自分の人生 ~My life~

@ara-sama

序章 特別な出会い①

僕が生まれたのは2001年の午後二時に母親が一生懸命闘って僕が誕生した。


母親に当時の話を聞くと、他の子よりも体重が軽くて一回り小さかったと聞いた。

そこからすぐに近くの保育園に預けられ、毎日を過ごした母親は、毎晩遅くまで仕事をしていたため保育園から帰るのも7時と周りの子よりも遅かった。

自分はそれが寂しかった。母親が迎えに来るたんびに

「もっと早く来てよ」。

と泣き叫んでいた。あの時の僕はとてもさみしがり屋のわがままだったから親にはとても迷惑をかけていた。


6歳になった僕。ある日事件を犯してしまった。

友達との大ゲンカだ。小さい頃はよくケンカしろなんて言うけどあの時は本気だった。積み木を邪魔されただけでムカッとしてしまい同い年の子を本気で殴ってしまった。その子の鼻からは大量の血が…

僕はどうすることもできずただ呆然と立っているしかなかった。

どうすればいいのか何もできず先生に怒られ続けた。

その夜、親が仕事を早く切り上げてすぐ保育園に来て先生に謝っていた。親は泣いていた。それを見て僕も泣いた。


その日から僕に話しかけに来る人はいなくなった。皆で遊ぶ自由時間。僕はただひたすら皆が遊んでる景色を眺めているしかなかった。そんなある日僕を助けてくれたのが掃除のおばちゃんだ。これが運命の出会いの一人目だ。ボッとしている僕に

「掃除手伝ってくれかい?」

そう語りかけてくれた。僕は喜んで引き受けた。それぞれの教室の床を掃除機でかけ、机の上の椅子を下す。この作業が当時の僕はとても楽しかった。掃除のおばちゃんは僕に寄り添って話を聞いてくれた。そして、自分の行動は間違ってはいなかった。ただ、選択肢を間違えたと教えてくれた。当時の僕からするとほんとにありがたかった。おばちゃんのおかげで幅広い選択肢が増えその行動は間違っているかどうかを判断することができた。ほんとに感謝している。


そして、僕は次なる道

『小学校えと一歩上がっていく』

                                  続く…


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

自分の人生 ~My life~ @ara-sama

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る