「地べたを這いつくばってでも」作者:渡会 宏 様
こんにちは。
第一作目の渡会 宏様の「地べたを這いつくばってでも」https://kakuyomu.jp/works/1177354054889185580
を読了しました。
瞼の裏がじーんとしてますが、感想を書いていきたいと思います。
一人称書きで、それぞれの登場人物のパートを書かれており、時折戸惑うこともありましたが、心情がものすごく伝わってきて、これだから一人称書きにされたんだろうなと思いました。
最終話のあとがきに書かれているように、かなり調べて書かれているのが作品から伝わりました。
なので設定にぶれがなくて、設定つくりが苦手な私は舌を巻いてしまいました。
中心は主人公のソラくんなのですが、関わっていく登場人物が濃いのなんのって。
死に方が面白いで集められたデスマッチの参加者達、面白い割にはみんなヘビーな生き方をしていて、胸が痛みました。
私の中で一番悲惨だと思ったのはテンですね。
お気に入りはクリフです。まあ、性格が軽すぎるの難なのですが。
読むごとに登場人物のつながりが見えてきて、鳥肌ものでした。
伏線を引いてそれをじりじりを回収していくのは本当に素晴らしい技術だと思います。その分かなり悩まれて書かれたんだろうなと思いました。
5章はもうたまりませんでした。
まさか、え?という驚きが詰まりまくった章。
最後の最後まで面白く読めました。
デスマッチもので実は不安だったのですが、読了後が爽快で本当に嬉しかったです。
この度は自主企画に参加くださりありがとうございました。
次は烏川 ハル 様の「異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス(2)「季節はずれの肝試し」」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889540724
です。
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