第33話 5月5日(土)レボ部の合宿3日目その3
これからツーショットタイムが始まった。みんなそれぞれ何を話したりして過ごすんだろう。え?みんな何をしたか見たいって?では話しをしましょう。最初は助と愛ちゃんペアーから始めます。
助と愛ちゃんは屋上のベンチでツーショットしたんだ。
助平:愛ちゃん。今日は空は星空でいっぱいだったね。
川村:そうね。
助平:流れ星が流れたとき、自分の願い事を3回言ったら願いが叶うって知ってる?
川村:知ってるよ。でも本当に長いが叶ったらすごいね。
助平:ドラゴンボールもいらなくなるぜ。願いが叶っちゃうからな。
川村:助。私の願いわかる?
助平:なんとなく。
川村:じゃあ、当てて。
助平:4次元ポケットが欲しいとか。
川村:助。ムード壊さないでよ。
助平:でも、願いは何でも叶うぜ。
川村:あー。もう。助の馬鹿。
助平:愛ちゃん。まあ、あせらずに。最初ッからいきなり本番は俺としても準備って物がある。
川村:助。本番って何よ。
助平:なんだろうね。当ててみて。
川村:助―ッ。それ、純な女の子に言わせる気?
助平:愛ちゃん。それって、やっぱり望んでいるの?
川村:助。卑怯だから答えない。
助平:そういう愛ちゃんもなかなか。ところで、今日は流れ星が見えるらしいぜ。願い事といったら今日だな。
川村:うん。私も。
助平:あ、あの星動きそう。
流れ星が一つ流れた。助と愛ちゃんは願いを込めた。
川村:助。何を願った?
助平:愛ちゃんを抱きしめたい。愛ちゃんは?
川村:・・・・・・。私も助に抱かれたい。
ここで助と愛ちゃんの目が合った。
助平:愛ちゃん。
川村:助。
助と愛ちゃんはそういってお互い抱きしめあった。そのときキスをした。
次は佐々木と美子ちゃんペアーだ。このペアーは体育館の中で壁を背にして床に座っていた。
佐々木:美子ちゃん。この体育館の出来事忘れられないね。
神山:そうね。おととい、ここで勝負したんだよね。
佐々木:うん。でも、おとといが3ヶ月前のように思える。
神山:私も。何か長いよね。
佐々木:美子ちゃん。
神山:なに?
佐々木:今日の恋占いをやってみて。
神山:じゃあ、占うね。・・・。今日は素敵でかわいい女の子とツーショットするでしょう。初めてのキスが大チャンス。絶対逃しちゃだめよ。・・・って出たけどどう?
佐々木:美子ちゃん。
神山:佐々木君。
佐々木と美子ちゃんペアーもついにキスをして抱き合った。
次は僕と静香ちゃん。あー緊張する。場所は旅館の外の庭園のベンチなんだ。
秋山:静香ちゃん。夜、こうやって二人でいるのって久しぶりだね。
名取:そうね。
秋山:静香ちゃん。肩寄せるよ。
名取:うん。
二人はしばらく夜空を見ていた。
名取:清彦君。私幸せ。ギャグが無くても一緒にいるだけで楽しい。
秋山:静香ちゃん。今日はまた一つ深い関係になりたい。
名取:うん。
秋山:キスするよ。
名取:うん。
僕たちもついでにキスまでしてしましました。そして、その後僕たちは・・・・ってとこでCMです。というのは冗談です。ちゃんと話します。その後、抱き合いました。はい。え?みんなキスして抱き合っているだけだって?しょうがないだろ。今夜はみんな2人で過ごすんだから。だけど、阿曽部と朝ちゃんは急増ペアーだからどうなったんだろう。
阿曽部と朝ちゃんは旅館内のお土産コーナーの椅子に座っていた。
阿曽部:二人でどこか話す場所はまずここだよね。
朝霧:うん。そうね。みんなに説得されてここで付き合うことに決めたんだよね。
阿曽部:ここのお土産コーナーか。思い出に残るね。
朝霧:ねえ、阿曽部君。おそろいのアクセサリー買おうよ。
阿曽部:それっていいね。思いで指数が上がるね。
浸りはお土産コーナーの中に入った。
朝霧:阿曽部君。この靴下のアクセサリーよくない?
阿曽部:靴下にクリスマスプレゼントでも買ってもらうの?
朝霧:・・・・・・。そうね。プレゼント入れてもらおうね。
阿曽部:じゃあ、僕も、買おう。
二人はペアーで靴下のアクセサリーを買った。
阿曽部:僕は靴下に何入れてもらおうかなあ。
朝霧:私は・・・・・・。阿曽部君が欲しい。
阿曽部:僕も、・・・・・・。不思議だけど朝ちゃんが欲しい。
二人はお土産コナーから出てテニス場に行った。
朝霧:本当は今日はここでテニスをやる予定だったんだよね。
阿曽部:朝ちゃんってテニスできるの?
