第129話 7月16日(月)チャンポン帝国物語:第5話シーン6

江藤:じゃあ、お前ら始めるぞ。

(ロケ開始:シーン6)

佐々木:で、チャンポン帝国の政策として、あとはなんかないか?

長崎:そろそろオチがなくなっておちつく感じではないか。

秋山:そうだね。なんか100メートルの高さから落ちた感じだね。

亀山:で、私は、くじ引きがいいと思うよ。

長崎:それいいなあ。くじで商品をあてるか。

川村:そう。一回500円でハズレなし。

長崎:なら、当たりは何がいいか?

川村:新婚旅行券。

名取:ダイヤモンド。

神山:幸福を呼ぶお札。

阿曽部:パソコン。

長崎:じゃあ、ハズレは?

佐々木:折れた鉛筆。

朝霧:ガム。

秋山:売れない古本。

長崎:なんか、微妙だなあ。

(ロケ終了)

江藤:カーッと。

川村:なんかこのドラマいまいちよね。私は感動する場面が欲しい。

佐々木:なるほど。それも1理ある。

長崎:で、どういう場面が感動するんだ?

川村:チャンポン王の結婚はあっという間に終わったでしょ。後は・・・。

佐々木:じゃあ、みんな感動するものを言ってみよう。

助平:じゃあ、俺から。

川村:なんかいやな予感。

助平:愛ちゃんの胸がCカップからDカップになった時。

秋山:確かに感動だね。

名取:清彦君。それってどういう意味?

神山:私は神様に会えた時。

阿曽部:確かに感動だけど、現実には難しいのでは?

朝霧:私はアンドロメダ星雲へ行ったときよね。

佐々木:朝ちゃん。チャンポン帝国でできるものを言おうよ。

宮下:でも、頑張ればできるかもしれませんよ。

助平:美華ちゃん。それは無茶じゃないかい。

名取:私は清彦君に抱かれた時。

助平:だから、チャンポン帝国で話題にできるものだぜ。

長崎:じゃあ、家から追い出される。

助平:それは感動じゃなく勘当。

長崎:そうかかんどう違いか。

秋山:いや、それはけんとう違い。

助平:だが、確かに、このチャンポン帝国には何かが足りない。

佐々木:そうだ。何が足りないかいってみよう。

朝霧:私はアイスクリームかな。

長崎:それは今食べたいものじゃないかい。

川村:じゃあ、ショートケーキのイチゴ。

長崎:それなら、自分でイチゴを買って加えればいいんじゃないか?

秋山:チャンポンの店のチャーシューの数。

長崎:それならチャーシュー麺を頼めばいいんじゃないか?

助平:チャンポンホテルのコンパニオン。

長崎:助はなんでそうなんだ?

佐々木:なんかどうでもいいのばっか出てくるなあ。

名取:まあ、みんなレボ部病だからね。

阿曽部:あと、僕は萌え萌え喫茶かな。

助平:さすが秋葉系オタク。

佐山:じゃあ、おれは燃え燃え喫茶。

秋山:それって火事になった喫茶店?

神山:私は運気。

長崎:美子ちゃん。そんなに朕の帝国は運がないの?

宮下:ターちゃんの銅像。

長崎:さすが美華ちゃん。いいとこつくね。

助平:そんなのなくてもいいじゃねーか。

前田:私は夜空の星かなあ。

長崎:それは政治の力でどうこうできるものではないよ。

亀山:私は太陽。

長崎:太陽は1つあればいいんじゃない?

川村:だけど、チャンポン帝国には何かドラマが欲しいよね。

名取:それは、さっき言ったじゃない。

川村:こんどは感動じゃなく、奇跡について考えようよ。

阿曽部:確かに奇跡もドラマになりそうだね。

秋山:例えば、針の穴に糸を通すとか。

助平:それは普通はできると思うが。

名取:目をつぶって糸を通したら?

助平:なるほど。このネタは使える。

佐々木:じゃあ、みんな奇跡のネタについていってみよう。

名取:じゃあ、私。私は清彦君に出会えた事。

助平:なんか、清彦と静香ちゃんはあの世でも付き合いそうだなあ。

阿曽部:次は僕。100人で100万の軍勢を倒した。

助平:確かに奇跡だ。孔明でも難しいだろう。

佐々木:だけど、作戦と地形によれば、孔明ならできそうな気がする。

神山:次は私。私は宝くじの1等が当たることかな。

助平:確かに、それは奇跡に近い。

朝霧:私は、ジャンケンで100連勝すること。

佐々木:それも神業に近い。

助平:次は俺か。

川村:なんかいやな予感。

助平:男がお嫁に行くこと。

名取:助。そう来たわね。ニューハーフかあ。

阿曽部:でも、それって奇跡なの?

