第3話危険水域②


ーー逆さに回る玉手箱、「四方四季」とは


4つのふすまの先に、春、夏、秋、冬の四季をつかさどる、「ふすま」があり


それを開けるたびに、一年が地上では経過するというものだ


浦島太郎にとって、幸運だったのが、地上は年をとっても竜宮城では、時が経過しなかったことだろう


だがーー人の世に戻るとき、「歪み」を封じた玉手箱を上けーー死んだ



ーーこれは、その逆ーー逆さに一年が経過し、逆さに年を取る、、つまり「若返る」

ーー2回、小さな箱の中の、ふすまを開けるー桶レベルにはでかい、ふすまが回る


ーー4×2=8-つまり、「2年」前(一年は、4×1)


ーー逆さに、時が回るーー詰んだ状況が引きずり返される

彼女は、過去へ戻る



ーー前座は、これにて終了ーー第一幕の幕が開く


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