第0012話 良心の呵責
先ほどの "歩きたばこ" の件を思い出して、俺は
俺が気付いたから良かったが、もしキャルかシャルが"たばこの火"で
それに……
これだけのかわいらしい女の子たちだ、
リスクマネジメントの意味でも、ちゃんと
本当は
彼女たちの
「キャル、シャル、これから君たちを
「かごぉ?」
(??)
「そう。 君たちを強くしようと思うんだ」
「う~ん? よくわかんないのぉ~?」
(??)
「すごい
「
(ぷるぷる……)
キャルもシャルも涙を浮かべて青い顔をして
はっ! そうだった! この子たちは地下室で
「ご、ごめんごめん。 そうだよね~、
でもね、
「いたくないのぉ?」
(?)
「うん。 それにね、すっごく強くなるよ~。
「ん? キャル、ゆうしゃになるのぉ?」
(ん?)
「勇者?」
「うん! わるいやつをやっつけるのは、ゆうしゃなのぉ。お
「勇者って強いのかなぁ?」
「ものすご~く、つよいのぉ。 まおうをやっつけちゃうのぉ~」
「へぇ~、そうなんだぁ?」
「神ちゃまなのに、ゆうしゃをしらないのぉ?」
「ははは……。 そうなんだよ、知らないんだよ」
勇者か……
それとも、この世界には実際に勇者がいるのかな?
いるとしたら、どれくらいの強さなんだろうな?
そんなことを考えていると、
>>お
この世界が
これは、この惑星の全ヒューマノイド種族に共通しています。
そして、勇者伝説を題材とした "
また、シオン
<<なるほど。
シオン教は
>>
<<ぎょ、
と、とにかく、情報をありがとう。
「でも……ひょっとすると、キャルとシャルは勇者よりも強くなるかもね」
「ゆうしゃよりも つよいのぉ? すっご~いっ!」
(……?)
「でね、これから
「うん! わかったの!」
(こくり!)
キャルとシャルは言われた通りにベッドの上で横になって、ぎゅっと目をつぶっている。
ホント、かわいいなぁ~。
さあそれでは、キャルとシャルを俺の
つまり……
【
この付与で、物理攻撃だろうが毒攻撃だろうが、精神攻撃、魔法攻撃であろうが、どんな攻撃も
【完全修復神術】を
ただし、
【全属性の攻撃神術】を使用可能にする!
攻撃力は『
そして、相手のステータスが確認できるように【
以上が、その
もうこれで3回目かな? さすがに
……それほど時間をかけずに、すべての設定が完了する。
どうだろうな? 数分程度といったところかな?
「リブート!」
「スヤスヤ…」
(すやすやすや……)
あらま、ふたりとも
う~ん、
だが! 悪魔も真っ青になるくらい強い! "最強の
ふっふっふっ!
ん? この
……まぁ細かいことは気にしないでおこう!
>>はい。 この惑星にはそのような種族も、
<<は・は・は……。 解説ありがとう。
◇◇◇◇◇◇◇
俺たちが借りている部屋にラフが来た。
なんかあったのだろうか?
「
「いや。気にするな。 それで治療はうまくいったのか?」
「はい。
「そうか。 これからしばらくは会えねぇかも知んねぇしなぁ。
ゆっくりと話ができてよかったじゃねぇか?
シェリー、ラヴ、ミューイも
「……は…い…」
ん? なんかラフ、
他の子たちは連れてこなくて
どうしてそうなのか、ちょっと理由が分からないんだが……?