佐山:次は俺。バスケットで3Pを連続100回リングに入れること。

助平:サスケは3Pで100回したいのか?

前田:なんでそうなるの?

川村:助だからじゃない?

宮下:寿司でにぎったお米の量が100個とも米粒の数が同じ。

長崎:確かに神業。

佐々木:じゃあ、30分息を止めること。

阿曽部:なんか。それって奇跡というより、不可能を言っているような気がする。

増田:でも、死ぬ気でやればできると思います。

助平:友子ちゃん。本当に死ぬよ。

川村:で、今度は何について語る?

長崎:なんで、いつの間に語る会になってるんだ?

川村:作者が壊れているから、私達も壊れようか。

助平:いや、俺達もある意味壊れていないか?

名取:それは単なるレボ部病よ。

佐々木:では、俺達も壊れてみよう。

助平:いや、愛ちゃんのブラジャーがパンツになったよ。

川村:なんか、助ってこれを機に言いたい放題いいそうね。

名取:なんか酔っ払っているオヤジよね。

秋山:いや、酔っ払っている中年なんじゃない?

名取:清彦君。オヤジと中年は同じなんじゃない?

秋山:静香ちゃん。もっと壊れなきゃだめだよ。あの星のように。

川村:なんか、私、わけわかんなくなりそう。

助平:そういう時は手のひらに愛という字を書いて飲み込むといいぜ。

名取:助。もっと壊れなさい。

阿曽部:じゃあ、パルプンテを唱えよう。

朝霧:みんなでパーッと遊び人はどう?壊れて壊れて強くなるってどう?

長崎:それは建設は死闘、破壊は一瞬ということ?

阿曽部:なんか違う気がする。

名取:なんかじゃなく、全然違う気がする。

川村:私は2000%違う機がする。

長崎:愛ちゃん。どこから2000%が来るの?

川村:脳みそなんじゃない?チャンポンは脳みそないの?

長崎:いや、そうじゃなく。2000%はありえないじゃん。

宮下:そうよね。ジュースも100%が限界よね。

増田:美華ってフォローしていても自然に壊れるのが凄い。自然なだけに地震と同じよね。

小山:地震だから壊れるのね。納得。

佐山:友子ちゃん。なんで納得できるの?

亀山:まあ、私は納得できるよ。

佐山:えー。

前田:私も納得できる。

佐山:久美ちゃんまで。大丈夫か?

秋山:つまりこういうことだね。100人中99人が白を黒といえば、黒になる。そんな感じだね。

佐山:清彦。それっておれが白で恭子ちゃんと久美ちゃんが黒?

亀山:清彦君。私と久美が白よね。

前田:ね。清彦君。

名取:それって数が多いほうに白がかたむくということ?

川村:でも、民主主義では正しいものは正しい。間違ったものは間違い。どうでもいいのはどうでもいい。そういうことよね。

助平:どうでもいいってどんなこと?

川村:例えば、静香のブラジャーの色とか。

名取:なんでよ。清彦君はどうでもよくないよね。

秋山:そうだね。なんでもいいよ。

助平:なんでもいいって事はどうでもいいと同じなんじゃないか?

秋山:ちょっと違うんじゃない。サッカーで言えば、フリーキックとPKの違いがあるよ。

助平:どこからそれが出てくるんだ?

秋山:脳みそ。

長崎:なんか脳みそでみそラーメン食べている感じだなあ。

阿曽部:そう思っているのはチャンポンだけなんじゃないかい?

朝霧:そうよね。私は塩ラーメンよ。

阿曽部:えー。

助平:朝ちゃん。そう来たか。見事な壊れぶりだね。

朝霧:私、褒められちゃった。

助平:いや、なんか違うような気がする。

川村:でも、壊れるって簡単で難しくて簡単よね。

名取:愛。それって気が狂っているだけなんじゃないの?

長崎:だが、壊れるとはそういうことであろうのう。おかしくなければ壊れないよ。お菓子のように。

助平:それも、おかしい。

秋山:でも、これで、急に真面目になったら、怖いよね。

名取:いきなり、「青年よ大志を抱け」っていうの?

