぶん古いことを持ち出したね。

佐々木:で、このお寺もパラパラ。

神山:確かにこの寺の天井はボロボロよね。

佐々木:でもこのお寺は結構味がある建物だな。

神山:何味かな?

佐々木:美子ちゃん食べる気?

神山:冗談よ。

佐々木:でも、なんかお寺って時代を感じるよね。

神山:そうね。昔からの言い伝えだからね。

佐々木:だけど、宗教は昔も今も変わらないというのは不思議だね。

神山:でも、科学が発展していく時代だけど、宗教は科学で解明できたらすごいよね。

佐々木:相対性理論より上かもしれない。

神山:でも、もし、タイムマシーンがあったら何時代に行きたい?

佐々木:俺は未来へ行きたい。未来へ行けば、今ある現実の問題が対処できると思う。

神山:未来を変えるの?

佐々木:そう。

神山:例えば?

佐々木:僕と美子ちゃんはどう生活しているかとか。

神山:なんか未来を知ったら面白くないよね。

佐々木:でも、未来で勉強して戻ってきたら、ノーベル賞の連打だよね。

神山:確かに1番バッターから9番バッターまで連打よね。

佐々木:ノーベル賞は野球かい。

神山:1番バッターはアインシュタインで発明したメカでホームランを打つ。

佐々木:なるほど。で、2番バッターはエジソンでこれも発明したメカでホームラン。そして、ピッチャーはアシモフが作ったロボットが投げる。球速1000キロメートルって最強だよね。

神山:うまくつなげられたね。

佐々木:野球だからね。

神山:これがサッカーだったらどうなる?

佐々木:パスがつながってシュートしてゴールを決る。という感じかなあ。

神山:でも、サッカーはいつ点が入るかわからないのが面白いよね。

佐々木:あとはバックアップが必要だね。

神山:サッカーの場合はオーバーラップじゃない?

佐々木:美子ちゃん。サッカーにこだわるね。

神山:ちなみにサランラップもオーバーラップすればいいのにね。

佐々木:ラップが同じだから?でも、意味不明。

神山:で、ラップの曲でサランラップのCMもいいよね。

佐々木:どういうCMになるんだ?

神山:サランラップは何でも包むけど、注意点があるよね。

佐々木:それは何?

神山:決して顔をラップで包まないようにだね。

佐々木:息ができなくなるから?

神山:そうよね。たぶん間違える人はいないと思うけどね。

佐々木:でも、最近便利な世の中になったよね。

神山:そうよね。でも、みんな生きるのに悩みを持っているよね。

佐々木:いいことばかりが人生じゃないからね。

神山:悩みの解決方法はまずはポジティブに考えること。あと、状況を把握して自分で分析してどのように動くかが大事よね。

佐々木:なんかずいぶん深い話になった気がする。

神山:それが私のキャラだからしょうがないんじゃないかな?

佐々木:でも海より深いような気がする。

神山:マントル級?

佐々木:それよりも深い気がする。

神山:そしたら反対側の国へ行っちゃうんじゃない?

佐々木:でも、地球の反対側に地面を掘っていったら反対側についたらすごいよね。飛行機いらないよね。

神山:ただ、マントルはちょっと暑い。

佐々木:ちょっとどころじゃないけどね。

神山:そうよね。アイスクリームなんか簡単に溶けちゃうよね。

佐々木:いや、どんなものも溶けると思う。

神山:なんかギャグって絶妙だよね。

佐々木:でも、俺たち掃除まじめにやっていないよね。

神山:みんな、まじめじゃないから大丈夫よ。

佐々木:いや、そうじゃなく、やるべきことはやらなきゃね。

神山:でも、思うけど、お寺って地震に強いよね。

佐々木:何かに守られているのかなあ。

神山:でも、なんか壊れたらはかないよね。墓はあるのに。

佐々木:なるほどね。でも、俺は宗教は半分詐欺と思う。

神山:そうよね。お金を払って天から見返りがくるって感じだけど、お金を受け取っている人は何もしていないよね。やっぱり詐欺よね。

佐々木:美子ちゃんもそう思う?

神山:でも、人は何かにすがらなければ生きていけないから宗教は大事なのかもね。

佐々木:でも、宗教は人間主義にそってやるべきだと思う。1人1人の幸福にならなければその宗教は嘘ということになる。

神山:でも、まじめな話、宗教がなくても生きていければそれにこしたことはないんだけどね。

佐々木:でも、宗教は本当に自分を助けているの?