「そろそろ神殿に戻った方がいいな。
キャルもシャルも、まだ
キャルとシャルをだっこしようとすると、その気配のせいなのか、ふたりとも目を
「だ~りん……おはようなのぉ……。 ふわぁぁぁぁあ……」
(むにゅむにゅ……)
「は・は・は・おはようさん……」
なんか
俺たちはフロントデスクへ行き、
「あ、いいんですよぉ、ちょっとお
それどころか、私の方こそ、ラフちゃんに治療代を払わないといけませんのに……ラフちゃんの "いい人" からお金なんていただけませんよぉ。 うふふふふ」
「そうか……じゃあ遠慮なく、お言葉に
「いえいえ、こちらの方こそありがとうございました。
なんか…女将が
『ラフちゃんの "いい人"』? なんだぁ? どういうことだぁ?
ラフの方を見た……が、ラフは
◇◇◇◇◇◇◆
タタッ、タタッ、タタッ!
俺とラフは、
俺たち4人は
……
今、俺たちがいる
あまり
「おい! 待ちな!
ひとりじゃ俺の相手にならないとでも思ったのか、
「おじちゃん、とおしてなのぉ~」
(こくこく!)
「お
俺たちがお前の
「とうちゃんじゃないのー! だ~りんなのぉ!
……おじちゃんたち、わるものなのぉ?」
(うみゅ!?)
「キャル、シャル、こっちへ……」
「てぇ~~いっ! なの!」
"ぐぎゃぁ!" ……ズダン! ズダン! ズダン! ダン! ダン! ……ザザザーッ!!
キャルとシャルに『こっちへおいで』と俺が言い
キャルとシャルを
男は "ぐぎゃぁ!" と、ひと
男の目は、飛び出しそうなくらいに
デコピン男は、
うわっ!
俺の
他の男たちは、"アゴ" が外れるんじゃないかと思えるくらいに "あんぐり" と口を開けている!?
みんな、
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!
かなり
シャルのパンチは男の
直後! 男の
男は
その声…
「いやいやいやぁ~なのぉーーっ!」
(いやいや!)
キャルもシャルも怖くなったのか目をつぶって、
ふぎゃっ! ぶへっ! ぐはっ!……
俺は高速移動し、子供たちを助けようとしたのだが……
結論から言おう! 全くその必要はなかった!
キャルとシャルが "
キャルとシャルに襲いかかった男どもはすべて、めちゃくちゃに
なんとも恐るべき幼女たちだ!
「俺の出番は……ねぇな…ははは…」
「ほぇ?」
(うみゅ?)
自分たちに襲いかかってきた男たちが、全員地面にひっくり返っているのを見て、不思議そうな顔をしながら首を
その
こんなかわいらしい子供たちが、
俺もラフも、その光景に思わず
そこへ、
先頭は例の
「上様、どうされました?」
「ああ、お前さんか……。
あのな。 コイツらが俺の大事な子供たちに手を出そうとしてな、子供たちの
「子供たちに手を出してきたんですか? 上様じゃなくて?」
「ああ、このかわいい子たちに…だ! まぁ……コイツらの本来の目的は俺だったんだけどなぁ」
「上様に
なんかよく分からないんですが……。
「ああ、そうしてくれ。 あの
赤ん坊を連れた女性に
「はい。 分かりました」
「もう行ってもいいか? 俺たちはこれから神殿に帰るんだ。
なんか聞きてぇことがあったら、神殿の方に来てくれねぇか?」
「承知しました。 いらっしゃって結構です」
◇◇◇◇◇◆◇
「やれやれ。 女将の治療くらい、すぐに終わるだろうと
なんか色々なことがあったよなぁ?
このままちゃんと神殿に戻れるんだろうなぁ? 心配になってくるな。
おっ? あたりは
「はい……。遅くなってしまいましたね。 みんな待ってるだろうなぁ~。
うちはみんなに
俺たちはキャルとシャルに合わせて、かなりゆっくりとしたペースで歩いている。
先ほどまでとは違って、今は大きな通りを神殿に向かって進んでいる。
人通りも交通量も多い。
キャルとシャルは、ラフのすぐ前を楽しそうに歩く……。
俺とラフもずっと笑顔である。
俺はラフの
俺に対するラフのパーソナルスペースがかなり
ラフは俺に
俺たち4人は道路の右側を歩いている。
俺が日本人だったからではない。
この
道幅は広く、25mくらいはあるだろうか……。
それで自然に
「シンさんは優しい方ですね」
「ん? 急にどうした? 俺が優しい?」
「だって……うちがシンさんの左側を歩こうとしたら、さり気なく、右側へ
「ああ、なんだそんなことかぁ……そんなことは当たり前じゃねぇか。
だってなぁ、横を馬車がすごい勢いで通り過ぎていくんだぜ?
