第120話 7月12日(木)第1話:チャンポン王降臨

 どうも、清彦です。今日からロケをすることになりました。学校の帰りにチャンポン帝国のロケ地に行きました。では、ここからスタート。

長崎:いやいや、朕は満足だ。

名取:チャンポン。1人だけよ。いい気になっているのは。

長崎:そうか。いい木になっているってその木に何がなっているんだ?

名取:「キ」の意味と「なっている」の意味が違うわよ。

佐々木:で、第1話は「チャンポン王降臨」かあ。みんな、結局大枠があってもアドリブだろ。アドリブでやったら大枠が崩れることもある。

助平:その崩しが楽しいんじゃねーか。

阿曽部:じゃあ、さっそくはじめるよ。っとその前に監督は誰でしょう。

川村:もしかして江藤先生?

江藤:その通りだ。

助平:なんか、レボ部は何でもありになってきたなあ。

江藤:じゃあ、始めるぞ。シーン1から開始。

 と、チャンポン帝国が始まった。

(ロケ中:シーン1)

宮下:トモコ、ユキエ。おなかすいたね。

増田:そうよね。私たちの国はどうなるのかしら。

小山:ここで、王子様が来てくれたらなあ。

宮下:そうそう。シンデレラって物語知ってる?それの真似をして靴を落としてきたの。

増田:ミカ。王子さまにあったの?

宮下:靴を落としてきただけ。

増田:ミカ。何やっているのよ。私たち靴買うお金ないのよ。

 そこにある者がやってきた。

長崎:そち達よ。そこで何をしておる。

宮下:えー。なんでチャンポン王がこんな所にいるのですか?

長崎:いや、靴を拾ってな。

増田:なんでこんなとこに来たのですか?

長崎:靴を届けにだ。

小山:でも、何で場所までわかったんですか?

長崎:いや、靴に住所が書いてあった。

増田:住所といっても、川のミヤシタ橋の下ですよ。私たちは橋の下に住んでいるんですよ。

長崎:そうか。そんなことはどうでもいい、靴がえらく気にいってな。どういうものが履いているか見ておきたかったのだ。

増田:チャンポン王は暇なんですか。

小山:ユキエ。仮にもチャンポン王は王様よ。「うつけ」と言われてても王様よ。

長崎:で、朕が来たのだ。何かできるか?というか、どうやって生活しているのだ?

宮下:川の魚を食べているんです。

長崎:ほう。魚料理ができるのだな。どれ、1つ作ってくれ。

宮下:じゃあ、サンマ焼きます。

 と、チャンポン王はサンマを食べた。

長崎:うまい。実にうまい。朕は感動した。そち達よ、しばらく王室で過ごさないか。そちたちは非常に面白い。

宮下:え、本当にいいんですか?

長崎:もちろん。そうだ。名前はなんと言う。

宮下:私はミカです。となりはトモコとユキエです。

増田:よろしくお願いします。

小山:私。王さまに会えてうれしいです。

長崎:そうだ。今すぐ来るか?橋の下では寒いだろう。

宮下:いま、行ってもいいんですか?

長崎:チャンポン王の名にかけて。

 と、ミカとトモコとユキエはチャンポン王に王宮まで連れていかれた。

増田:ミカ。よーく考えてごらん。チャンポン王が、私たち貧乏なとこに来ると思う?

小山:そう言えばそうよね。怪しいよね。偽者なんじゃない?

宮下:でも、私、この靴はチャンポン王のお城の門の前においてきたのよ、手紙つきで。

増田:・・・・・・。来た理由は手紙ね。

小山:なんかチャンポン王が来た謎が解けました。というか整いました。というか。

長崎:そちたちよ。何を話しておる。お城に着いたぞ。

 と、チャンポン王とミカ、トモコ、ユキエは城の中に入った。

(ロケ中断)

江藤:カッート。

助平:しかし、チャンポン王の王妃は橋の下に住んでいる女の子か。凄い設定だな。

亀山:そうよ。なんでチャンポン王はミカなのよ。

前田:でも、サンマというのは目黒のサンマで日本っぽい設定よね。

佐山:だが、第1話の題名が「チャンポン王降臨」だぞ。何か違うのでは?

長崎:サスケよ。これからだよ。これから。

(ロケ開始:シーン2)

 ミカ、ユキエ、トモコはチャンポン帝国の城の中を見渡した。

宮下:へー。これがチャンポン帝国のお城か。

増田:なんか、張りぼてのような気がするが。

長崎:トモコちゃん。気のせいだよ。

小山:チャンポン王。本当に私たちここにいられるのですか?

長崎:ああ、好きなだけいればいい。

増田:でも、夏だけだったりして。

小山:トモコ。どういう意味?

長崎:で、ミカちゃん。朕のシェフを紹介しよう。調理長のシズカだ。

名取:シズカです。よろしく。

長崎:そう。シズカも拾ってきたのだよ。

名取:チャンポン王。私はノラ犬や、ノラ猫のような扱いはやめてください。

長崎:あと、医者も紹介しよう。町の有名なやぶ医者だが、腕は確かだ。名前はスケだ。

助平:医者のスケです。どんな患者も治せるだけ治します。

増田:えらい自信がない言い方よね。

長崎:で、こちらは預言者のミコ。

神山:ミコです。よろしくね。

長崎:実は朕は美子の予言でミカ達を連れてきたんだ。

宮下:そうなの?

神山:チャンポンのお妃になるのがミカ、あなたなのよ。

宮下:え?私でいいんですか?

長崎:もちろん。天が決めたことだ。

増田:ミコさん私の間違いではありませんか?

小山:いえ、私じゃありませんか?

神山:トモコさん、ユキエさん。あなたたちもきっと幸せを呼ぶだんな様が現れると思います。

長崎:大臣のササキよ。部下を呼べ。今日は朕が王座に就く日だ。チャンポン王の降臨の儀式を行なう。

増田:きゃー。かっこいい。

小山:素敵。

佐々木:只今連れてきました。

長崎:部下よ。自己紹介せえ。

川村:私はアイ、愛のむちが私の武器

朝霧:私はユウカ。天然ボケが私の武器

亀山:私はキョウコ、特技は毒舌。

前田:私はクミ、特技は知能。

秋山:私はキヨヒコ、特技はフォロー

阿曽部:私はヒロシ、特技は雑学博士。

長崎:では、全員整列

 チャンポン王の部下は整列した。チャンポン王の第1声が放たれた。

長崎:「朕はチャンポン帝国の国王チャンポン王である。民のための政治、この世を楽しめる政治を行なう。みんな心せよ。チャンポン王の降臨である。

大臣・家来:ははーっ。

(ロケ終了)

江藤:カット。

川村:チャンポン王えばるよね。ここぞとばかり。

阿曽部:でも友子ちゃんのチャンポン帝国は張りぼての気がというところは思わず噴出したよ。

佐々木:で、今日は夜になったから、続きは明日に持ち込もう。

 と、今日の収録は終わったんだ。明日も楽しみにして下さい。

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