第一章 煉獄の島 ノーラグベル -古代火の守り人-

第三十二話 アリアの光、そして次の島へ

◇深淵の魔徒

喧縺代ヱ繧怜喧縺ｭ怜！！！！

◇カイ

くそ……！

やっぱり俺たちの力じゃ

こいつにはかなわないのか！？

◇深淵の魔徒

縺代ヱ繧縺代ヱ繧怜喧！！！！

◇クロナ

体当たり！？

◇ノア

船ごと壊す気か！？

◇リンジー

Ｎｏ！

修理したバッカリなんデース！

◇アリア

きゃぁっ！？

◇ノア

アリア！？

アリアーーーー！！

◇深淵の魔徒

怜喧縺ｭ怜喧縺代ヱ繧！！

◇カイ

アリア！！

今助ける！

◇ノア

兄さん！

無茶だ！！

◇クロナ

カイ！

◇カイ

無茶だろうと、

アリアを見捨てる気か！？

◇クロナ

カイ！！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

――海中

◇アリア

……んっ……

◇カイ

（アリア……！）

（もうちょっと……！！）

◇アリア

…………

◇カイ

（よし！

　つかまえた！）

（あとは、海面へ――）

◇深淵の魔徒

繝ｻ遐皮ｩｶｭ怜喧縺！！

◇カイ

（魔徒！？）

（くそっ……）

（ここで

　おしまいなのか――！？）

◇深淵の魔徒

ｭ怜喧縺代ヱ繧ｿ繝ｼ繝！！！！

◇アリア

喧縺ｭ怜喧縺代喧縺

◇深淵の魔徒

喧縺ｭ怜喧縺代ヱ繧！！？？

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

――船上

◇ノア

なんだ……この光は？

何が起こっている……？

◇クロナ

あっ！

見て！

◇深淵の魔徒

繝ｻ遐皮ｩｶｭ怜喧縺……

◇ノア

魔徒が去っていく……

どうなってるんだ……

◇クロナ

お願いっ……

無事でいて、アリア……

カイ――

――――――――――――

◇カイ

この光……

アリア……なのか……？

……温かい……光だ――

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◇？？？？

…………さんっ！

……いさんっ！！

◇カイ

（…………）

◇？？？？

……イ！

…………おねがい！

◇カイ

（……ん……）

◇？？？？

目を覚まして！

カイ！！

◇カイ

……んっ……んん？

◇ノア

兄さんっ！！

◇クロナ

カイ！

良かったぁっ！！

◇カイ

俺……どうして……

◇クロナ

カイったら、

何時間も

目を覚まさなかったんだよ？

◇カイ

え……？

そんなに？

あ、あれ……？

そう言えば、俺……

海に落ちたアリアを助けるのに

飛び込んで――

あっ！

アリアはっ！？

◇アリア

カイさん、私はここですよ

◇カイ

はぁっ……

よかったぁ……

◇ノア

魔徒も逃げ去ったよ

あの、ものすごい光を見て

◇カイ

光……？

◇ノア

兄さんも覚えてないのか？

◇クロナ

アリアも覚えてないって

いうんだよ？

海の中から、光が放たれたの！

すごかったんだから！

あれ、なんだったの？

◇ノア

わからない

まったく……

ここ最近は

わからないことだらけだ……

◇カイ

（光……）

（なにか温かいものに

　包まれていたような

　気がする……）

◇クロナ

でもっ……

ふたりとも

本当に無事でよかった～

◇リンジー

Ｙｅｅｅｅｓ！

マトに襲われてた

商船のクルーたちも無事デース！

◇カイ

そうか……

よかった……

よっ……

◇ノア

兄さん、起きて平気……？

◇クロナ

もう少し寝てても……

◇カイ

平気さ、このくらい

◇アリア

でも、

あまり無理はしないほうが……

◇ノア

そうだぞ、兄さん

おそらく、

この旅はとてつもなく

長い旅になる……

とんでもないことに

なったものだ……

◇クロナ

そんなの、今更でしょ？

◇ノア

たしかに、な……

◇カイ

長い旅か……

そうだな

少しずつでもいい

前に進もう

◇クロナ

うん！

◇アリア

はい！

◇リンジー

おトモしマスヨー！

◇ノア

僕は兄さんについていくよ

心配だからな

◇カイ

まずは、その一歩め――

次の目的地は――

『満開の島・ロシリア』だ

To Be Continued……