そんな
「それが "優しさ" なんですよ。 うふふ」
「いや、だってなぁ、俺は馬車がぶつかってきたって
だから、危険な方を歩いているんだよ。 ただそれだけのことだぜ?
リスクマネジメントってヤツだよ」
「うふふ…もういいですよぉ~。 わかりました……うふふ」
う~ん、よく分からない。 俺は
キャルとシャルが、さっきからチラチラと俺の方を見ている。
何か言いたそうだな?
「どうしたの? 何か聞きたいことでもあるのかい?」
「あのおじちゃんたちだいじょうぶかなぁ~?」
「ああ、大丈夫だと思うよ。 悪い人たちなのに心配してあげるのかい?」
「う~ん? わかんないの。 ここんところがね、"むらむら" してるのぉ」
と言って、
「ははは。それを言うなら "むらむら" じゃなくて、"もやもや" かな?
なんか悪いことしちゃったような気がしてるんじゃない?」
「うん! そう! "もやもや" なの! そんなかんじなの!」
「それはね、大切な気持ちだよ。だから忘れないでね」
「うん! 忘れないの!」
(こくり!)
なんとこの子たちは
今回俺は、
実は彼女たちの戦いを見て『彼女たちがこの力に
だが、キャルの言葉を聞いたことによって、その心配は
『この子たちなら大丈夫だ!
「しかし……キャル、シャル、君たちはすごく強くなったよね?
びっくりしたんじゃない?」
「うん! びっくりなの!
"てぇ~!"と、けったら…"どどどーん"って、わるいひと、とんでったのぉ!」
(ふん!ふんっ!)
おお、ふたりとも、ちょっとテンションが上がってきたな?
「でもね。約束してね。
その力は自分を
「うん! きをつけるぅ~! "ぼうりょく" はんたいなのぉ~!」
(こく!こく!)
「うんうん、そうだよ。 ふたりともいい子だね!」
俺は右手でキャルの頭を、左手でシャルの頭を
ラフはそんな俺たちに、
◇◇◇◇◇◆◆
その後は面倒ごとに巻き込まれるようなこともなく、無事に神殿前広場へと帰って来られた。
シオリは、いつもちゃんと
「ラフ、すまねぇが、もうちょっとだけふたりの面倒を見ててくんねぇか?」
「はい。うちは構いませんよ。お任せ下さい」
「ありがとう」
「キャル、シャル、俺の部屋の冷蔵庫にね、美味しいジュースが入ってるからそれをラフと3人で飲みながら待っててくれるかな?」
「いいともなのー!」
(にっこり!)
と言いながら、キャルとシャルは、ふたりとも
「うちもジュースをいただいてよろしいのですか?」
「ああ、もちろんだとも。 好きなだけ飲んでくれ」
キャルとシャルをラフに
3人は笑顔で何やら話をしながら、テントの中へと入っていく。
俺はシオリと西部開拓者のことを打ち合わせようと思っている。
「お帰りなさいませ」
「シオリちゃん、ただいま。何か変わったことはなかったか?」
「はい。特に何事も起こりませんでした」
「そうか、よかった。それで…西部開拓者たちはどうしてる?」
「今は食堂で
「どうしようかな? テント内を
別に
「
その方が、
それに……いくら家族
「そうだよな。
そりゃぁ、心配だわなぁ。 分かった!
