片羽の鳥~現代編
暇の三
プロローグ、とあるゲームの結末
第1話
<ゲームブック>
〇ルールは簡単、父、母、子供、という、三つのキャラクターでもって、1つのグループとする
〇グループは最小単位であり、プレイヤーに余りがある場合につき、父か母を増やせる
〇ーー最初、お屋敷ルートか、一般住宅ルートか、どちらかを選び
グループを動かせ
〇ープレイヤーは、
〇ーゲームマスターは、公平なゲーム進行を務めなくてはならないーいかなる場合にも
〇お屋敷ルートは、経済には余裕があるが、心に潤いがない状態からスタートせよ
〇一般住宅ルートは、お金はないが、心がある状態からスタートせよ
〇サイコロを動かし、キャラクターの「特技」「能力」を決めよ
〇サイコロを動かし、マス目に従いーコマを進めよ、止まったマスのクエストをクリアせよ
〇ーーこれは、双六ではないーー
〇ー共通して、「新生児エリア」では、「子供」は、サイコロを振ることも
クエストに参加することもできない
〇ー💛は、家族愛が高まった時、もらえるものとするーー先に💛を規定数
10枚集めたものの勝ち
〇ーなお💛は、増えもすれば減りもする、
〇ー💛が〇になっても続けよ
〇ー10枚たまらず、一周した場合もbatendとする
「--さぁ、ゲームを始めよう」
舞台上に、エキストラが、並ぶーー二グループ
一方が、実の父と娘、一方が、テーブルトーク部の3名
いささか、不公平に思えるため、そこに、テーブルトーク部の有名部長を加え
実の父娘>部長の3人
ーーゲーム内容は、いわば「人生ゲーム」そのものだ
(、、、何を考えている?)
男は考えるーーこんなゲームを考え実行したところで、何の意味もない
ーーだが、〇ゲームマスターは、公平なゲーム進行を務めなくてはならない
というのはいいーー何せ、実力でつぶす以外の手には、有効であるー―難癖つけて
評判を落としてやろう
ーー学園祭のゲストに呼ばれた、ゲームブック作成及び、ティア―るぴーじ
集団ーーその頭である人物に個人的に恨みを抱いていた
ーーそれに、今の今まで待ったーーこの学園祭の裏には、「式鬼」を配置している
もはや逃げ切ることはできない
ーー油断してる獲物ほど狩りやすいとは、誰が言っただろうか
ーーこのゲーム、よく考えれば、わかることが一つだけある、どちらが有利なのかということだ
ーー金を、考えずただ、💛のみを考えるなら一般住宅ルートがいいだろう
ーだが、男は「屋敷ルート」へ進む
ーーこのゲーム、真に恐ろしいのはここからだ
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