第11話 永劫の鍵&魔王討伐
よし! スタール王国に戻って来たけど何処にある?
「おぉ、勇者ではないか! もう戻って来たのか?」
「おうよ! 簡単過ぎて一週間も経たずに全てぶっ壊してやったぜ!」
「…………もういい。永劫の扉を探しに来たのだろう? こっちだ……」
いやぁ〜ワクワクするなぁ……。どんな扉なんだろう。
「これが永劫の扉だ。この鍵で開けるのだ……」
「オーケー? じゃあ開くぜ?」
カチャ……ガチャッ……ガチャガチャ!
ん? 開かないぞ? この鍵穴壊れてんじゃね?
「どうした? 開かない? そりゃあ、何千年も閉まったままであり、錆もするか……」
「ふんぬッ! ふんっ! うおおおおお!!」
バキッ!!
壊れたあああ!?
「なんて事だ……なんて事をしてくれたんだ! 最上! お前はもう勇者ではない!」
「えー? 大切な物壊されたから手のひら返しですかー? そう言うマジでイラってくるんでやめてくれますぅ?」
「うるさい! あぁ、どうすれば良いのだ! このままだとこの国が滅ぶのは時間の問題!」
「もううぜぇ! 全て吹き飛ばせば良いんだろうが! 全世界の皆様! お疲れ様でしたああ!!」
『
キュイイイイイイン!!!
ズドオオオオオオオオオン!!
こうして、俺は超究極破壊魔法「超新星」という所謂ビックバンを起こし、全世界の生物と文明を跡形も無く吹き飛ばした。ついでも魔王も一緒に吹き飛んだと……思う。
そして俺は、異世界から脱出したと思ったら……
「ん〜? 此処は何処だぁ?」
またしても見知らぬ世界に飛ばされていた。
〜魔王討伐編〜 完
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