盲目の王
瑠璃
プロローグ
私が実際に体験したことをここに書き記しておく。
進んで人に話すような内容ではないが、だからこそ真実を伝えなければいけないと思う。
物書きではない故拙い文章になってしまうだろう、それに私にはとても書き残さなくてよいものを選ぶことはできない、だからすべてを書くつもりだ。
書き記すものはとても多く長い文章になってしまうだろう、ただこれから先書かれた文章は全てが確かにあった出来事である。どうか私の人生のすべてを読んで欲しい。
この国の出来事とこの私、レイスと言う男の罪をありのまま。
あれはまだ私が国に仕える騎士として一人前になる前のことだった。
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