第2話

目を覚ますとそこには女の人が手を触れていた。

「目を覚ましたのね、おはよう少年 手を触れていてごめんね体調はどうかな」


手を離した時、彼女は安心したのか笑顔を見せる。

「その私の顔見てどうしたの?もしかしてお姉さんに、興味あるの?」


自慢げな顔をする彼女に可愛いなと思うも、話題を変えた。

「お姉さんのお名前教えて下さい。僕は教室で犯人さんと戦って犯行未遂させるため、自ら自殺したのが、何故かわからない、お家いるのですか?」


今までに起きたお話をすると、彼女は少し怒った顔で注意する。

「私は沙希よ朝霧沙希それはそうと、自ら自殺したかったから、あんな危険な場所にいたのね。辛いことや嫌なことが、あったんだね。辛かったんだね。でもお姉さんは少年に怒っているのは、わかるよね?」


怖い顔をする彼女に少し下を向き話をする。

「僕の名前は美津条祐希です。自ら人質なったのは自分も馬鹿だと思いました。でもそれが皆を助ける方法だと思い犯人さんと僕は教室に、残りました。たしかに危険な、場所でしたが死ぬ間際犯人さんにお願いして犯人さんの罪を軽くする動画とりました。」


すると、沙希は全くわからない動作をする。

「犯人?教室の皆?お姉さんにわかるように、説明して私は危険な森にぐったりしていた祐希君を保護し私の借り部屋に連れて来たんだよ」


二人の話しの噛み合わなさに疑問思い質問する。

「経歴何年の何月何日か教えて下さい。後その森に一度連れて行って下さい」


お願いに少し戸惑い感じながらも承諾した。

「わかったわよ西暦1980年5月3日だよ。それがどうしたの?」


沙希は普通の笑顔見せる

「1980ってことは昭和で学校もあるわけですね。」


すると、沙希は再び疑問を返す。

「昭和って何かな?学校って訓練場ことなら明日にでもそっちもいこうね」


すると、自分の知っている世界でないことをわかった祐希は笑って質問する。

「この世界には、魔法や魔物などいるってことはありませんよね?」


不安なった祐希の問いかけに予測が当たった。

「どっちも正解だいたいの人は魔法と武器で魔物を倒す仕事しているのよ。まれに自分能力(スキル)って力で魔物を倒す人もいるわね」


沙希の説明に理解する。

【RPG(ゲーム)のような世界に転移しボスを倒すとこの世界から出られるみたいなんだねきっと】


そう自己暗示かける。

「今からご飯準備するから、少し待ってねその間本でも読んでいて」


一冊の本を手渡しする。

「ではいってくるよ 寂しくないようにぬいぐるみを進呈しよう」


エプロンを着る沙希そして料理を作る本の中を読むとそこには、ひらがなで書かれていたその本には魔法の使い方などが書かれていた。

「お待たせ、一緒にご飯食べよう。」


手を繋いで、テーブルの椅子に座らせる。

「口に合えばいいなぁ、召し上がれ」


じっと見つめる沙希そして食べる

「これ美味しいです。沙希さんは料理上手ですね」


感想述べると嬉しがるちんと音がなり、機嫌良く見に行く。そして二つ持っていく

「熱いから、気を付けて食べてね 先にお姉さんが食べてから、食べてね」


そう伝えスプーンですくい、ゆっくり口に運び食べる

「自分言うのもなんだけど、美味しい 口開けてはーい、あーん」


隣の席に座り口に運び食わせる

「お姉さん美味しいです。熱すぎず、食べやすいです。このお皿って買ったのですか?」


お皿に触れて確認する。

「興味を持ち知識や経験するのは、大事だよ。だからお姉さんは感心だよ 買った皿を魔法お皿(ソーサラ)にしただけだよ」


その後完食する。

「お粗末様でした。私は今から町を散歩や、修業するんだけどくる?」


隣に並び手を組み町にいった

「今から検査や店案内とかいこう」


大きなドアを開け、中に入る

「氷像姫(ブリザードエレファント)を倒すとは俺等の姫は文句なしの最強だな」


叔父さんが褒めまくるが、スルーして真っ直ぐ進む。

「氷像姫(ブリザードエレファントプリンセス)倒すとは、私の見込んだ女だな」


そう受付のお姉さんが笑って見せる。

「なんか、悪い男の人みたいだからやめなよ 報酬頂戴今から検査や店案内しないとならないんだから」


少し機嫌悪くなる沙希に袋に3つを置くと沙希はびっくりする。

「え?凄い量だよどうしたの?」


説明して欲しそうにお願いする沙希に小さく咳払いする。

「こほん、実は氷像姫討伐と、洞窟(ダンジョン)の巣にいた魔物を討伐したによるものと、町の人からのプレゼント」


その袋を鞄に入れる。

「それはそうと、この小さな子は?説明も必要なさそうだけど?名前や発見場所とか教えて」


祐希はぐるりと見て、沙希を引っ張っる

「なんか興味あるの見つけたの?でもごめんねお姉さん大事な話するから、後で見に行こう」


すると受付のお姉さんが笑って質問する。

「君の名前は、何処でそこのお姉さんと会ったの?」


「僕の名前は美津条祐希です。場所はわからないです。ごめんなさい起きたらお姉さんの布団の中で目を覚ました。」


謝る祐希に沙希が話しをする。

「迷いの森で寝ていたみたい。本人曰く、教室で犯人って人を守るために自ら自殺したらしい。皆の前でおかしいわよね」


聞いた情報で調べても、該当しなかった。 

「この少年の検査するんだよね?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る