ドイツの田舎で鬱病治療を受けている人の日常

第3話：ドイツ人って何食べてるの？

ドイツ人はソーセージとビールって言うイメージをよく日本に居る時聞いてたのですが、実際はどうなのか、嫁さん一家に聞いてみました。

嫁パパさん「ソーセージ？あー・・・月に一回くらいかな、食べるのは」

嫁ママさん「ソーセージ食べない、肉は週1よ」

嫁さん「ソーセージって質の低い肉だから好みじゃない」

嫁兄さん「普段は食べないね、バーベキューの時くらいだね」

病院で仲良くなったドイツ人に聞いても、ソーセージをそんなに食べない模様。

しかしソーセージに色んな種類があるのは間違いないです。

チーズ入りだったり、辛いソーセージだったり、鳥ソーセージとかベーコンが巻かれているソーセージだったり…挙げるとキリがないですが。

あ、ちなみに鳥ソーセージ以外は全部美味しいです。

ではビールは？

嫁パパさん「ビールは水、ランチには絶対飲む」

嫁ママさん「飲まない」

嫁さん「ビールよりラムよ」

嫁兄さん「家に1ケースあるよ？飲む？」

ドイツのビールは凄い。ソーセージと一緒で色んな種類があります。

レモンの味がするビールだったり、ライムだったり、味付きビールが沢山。

後は地ビールですね、美味しいです。ビール苦手な人でも飲めますね。

ドイツに来て驚いたのは、パンです。

ドイツ人はパンガチ勢と言っても過言ではない位パンにこだわる。

村のスーパーへ行くと、色んな種類のパンが有ります。

シュバルツブロート（黒いパン、小麦とライ麦で作る）

プレッツェル（小型の円形なパン、塩が振ってある）

ケーゼシュタンガー（チーズパン）

セメル（丸い白パン）

そして安い。

大体が1ユーロ未満で買えます。高くても2ユーロ位。

ドイツのパンと日本のパンを比べると

日本のパンはケーキの様に柔らかい。

ドイツのパンはするめの様に固い。

（勿論の事、柔らかい白パンは有ります）

野菜で極めてるな、と思ったのはジャガイモ。

村のスーパーですら、最低でも5種類程のジャガイモが有り、

オーガニックとかの違いかと思たら、そんなことなく、

純粋に種類が違うという。

煮る用、焼く様と言った様に、種類が豊富。

これらの事をまとめてみて

嫁さんにドイツ人って食生活に命賭けてる位極めようとしてたの？

と聞いた所、満面な笑みで親指を立ててました。

「ドイツは陸続きでしょ？その結果、色んな文化が入ってきたの」

「そこで得た知識や知恵をドイツ人は独自に改良してきたのよ」

「その結果がドイツでは多くの種類の物が出来上がったのよ」

「例えばチョコレート、お店に行けば色んな種類があるでしょ？」

「野菜も然りで一番合う物を作ってきたの」

と言っていて、納得する答えでした。

僕は「ドイツ人ってすげぇな…」と言うと

嫁さんはドヤ顔で「ドイツ人は凄いし強いぞ」

と言ってました。

（嫁さんは物理的にも強いですけどね…）

と言うと僕の身に危険が迫るので心の中に閉まっていた事は内緒です。

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ドイツ料理って聞くとジャーマンポテト！ですが、

実際ドイツ料理ではないのでは？と言う話は今でも驚きました。

似た料理として、『Bratkartoffeln』（ブラートカトーフェルン？）ってのが有りますが、酒のつまみにもなりますし、美味しいし、日本でも簡単に作れるのでお勧めです。

動画サイトとかで、調べると作り方をレクチャーしているのでもし興味があれば見てみては如何でしょうか。

次はドイツでの鬱病治療開始の頃のお話になります。

前もって言ってしまいますが、

最初はハウスドクターに見てもらい、

その後、ある出来事で強制入院になったりと…

その辺から多分珍しい話が書けると思います。

面白い話が書ける様、努力します。

それでは、良い一日を。

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