新しく開拓者用のテントを作ることにするわ! アドバイス、ありがとうな!」
今設置してあるテントより少し離れた場所に、新たなテントを生成して設置した。
テント入り口から入ると大きめのロビーがあるのも、そこから寝室へつながる扉があるのも俺たちのテントと同じである。
全開拓者家族が一度に入れるような大浴場は作らないが、各部屋に家族風呂を用意するつもりだ。
食堂の方は用意する。
開拓者には、俺たちとは別で、このテントの食堂で夕食をとってもらおうと思う。
俺は彼等と色々話をしてみたいのだが、キャルとシャルの気持ちを考えると……。
それで俺たちと開拓者たちと別々に夕食はとった方がよいと
いずれキャルとシャルには、親子が楽しそうにしているところも "あえて" 見せるようにしなければならないとは思っている。 だがそれは今日ではない。
寝室は家族用ということで広く作成する。
各部屋には
そして、肉類や魚類、野菜類が入った冷蔵庫も設置して、その中には飲み物も各種入れておくことにしよう。
また、トイレはシャワートイレにしておこうかな。
これを知ったら……他のトイレが使えなくなるだろうな! ふっふっふっ!
家族でゆったり入れる大きめの風呂、旅館などで見られる所謂家族風呂と呼ばれる風呂も作っておこう!
当然、冷暖房完備だ! 快適すぎて離れられなくなるかも知れないな!?
色々と
シオリは美しい上に、本当に有能な助手だ!
俺とシオリは俺たちのテントにある食堂へと行く。
闇奴隷商人から救い出した西部開拓者の獣人たちを、今夜の宿泊施設である新しく作ったテントへと案内するためだ。
「さぁ、ここがお前さんたちに今日泊まってもらうテントだ。
中には家族で泊まれる部屋を10室用意してあるから、みんなで話し合って、どの部屋にするかを決めてくれ。
まぁ、といっても部屋の中はみんな同じだがな。
6家族、計23人が部屋の中を見て、あまりの
日本だったら、風呂は別として、中級グレードの分譲マンションといった間取りと設備なんだが……
この世界では、
だから、
「部屋の中には家族風呂もあるぞ! 家族みんなでゆったりと入れる大きさだ!」
俺はキッチン、トイレ、エアコン、冷蔵庫、風呂の湯の張り方……等々設備の使い方を順に説明していった。
「……といったところだな。何か質問は?」
「……」
「無いようだな? まぁ分からねぇ時は俺に聞いてくれ。
……あ、それと今夜の夕食は、このテントの中にある食堂でとってくれ。
俺たちは
それと……
「ああ……神様、なんとお礼を言ったらよいか……
何から何まで…ありがとうございます」
「
西部へ行ったら大変だろうからなぁ、今夜くらいは
おっと、そうだった! 部屋にあるキッチンや冷蔵庫の中の食材は、自由に使ってもらっても構わねぇからな。 もちろん飲み物も自由に飲んでくれ。
……それじゃあ部屋割りを相談して決めてくれ!
俺たちは向こうのテントにいるから、何かあったら悪ぃけどあっちまで来てくれ。
じゃぁな!」
みんなが
こんなに感謝されるとなんかムズムズしてくるな。
さてと、彼等の夕食もバイキング形式の方がいいよな? さっさと準備しよう!
