鍵、
降り止まない雨が滲ませた
アルバムの写真と青い残り香
ひび割れた校舎の窓の向こう
錆びた無数の過去が彷徨えば
春を走る音がする
振り返った日々が人生ならば
辿る未来もまた人生
頬に触れる風が言う
降り続けた雨が止んだなら
青の時代は夢の中
静かに扉に鍵をかけ
春の向こうで目を覚ます
濡れた頬はそのままに
春の向こうを走るのです
春の向こうを生きるのです
※加筆修正後
(急いで書いた修正前と
ゆっくり書いた修正後と
どちらが良いのか…。
いや、どちらもいまいちか…。
答えなんて分からない。
まあ、分からないから面白い
ってのもあるけれど。
他の人の詩を読んだら
自分はこんなもんか
ってなって。
まだまだ先は遠いな
ってちょっと気落ちした。
あと、
踏み締める未来と
辿る未来
どっちも捨てがたい。
音、響き的には前者
意味、リズム的には後者
難しい。
詩ってほんと難しい。)
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