『最初の村周辺でレベル99にしてみた』をマジの人生でやってみた。結果、神になった俺が、日本人を異世界に召喚してチートをあたえてみたら……
・『絶対的精神的支柱と、この上なく尊き神の系譜について、詳細』
・『絶対的精神的支柱と、この上なく尊き神の系譜について、詳細』
・『絶対的精神的支柱と、この上なく尊き神の系譜について、詳細』
――『絶対的精神的支柱』は、『所有者に直接的な効果が出るスペシャル』ではなく、『絶対的精神的支柱を有する者の周りに効果が出る』というタイプの全体バフ型スペシャルである。
『絶対的精神的支柱を有する者』の『近く(物理的または精神的に)』に『心』が在る者は『覚醒する可能性』が高くなる。
絶対ではないが、『心』の距離が近くなるにつれて、覚醒する可能性は高くなる。
そんな、『周囲の人間を強化するというタイプのプラチナスペシャル』が、ゼノリカを甦らせる過程の中でギンギンに目覚め、豪快に暴れ散らかした結果『この場にいるゼノリカの面々全員にプライマルプラチナスペシャルが顕現する』という、もはやバグレベルのバカみたいな現象が巻き起こった。
プライマルプラチナスペシャル『この上なく尊き魂の系譜』。
その効果は、
『魂の系譜』に関する『ほぼすべての制限・規定』が解除され、
系譜に連なる者は『ロギアネーム化』できる権利を獲得する、
――という、ぶっちぎりにイカれたもの。
今後、センエースの系譜に連なる者は、条件さえみたせば、
いつでも『センエース化(閃化)』できるようになる。
例えば、ゾメガで言うと、『ゾメガ・オルゴレアム・センエース』という、ロギアネームを二つ重ねた特殊なモードになれるのである。
『センエース化』により得られるボーナスは次の10点、
・『純粋にパワーアップ』
・『強制的な神種の開花』
・『現世で神の力を自由に使える権利の会得(虚空のアリア・ギアスは超えられないが、力の一部を顕現させることは不可能ではない)』
・『プラチナスペシャル【狂気の信仰】が発現』
・『プラチナスペシャル【病的な献身】が発動』
・『プラチナスペシャル【不屈の魂魄】が発現』
・『プラチナスペシャル【病的な高潔】が発現』
・『プラチナスペシャル【絶対的精神的支柱】が発現』
・『センエースがこれまでに獲得してきたGODポイントの1パーセント分を獲得。今後、センエースがGODポイントを獲得するたびに、その1パーセント分が常時追加されていく(獲得したGPは自由に振り分けることが可能だが、センエースGPで獲得した効果は『センエース化』している際にしか発動しない。例外もあるが、基本的にはセンエース化した際のみの限定的な強化となる。現在、センエースは、GODレベルが1に戻っているが、『失ったGODレベル』もゼノリカの力となる。実質的には『失った』のではなく、『ゼノリカに注いだ』のだから、当然の話)』
・『センエース化することで【Cレリックの可能性】を開き【オメガバスティオン化】させることが可能となる(ようするには、センエース化できる者が所有しているCレリックは、すべて、『アウターゴッド級の究極超神器になる』ということ)』
『センエース化(閃化)』は非常に強力な覚醒技だが、『狂信』の精度がマックスでないと使えないという厄介な限定条件を持つ。
プライマルプラチナに目覚めたと同時、ゼノリカの面々は、
『狂信がゆらげば、閃化(せんか)できなくなる』という事実も理解した。
本来であれば、狂信の精度をマックスに保つのは大変なこと。
ずっと狂い続けることは難しい。
だが、ゼノリカの面々は鼻で笑う。
『この想い』がゆらぐことなどあるものか――と。
ちなみに、『この上なく尊き魂の系譜』には、もう一つデメリットがあり、
それは、『親(セン)』が死ねば『子(ゼノリカ)』も死ぬというもの。
それを知った時も、ゼノリカは鼻で笑った。
神は死なないわ。私が守るもの――と。
仮に神が死ぬとしたら、それは私たちが肉壁として死んだあとのこと――と。
ぐだぐだと、色々述べてきたが、『絶対的精神的支柱の真髄』とは、結局のところ、
『エターナルデストロイキングボ〇ビーを一手に背負い、かつ、逆ピラミッドの一番下を率先して担う』ということ。
『子(ゼノリカ)』の『重たい想い』と『正面から向き合わないといけない義務』の質量が、これまでとは比べ物にならないレベルで、センの背中に、永遠という単位でのしかかる。
その事実を目の当たりにして、舞い散る閃光は思う。
――え、キツすぎん? うそでしょ?
確かに、なかなか重たい話である。
しかし、そのかわり、全員から、尊き神として崇められる。
やったね、センちゃん、家族が全員、メンヘラになったよ。
――地獄のオンパレードじゃねぇか。
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