第5話 水曜どうでしょうとドゥギー

 僕が最も好きなバラエティ番組は水曜どうでしょうです。水曜どうでしょうとは北海道テレビが制作してるオッサン4人が笑い罵り合いながら旅をする番組です。ローカル番組ながら俳優の大泉洋さんがブレイクした全国的に有名な番組です。


 大泉洋さんといえば、ドゥギー・ハウザー同様天然パーマですね。天然パーマということで、ドゥギー・ハウザー同様僕の憧れの人です。いや、もっと言えば僕は大泉洋さんになりたいです。


 僕が大泉洋さんになりたいと思ったキッカケは義兄のある一言でした。義兄がブログで水曜どうでしょうのDVDを紹介しておりまして、その中で大泉洋さんをこう評していました。


「天然パーマで歯並びが悪い」


 このフレーズに妙に懐かしさを感じました。記憶をたどってみると、それは姉が僕に対して常日頃言っていたフレーズでした。その事に気づいた瞬間、大泉さんに共感を覚えた僕は、


「僕は大泉さんになれる!」


 と勝手に思ってしまい、それ以来大泉さんの話し口調や手の動き、気合いを研究しております。


 ところで、水曜どうでしょうの熱狂的なファンのことを「どうでしょうバカ」もしくは「どうバカ」と呼ばれております。ある日、会社の帰り道で「どうでしょうバカ」からとてつもなくくだらない連想をしてしまいました。


 どうでしょうバカ

 どうバカ

 どぅバカ

 どぅガ

 ドゥギー


 つまりドゥギー=どうでしょうバカ由来説の誕生です。もう少し早く水曜どうでしょうを知り、このアイディアを思いついていれば、「ドゥギーは本名」なんて言う必要はありませんでした。


 さて、次回は最終回です。タイトルである「僕をドゥギーと呼ばないで」の真相が明らかになります。これまでの話で僕がドゥギーという名前にかなり愛着を持っていると思われます。そんな僕がドゥギーと呼ばないでと思わせた事件とは?


 ちなみに大泉洋さんとドゥギー・ハウザーを演じたニール・パトリック・ハリスさんは1973年生まれの同い年です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る