婚約破棄してもいいから代わりに貴方のあるものを見せなさい💛

一ノ瀬 彩音

第1話 ある物を見せなさい!!

私事、竜宮琴子リュウグウコトコは年齢29歳です。

竜宮家の令嬢でもあります。


私はとある人と婚約している仲です。


とある人とは遠坂彩音トオサカアヤネで年齢19歳です。

学生は学生ですけど、大学生です。


今日、お天気は晴れててとても過ごしやすい一日。


しかし、突然、彩音からご連絡がきまして、大事なお話が

あるので待ち合わせしてお会いしたいと言われています。


私と彩音は待ち合わせ場所とお時間を決めると私は待ち合わせ場所まで

行く事に致します。


しばらくお時間をかけて待ち合わせ場所に到着するのですけれど、

まだ彩音は来ていない様子でした。


待つ事10分。


そうすると彩音が来たようなので私も彩音の方に向かいます。


私と彩音は会う事が出来ましたけど、いきなり彩音からこう言われます。


「ごめんなさい、琴子さん、大事なお話があって」


「気にしないで、それより大事なお話って何?」


「言いづらいけど、婚約破棄したいです」


「婚約破棄したいの?」


「はい」


「どうしてもしたいの?」


「はい」


「本当に本当の本当に婚約破棄しちゃうの?」


「はい」


「それは困りましたね」


私は婚約破棄されると困るし、せっかく彩音とは仲良くて相性もいいので

終わらせたくないって言うのが本音です。


しかし、彩音も婚約破棄したいって言うのは本気のようでどうしようかなって

感じもしますけど、私はある事を思い付きます。


「婚約破棄してもいいけれど、彩音のあるものを見せて欲しいの」


「あるものって何ですか?」


「彩音の穿いているパンツ」


「えっ? どうして穿いているパンツなんですか?」


「断るのなら婚約破棄はさせません」


「いえっ、穿いているパンツを見せる事で婚約破棄出来るというのなら

喜んでします」


「そうですか」


「はい」


「場所を移動しましょう」


「はい」


私と彩音は場所を移動して人気のない所へ行きます。


人気のない所へ着くと私はこう言います。


「さぁ、彩音の穿いているパンツを見せてね」


「はい」


彩音はスカートを脱ぐと彩音の穿いているパンツが露わになる。


「お花の絵柄のパンツを穿いているのね」


「はい」


「とっても素敵なパンツね」


「はい」


「恥ずかしくないの?」


「恥ずかしいです」


私は彩音に近づくと彩音の穿いているパンツの匂いを嗅ぎます。


「いやぁっ、匂いを嗅がないで」


「とっても良い匂いがします」


「恥ずかしいです」


「これが彩音の匂いなのね」


「もういいですか?」


「どうぞ、スカートを履いて下さい」


彩音はスカートを履くと私にこう言ってくるのでした。


「婚約破棄は成立でいいんですよね?」


「婚約破棄は受け入れます」


「ありがとうございます」


こうして彩音から婚約破棄された私は幸せを逃すのと

もう彩音の穿いているパンツが見れないと思うと残念です。


私の恋愛はこうして終わりを告げて悲しい結末を迎えるのです。


悲しい結末ですけど、最後に良いものが見れたので嬉しい限りです。

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婚約破棄してもいいから代わりに貴方のあるものを見せなさい💛 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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