川村:それもおかしい。

助平:じゃあ、大丈夫なのは「助平よ女性を抱け?」

川村:私、いやな予感がしたのよね。

名取:私も。

助平:俺も。

長崎:そりゃ自分自身じゃないか。

阿曽部:でも、壊れたゲームも結構面白いよ。キャラクターが壁をすり抜けたりして。

佐山:それは、新しい忍術か?

亀山:そんなんだと、ゲームのキャラそのうち画面から飛び出るかもね。

前田:それって3D?

亀山:久美。普通に答えないでよ。

朝霧:じゃあ、特別で特別快速?

川村:朝ちゃん。いつから電車になったの?

秋山:普通からじゃないかい。

朝霧:いえ、私たち壊れているから、普通からじゃないと思う。

川村:私、その考え賛成。

名取:私、こんなことに賛否してもしょうがないと思うけど。

朝霧:だって、私達レボ部病よ。

増田:壊れたレボ部病ですか。これは新しい病名にした方がいいと思います。

助平:スーパーレボ部病かスーパー助平病かか?

名取:なんで、2択?

川村:でも、みんなスーパーレボ部病に票を入れるよね。

佐々木:で、これでは今日は終わりがない。何とかこの辺で終わりたいが。

助平:佐々木はストッパーか?で、愛ちゃんはストリッパー。

川村:助。そういうと叩くよ。ストリッパーではなくスリッパで。

長崎:助はゴキブリかい。

名取:そうよね。ゴキブリはスリッパで叩かないとね。

助平:で、ここで佐々木がすべってスリッパがスリップになる。

名取:で、私はもう少し壊れるのを楽しみたい。なんか、ここで終わると、ドミノが途中までで止まって終わる感じみたいだよ。

秋山:そうよね。中途半端はだめだよね。ご飯は残さず食べましょうだよね。

長崎:でも、さりげなく壊れているのは続いているではないか。

川村:どこか私達へんだよね。

朝霧:それは胃腸かなあ。

阿曽部:それはへんはへんでもこのへんだと思う。

朝霧:まあ、これで、とにかくめでたしめでたしだね。

秋山:じゃあ、終わったから、次回予告しなくちゃね。

名取:なんか、この予告、やけに長くなる予感がする。

助平:で、次回はチャンポン帝国滅亡にしないか?

長崎:助よ。なぜそうなる。

助平:とにかく、俺達は壊れるために日々努力しているということだな。

佐山:そう。何事も努力だね。

前田:でも、壊れるのに努力が要るの?

亀山:そうよね。例えば、今日は明日の昨日だねって言うのと同じよね。

名取:その表現も壊れていておかしいよね。

秋山:そのおかしいって面白いって意味と狂っているという意味とどっちなの?

助平:両方なんじゃないか?

朝霧:それなら、白くて黒い飲み物が欲しいっていうことばも壊れている?

秋山:それって、コーヒー牛乳って事かい?

助平:清彦。よくそういうフォローを思いつくなあ。

佐々木:だが、なんか無駄なトークが続いているよね。

朝霧:無駄があるならリサイクルしなきゃね。

助平:トークをどうやってリサイクルするの?

秋山:再生ボタンを押せばいいんじゃない?

名取:それって、トークは音だからラジカセで再生すること?

助平:それって、リピートであって、リサイクルじゃないと思うが。

長崎:確かに無駄を省くのは重要だと朕は思う。

佐々木:じゃあ、これから、無駄について話すか。

名取:その話自体無駄なんじゃない?

秋山:でも、自分が無駄だと思うことを言ってみようよ。

朝霧:私はリサイクルを考えたい。すっきりするように。

阿曽部:僕は無駄だと思うのは、チャンポン帝国のドラマかもしれない。

長崎:なんでだ?

阿曽部:だってさあ。ストーリーにメリハリがないよ。テーマもないし。チャンポン帝国は遊んでいるだけじゃん。これは経営者としての意見だよ。

助平:痛いとこ突くなあ。

長崎:痛いとこといったらスネか?

川村:私は急所と思うけど。

佐々木:まあ、何かどんと来るストーリーが欲しいなあ。

秋山:でも、机をたたいて「どん」という音がしてどんが来たはだめだよ。

助平:清彦はよく思いつくなあ。

名取:あと、注文してきたうどんもだめよ。「うどん」はどんじゃないから。「う」がないから。

佐々木:というわけで、どうする?

川村:そうよ。恋愛ものは美華ちゃんとチャンポンはあっという間に結婚したからつまんないよ。

秋山:そうだね。思わず、このドラマのDVDを渡すとき思わず、「どうぞ、つまらないものですが」と言いそうだよね。

長崎:チャンポン帝国はお歳暮かい。

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