　公開前から情報が錯綜していて、「正直どうなのよ？」って思ったよね。

　僕も他の映画より、ずっと多い前情報に踊らされたひとりだった。

　アメリカの著名らしい映画評論家が「悪夢のよう映画だ」と言ったみたいな記事もみたし、あるいは薬物中毒者がドラッグをキメている最中に映画を鑑賞したところ、ものすごく高評価の感想を持った、なんていう記事も見た。

　公開が始まってから見た、「キャッツが好きすぎて劇団四季に入社したわたしが映画版ＣＡＴＳの誤解を解きたい」は見る前に見ておくと有益な情報が書いてあるかもしれない。

　これは僕個人の考え方だけれど、

　映画の見方はそれぞれでいいと思うし、前情報が嫌いなひとは調べなければいいし、おもしろい映画かどうか調べてからみたいというひとは、存分に調べたらいい。

　けれど、これだけは言える。映画は実際に観にいかなくちゃ、その映画のことはなにひとつわからないってこと。

　続く

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