第33話:語学学校に居た個性的な人達

語学学校に居た、あるパキスタン人の話だ。

彼は、僕にとってどうでも良い男だった。


名前をフルネームで覚えろとかよく分からない事を言ったり

意味の無いマウンティングを取ったり、

デオドラントの付け過ぎで臭いわ、

女性を蹴ったりして、周りに責められても、俺は悪くねぇ!と言うわ

人を見下し過ぎて、ボッチになったり

友達は世界中に居ると言うお花畑発言して

女は俺に惚れると言う自意識過剰。


精神構造に欠陥があるんじゃないかと思う位、どうしようもない人だった。

漫画に出てくる最初に主人公にやられる奴が実在するんだな、って思った位だ。

やっぱ世界は広い。


こいつは勿論の事、周りから嫌われていた。

彼に言葉をかける人はほぼ居なかった。

それでも彼は他人に話しかける。

話している輪の中に突然入るとか

突然、話しかける等。


僕にも話しかけてくる。

が、内容が無い、そして、結局何が言いたいの?となる始末。

無駄な会話だった、もう壁にでも話てろ、それ位身にならない会話だ。

取り合えず、相槌打つなり、そうだね と言っておけば勝手に満足する。


次は中国人女性だ。

この人は、典型的な中国人女性だなと思った。

自己主張が激しい、自尊心が高い、自分は間違っていない

そして、夫婦仲が凄く悪い。


例えば、

「旧正月に子供を連れて帰りたい」


「帰ればいいんじゃない?」


「夫が子供を連れて帰る為の同意書を書いてくれない」


「そうなんだね、理由は?」


「分からない」


「そう…(中国にハーグ条約効くか分からないからね、そりゃ断るわ)」


「同意書無しで連れて行こう!」


「ドイツの空港で捕まったら、懲役になるよ?」


「私と息子は大丈夫よ!」


「そ、そう?」

(その大丈夫は何を根拠にしてるのか…)


こんな感じだ


彼女は料理が出来ない、野菜炒めしか作れないらしい…

ドイツに来て2年だが、それしか作らないそうだ。

料理担当は彼女らしいが、本当にそれしか作っていないとか。

本当に料理が出来ないそうだ…

「レシピ見たり、動画とか見て作ったら?簡単だよ?」と言ったが…

「出来ないんだから、しょうがないじゃない!貴方が作ってよ~」

とかカワイイ幼馴染ツンデレが言ったら許されるかも知れないが、

てめぇはダメだ、子供が可哀そうだから、せめて野菜炒め以外作る努力をしよう。


これだけ聞くと夫が不憫に思うが…

この人の夫も聞く限りかなり癖が強い。

例えば、

仕事帰ったら、子供を寝かしつけておけ、

育児は女の仕事

嫁さんの眼鏡を買う金すら与えない、

眼鏡の買い方を聞かれても知らないと答える

パソコンを買おうとしたらキレる

この人の父親はタイ人と不倫し、タイへ逃げたそうだ

この事から彼の母親はアジア人が大嫌いだそうで、

会う度に嫌がらせをするが、それを見て見ぬふりだそうだ。

んー…DV?と思う位だった。

どこまでが本当かは分からないが、聞いていて良い人では無い…


まだ沢山居るが、本当に癖が強い人ばかりな教室だった。

なんだろう、この…カオス、早く抜けたい。

こういう人たちと関わる事は本当に気疲れを起こす…


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世の中色んな人が居るな…と思いました。

みんな訳有りな人達しか居ない…


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