第68話 5月27日(日)読書会 阿曽部編
今日は日曜だけども教室を借りました。今日の本は吉川英治の「三国志」についてです。三国志はすごいシーンばかりで、あらすじを全部書いたら終わらないので、詳しく知りたかったら三国志の本を買ってください。僕から教えて欲しい場合は、授業料として10億もらいますのでやめた方がいいです。では、阿曽部があらすじを終わったところから開始。
助平:最後の羗維はさぞ無念だったろうな。
秋山:朝から昼まで、あらすじを言い続ける阿曽部はすごいと思った。
佐々木:じゃあ、心に残った名場面をみんなで言ってみようか。最初は助から行こうか。
助平:最初は俺か。曹操軍が南征してきて、数では圧倒的に劣る劉備軍は2度も10万の兵を押し返したのはすごいな。孔明は天才だ。後は、長坂橋の戦いで、劉備軍の張飛が1人で100万の軍勢を一時的に退却させたのもすごかった。さらに趙雲も曹操の100万の軍勢の中、しかも劉備の子を抱えて一人で突破したのは凄かった。劉備の最大の危機だったからなあ。次は阿曽部だ。
阿曽部:そう。その後の赤壁の戦いも凄かった。策略の応酬だったからなあ。孔明が曹操と孫権を戦わせたのが凄い。
秋山:僕の感想は、兵法というのは自然の理、法則が戦争に生かされていたのが凄い。後のほうになってくると、軍は数じゃなく兵法が大事だとわかったよ。兵法が勝負を決めていたからね。人間の本質もそうだ。価値あるものは、たとえ敵であったとしても、登用するところがまたいい。
佐々木:俺は、空城の計が凄いと思った。10万の仲達軍が来たとき孔明の城には2000人の兵士しかいなかった。そこで孔明は城門を空けて、わながあるぞと見せかけて、さらに琴を弾いて相手を不気味がらせて、それを観た仲達軍はわなだと思い、退却した。もし、仲達軍が退却しなければ、孔明は終わりだっただろう。空城の計は凄いね。
長崎:朕は蜀が曹操軍の漢中を奪ったときは蜀の武将は見事だったと思うよ。曹操を手玉に取っていた。
佐山:最後は俺か。そうだなあ女子に解るように言うには、三国志は頭を使い、徳で収め、弱いところを攻めていくという世界だったよ。
名取:女子には三国志はあんまりわかんないよね。
川村:どういう武将が一番好きだった?
助平:俺は趙雲。判断力が蜀の武将の中では孔明の次に優れていたんじゃないかなあ。それに強い。
長崎:朕は関羽だ。義理堅く、知勇兼備の武将だったね。
佐々木:俺は孔明だなあ。あの完璧さは凄い。思考の中に隙がない。
阿曽部:僕は司馬懿仲達だね。彼は孔明の攻撃を耐え抜いたからね。それに魏の国を改革したし。
佐山:俺は曹操。やっぱり中国の3分の2を占領したのは凄いよ。劉備は孔明が来るまで負け派なしだったような気がする。
秋山:でも、僕は劉備を押すよ。彼の人徳、義理、正義を貫く人は現代では少ないよ。あと、1人の農民から蜀の皇帝になるって凄いことじゃないかい。チャンポンのラーメン帝国の比じゃないよ。とにかく女子も読むと男のロマンがわかるかもね。
朝霧:私たちにはちょっとわかんないよね。
神山:どの変が面白かった?
佐々木:策の使い方によっては自分を生かすことができるし、潰すことにもなるとこの三国志は語っていた。
秋山:僕は人間的に策略は使いたくないなあ。正統派がいいよ。
阿曽部:清彦はやっぱり劉備だな。僕は誠意のある武将は生き残ったと思う。
佐山:俺は武将を愛するという、価値あるものを大事にするという曹操はやっぱり魅力あると思う。曹操も卑怯な部下は切り捨てているからね。
助平:俺は自分を絶対裏切らない君主がいい。自分が生きるにはその君主を見つける目を持っていないと駄目だね。趙雲はいい君主を持ったよ。
長崎:朕はやっぱり人柄だね。裏表のない関羽は朕の憧れだね。朕の部下にしたいぐらいだ。
佐々木:どう、男のロマンがわかった?
亀山:ちょっと難しいね。
前田:私たち女子はあんまり男の本を読まないよね。
阿曽部:ところで、みんなは、魏、呉、蜀の中でどの国が好きだった?
秋山:僕は孔明がいたころの蜀だね。役人も法を守っていたからね。特に孔明自信が自分に厳しい人だったよ。とにかく、人としての生き方を政治に反映させたのはすごいね。国を作るには、徳が必要だよね。
助平:俺も孔明がよかったなあ。
佐山:みんな孔明か。
長崎:朕には孔明しかいないよ。
佐々木:俺も孔明には憧れていたからなあ。
秋山:どうやらレボ部は孔明派だね。
助平:ところでさあ、三国志ネタってないのか。
名取:女子がついていけないよ。
阿曽部:三国志のゲームがあるけどやる?