神山:鋭い質問よね。結局自分自身を信じることにつきるんじゃないかな。

佐々木:ただ、自分を信じれないときって苦しいよね。

神山:そうよね。だから宗教があるんじゃないかな。

佐々木:なんかまじめな宗教論になってしまったね。

神山:しょうがないよ。レボ部はギャグだけじゃないから。だから深いのよ。

佐々木:確かにね。

神山:でも、大事なものは大事にするって大事よね。

佐々木:確かにそうだね。

神山:で、一人も漏らさない。

佐々木:それはご飯粒を1つも残さないのと同じだね。

神山:ちょっとわきへそれたかな。

佐々木:じゃあ、わきの次はおなかだね。

神山:体のわきじゃないって。で、次はおなかってどういう意味?

佐々木:で、この次を言うと助になってしまう。

神山:確かにそうよね。

佐々木:で、そこをあえて言うと、つま先だね。

神山:一気に飛んだね。

佐々木:中間はみんなに任せるだけだね。

神山:中間は助しか言わないと思う。

佐々木:確かに・・・。

神山:で、そこをあえて言うと膝かな。

佐々木:なんか戻ってきた感じだね。

神山:何が戻ったの?

佐々木:なんだろうね。

神山:そこをあえて言ってみてよ。

佐々木:お腹の方へだね。

神山:また、飛んだね。って本当に股を飛んだね。

佐々木:美子ちゃん言ってしまったね。

神山:でも、芸術的でしょ。

佐々木:でも、お寺は何気に芸術的だな。

神山:そうね。だからさっきのネタも芸術的になったのよ。

佐々木:それはすごい言い訳だね。

神山:でも、この世には神っているって信じる?

佐々木:美子ちゃんが信じるなら信じる。

神山:私は、この世には神がいるとしか思えない。

佐々木:なんかお寺で神を語るってめちゃくちゃじゃない?

神山:でも、この世の創造者は絶対いる。作者はそう思っているから。

佐々木:俺たちの世界では作者が神なわけだな。

神山:そう。でも、いろんな現実があるみたいだよ。また、人が神になることもあるよ。天とつながればね。

佐々木:天とつながるってどうやるんだろうね。

神山:それは振る舞い、行いかな。

佐々木:なんか、まじめな話だね。

神山:だけど、存在することが大事なのよ。存在するのにはすべて意味があるからね。

佐々木:美子ちゃんは深いね。

神山:だって占い師は人生をわかってなきゃできないからね。

佐々木:美子ちゃんって本当に高校生?

神山:でも、私はこの世で何かしたいのよね。

佐々木:それは俺も同じだし、レボ部のみんなも同じだと思う。

神山:みんな、正しい野心を持っているからね。

佐々木:なんか、正しい野心ってすごい表現だね。

神山:でも、私は何かしたい。

佐々木:そうだな。レボ部は人生の勉強の場にしたいからね。

神山:ギャグの勉強も含めてかな。

佐々木:しかし、正しい野心って言葉が微妙。野心は下心があるからね。

神山:人間の欲望を下心と言っちゃだめよ。それは人間として生きる上では必要だからね。食欲、性欲、金欲、は生きていく上では大事なのよ。

佐々木:なんか勉強になったなあ。美子ちゃんは結論を持っている。

神山:でも、私には足りないものだらけよね。

佐々木:それを言ったら俺は足らないどころではないよ。

神山:でも、レボ部が団結すれば、何か大きなことができるかもしれない。

佐々木:まあ、今までは序章に過ぎないわけね。

神山:そうよね。この夏休みでみんな何か変わると思う。

佐々木:仕事は大事だよね。人生仕事があって生きがいがあるからね。

神山:でも、人生は1度しかないからね。

佐々木:生まれ変わるってあるの?

神山:それはそれぞれ違うんじゃない?同じ人でもまた人間に生まれてくることもあれば、もうこの世にはこない人もいる。私は生まれ変わらない人もいるから一概には言えない。

佐々木:なんか仏教じゃないね。

神山:私はもともと仏教じゃないから。

佐々木:でも、作者は仏法だぜ。

神山:そうだね。でも、宗教というものを原点から考えているみたい。

 と、佐々木と美子ちゃんの会話はこの辺で終わり。

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