朝霧:もちろん。
阿曽部:じゃあ、ここでテニスやろうか。
朝霧:え?ボールやラケットは無いけど。
阿曽部:そうだよ。ボールとラケットなしで、やりあうんだ。
朝霧:???
阿曽部:してるふりをするの。
朝霧:・・・・・・。なるほど。わかった。
二人はテニスゴッコをやりだんだ。
阿曽部:じゃあ、秘奥義テニスゴッコ行きます。サーブは僕からでいい?
朝霧:いいよ。
阿曽部:必殺消える魔球サーブ。
朝霧:え?最初から見えないよ。
阿曽部:朝ちゃん。突っ込みよりボール追いかけなくちゃ。
朝霧:追いかける必要ないもん。
阿曽部:なんで。
朝霧:OUTだから。
二人は笑い出した。
朝霧:私、今の空間大好き。阿曽部君ってユーモアあるよね。
阿曽部:朝ちゃんもいいね。
二人はとことんボールとラケットなしのテニスを続けた。
朝霧:そろそろ疲れたね。
阿曽部:じゃあ、あのベンチに座ろうか。
二人はベンチに座った。
阿曽部:朝ちゃん。僕、朝ちゃん好きになちゃった。
朝霧:私も。・・・・・・。
ここで二人の顔が合って、目を見詰め合う状態になってキスをした。
えー。またキスしたの?ッて突込みをもらうけど、みんなこの日が楽しみだったんだからO.K.でしょ。でも、本当にみんなかといえばそうじゃないか@ップルもいるかもしれない。そう。ちゃんぽんと美華ちゃんはどうなるんだろう。早速パパラッチスコープ開始します。
チャンポンと美華ちゃんは旅館内の喫茶店でお茶をしていた。
宮下:ターちゃん。こういうところで二人っていいよね。
長崎:美華ちゃん。朕は今複雑なんだ。
宮下:でも私幸せ・・・・・・。今日はいつもと違う話をしようよ。
長崎:朕のギャグは今日は駄目なのかい。
宮下:今日はアダルトな気分になりたいの。
長崎:・・・・・・。美華ちゃん。美華ちゃんは早すぎるよ。朕だってまだ高校生なんだぞ。
宮下:でも、私はターちゃんならキスとかO.K.だよ。
長崎:キス・・・・・・。ちょっとまずいよ。
宮下:私の事好きじゃないの?
長崎:そんなことないけど、年の差が重くかんじる。
宮下:じゃあ、抱きしめてくれるだけでもいいよ。
長崎:美華ちゃん。勝負かけてるね。・・・・・・。本当なら・・・・・・。美華ちゃんが高校生だったらなあ・・・・・・。
二人は無口になった。
チャンポンは相当複雑な気持ちだったんだ。美華ちゃんも子供ながらチャンポンの気持ちにも築いていたんだ。チャンポンは吉本先生を思っていても、美華ちゃんの気持ちの方が大事になってきた。なんかこの二人何だかんだいって思い合っていると思う。だけど、2人には年齢という溝があった。
長崎:美華ちゃん。散歩しようか。
宮下:うん。
二人は喫茶店から出て、旅館内を歩いた。二人は手をつないでいた。でも、外から見ると兄と妹に見えるんだけどね。
歩いていると、人気の無いところに来たんだ。美華ちゃんは熱いまなざしでチャンポンを乱した。
宮下:ターちゃん。・・・・・・。好きです。これからもよろしくお願いします。
チャンポンは美華ちゃんのことを理解した。その後チャンポンは笑顔で、
長崎:美華ちゃん。これからもよろしく。・・・・・・。
そしてそっと抱きしめた。この二人これからどうなるんだろう。
以上が今日のレボ部の恋愛実況でした。
みんな時間までには戻ってきた。一つの部屋に集まってきた。
助平:みんな、さっぱりしているぞ。何してたんだ?
阿曽部:そういう助は何だ?愛ちゃんの首筋にキスマークがあるよ。
川村:え?やだー。
助平:そういう阿曽部の幸せそうな顔は何なんだ?
名取:みんなもしかして同じなの?
佐々木:さあ。あはははは。
助平:とにかく今日はこれで終わりで、明日はどうするんだ?
佐々木:明日は愛ちゃんだね。
川村:バスの中、期待しててね。特別企画としてみんなで寝ましょう大会をやるから。
助平:おいおい、寝てどうするんだよ。
川村:それは冗談として、期待しててね。
今日はいろいろあったけど、これで終わりなんだ。今日はみんな燃えた。僕も燃えてしまった。明日はちょっとクールダウンするけど、期待してくれ。
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