秋山:僕は三国志のクイズ大会をやりたい。
助平:じゃあ、早速やろうぜ。
名取:答えるのは女子にさせてよ。
助平:静香ちゃん。ボケたいわけ。
名取:何でよ。ボケるのは私1人じゃないでしょ。
助平:結局ボケたいんじゃん。
名取:レボ部病が私に移っちゃったのよ。
阿曽部:じゃあ、今、問題を作ったから答えてね。
「劉備が孔明に会うためにした行為をなんというか」
名取:え、もう始まっちゃったの私わかんない。
長崎:静香ちゃん。これは有名だぜよ。
川村:わかった。登用の儀式。
阿曽部:いい線いってるよ。
名取:わかった。東洋の儀式。
阿曽部:少し脱線したね。
神山:東洋の授賞式。
阿曽部:なんじゃそりゃ。
朝霧:東洋の連立方程式。
阿曽部:ぜんぜん違う。
亀山:火曜の連立方程式。
阿曽部:人間が数学になっちゃったよ。じゃあ、ヒントを言うよ。○○の礼。
川村:起立、きおつけ。礼。
阿曽部:それは朝のあいさつじゃないか。
名取:じゃあ、私は朝9時の礼。
阿曽部:時間になっちゃったじゃん。
神山:私は午後3時の礼
阿曽部:帰りの礼になっちゃったよ。でも、近づいた。午後を取ったらより近い。
前田:3時の礼。
阿曽部:あー惜しい。
朝霧:じゃあ、とどめの三顧の礼。
阿曽部:正解―。さすが朝ちゃん。
亀山:朝ちゃん私にも回してよ。私、出番ないじゃん。
朝霧:だってこれ以上ボケられないんだもん。
亀山:それじゃあ、小○優子に勝てないよ。
神山:そうよね。なんとなく朝ちゃんはそっち系よね。
朝霧:でも私は地球出身よ。
助平:次行こうぜ。今度は俺がつっ込んでやる。
「曹操が南下し、劉備軍を蹴散らした後、孫権と戦いました。その戦いを何というか」
川村:関が原の戦い。
助平:愛ちゃん。それって日本じゃん。中国じゃないぜよ。
名取:じゃあ、赤飯の戦い
助平:なんでご飯なんだといいながらも近くなっている。さあ、次来い。
神山:悟飯とセルの戦い。
助平:なんでここでドラゴンボールになるんだ?赤飯の戦いに戻って。
前田:赤信号の戦い。
助平:久美ちゃん。どういう戦いよ。あと一息なんだからさあ。はい次。
朝霧:青信号の戦い。
助平:なんでここで青信号。赤に戻ってくれ。ここで決めてくれ。
亀山:赤壁の戦い。
助平:正解。よくたどり着いたなあ。
秋山:じゃあ、今度は僕がつっ込み役ね。
「劉備と関羽と張飛が共に社会の再興を誓い合った誓いは何の近いでしょう」
川村:チャングムの誓い
秋山:朝鮮じゃないよ。
名取:チャンポンの誓い
秋山:それはラーメン帝国を作るチャンポンの野望だね。さあ、次は、
朝霧:チャンポンの家は近い
秋山:誓いが近いになっちゃったよ。違うよ。そろそろボケるのも難しいでしょ。だれか答をギブミー。
前田:桃園の誓い。
秋山:はい、正解。次は誰が行く?
佐々木:では、俺がいこう。
「呂布が愛した女性は誰でしょう」
川村:難しそうだね。とりあえず、マドンナいってみようか。
佐々木:時代も国もちがう。
名取:これはチャレンジャーだね。
佐々木:おっ。静香ちゃん大ヒントを言ったよ。
神山:チャレンジャーだから挑戦。
佐々木:ほぼ正解。感じが違うけど答は貂蟬(ちょうせん)。
助平:それって正解なのか。
佐々木:まあ、次いってみよう。
っていう感じでおおぼけクイズ大会続いて終わりました。何で終わるのかって?時間だからです。では、ラストに行きます。
名取:結構面白かったね。
前田:そうよね。ボケるのって楽しかったよね。
阿曽部:久美ちゃん楽しかったのはボケじゃなくて三国志じゃないの?
佐々木:今日も適当に楽しかった。次は朝ちゃんの走れメロスだね。
助平:朝ちゃん。明日間違ってもメロン持ちながら走ってきちゃ駄目だからね。
朝霧:助平君。私は子供じゃないんだから大丈夫よ。私は、助平君が走ってきそうだよ。
助平:朝ちゃん違うよ。走るのはチャンポンだよ。
長崎:なんで朕に振る。
助平:遅刻するからだろ。
佐々木:じゃあ、みんな、明日は学校だな。今日はこれで解散。
今日はここで解散した。明日は朝ちゃんの走れメロスです。お楽しみ。
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