◇◇◇◇◆◇◇
昨夜はこのノルムの神殿関係者、神官たちと一緒に夕食を楽しんだ。
俺たちのテント内の食堂に彼等を招待したのだ。
西部開拓者たちには、新しく作ったテント内の食堂で、彼等だけで、夕食を取ってもらった。
夕食のメニューはどちらの食堂もバイキング。
自分の好きなものを好きなだけ食べられるからその方が良いと判断したのだ。
なぜなら、レプリケーターの機能を使って、残ったものを分子・原子レベルに分解できるからだ。
そうして分解されたものは、レプリケーターによって亜空間内にストックされる。
そして、レプリケーターで生成されるモノの原料として再利用されるので、無駄は出ないのである。
俺たちのテントの方の夕食には、元々のメンバーの他にキャルとシャル、そして、新たに加わった神殿騎士試験の受験生3人も同席した。
もちろん、新たなメンバーである、キャルとシャル、受験生の3人にも、俺たちの寝室があるテント内に、それぞれ専用の寝室がちゃんと用意してあった。
昨夜、彼女たちにはそこに
俺はキャルとシャルと一緒に寝ることにしたのだ。
しっかりしているようでも、まだまだ
今朝、目が覚めて俺は驚いた!
シャルの左隣に俺、シャルの右隣はキャル。 この位置で昨夜は寝たのに……。
今、キャルの右隣にはラフ!?
そして、俺の左隣、俺の背中に引っ付くように……スケさん!?
夕食はとても楽しかった。
この神殿の神官たちも
話の
朝食は俺たちの食堂にも、開拓者の食堂にも、サンドイッチと各種飲み物を大量に用意してある。 昨夜遅くまで盛り上がったので、まだ寝ている者も多いようだ。
今俺と一緒にいるのは、シオリとソリテア、スケさんにカクさんである。
彼女たちは朝食の準備を手伝ってくれた。
朝食の準備に
朝食の準備の方も後片付けと同様、俺とシオリがいればそれだけで充分なんだが、わざわざ早起きして手伝いを申し出てくれた子たちの
4人とも、いい
俺はふとそんなことを思った。
食事はみんなが
この神殿の神官たちは、昨夜のうちに帰って行ったので、ここにはいない。
朝食は新旧メンバーだけでとる。
もっとも、神官たちの
◇◇◇◇◆◇◆
朝食を終えた俺は、これから西部開拓者たちを彼等の目的地に送ってくるつもりでいる。
俺に同行するメンバーは、開拓者たちはもちろん、その他に……美しい金髪を七三ショートヘアにしているボーイッシュな神子"インガ"、そして、スケさんとカクさんである。
インガは西部の町、ガラン出身なので、
キャルとシャルは一緒に行きたがったが、西部には何が待っているか分からない。
ふたりがいくら強くなったと言っても
シオリも同行したがったのだが、今のところは静かにしているものの……
シオン教が "
そのシオリの代わりにスケさんとカクさんに同行してもらうことにしたのである。
この
その画像(写真)データを加工し、手書き風の地図に仕上げてプリントアウトし、西部開拓者たちに見せる……
「それで目的地はどこだ?」
「ガランの町の南西にある
「ここか?」
「そうです。 開拓を
おかしいなぁ……ここはジャングルだぞ?
衛星写真を見ているので、そこがどのような場所かが俺には分かっている。
「お前さんたち、大丈夫か? 騙されてやしねぇか? 多分そこはジャングルだぞ?」
「……大丈夫だと思います! だ、大丈夫じゃないと…
開拓権を購入するのに、金貨50枚も
「そうか……まぁ、行ってみりゃ分かることだな。 それじゃぁ行くとするか!
みんな俺の近くに集まってくれ!」
彼等が
「転送!」
転送先で俺たちを待っていたのは……
地球でいうなら "アマゾン川
開拓村など……ない。 もちろん西部開拓事務所なんてものは影も形もない。
ただのジャングルだけが目の前に広がっていたのだ!
「そ…そんなぁ……。 うう……。 俺たちゃ、これからどうしたらいいんだ……」
小さな子供たちは "キョトン" としている。
大人たちと、状況が
そして、ボロボロと
「大丈夫だ。 こんなのは想定の範囲内だ、落ち込むんじゃねぇ!
この俺がついてるだろ!?」
そんな時であった!
>>警告! 警告!
前方の森林地帯より、
その数……おおよそ1000。 生命体との
俺は
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます