第8話 芸術してみよう
これだけは外せない夜のイベント。パレガルニエ(オペラ座ともいう)でバレエを観劇。世界最高の会場であることは間違いない。音響とか見づらい観客席とかあるけど包み込む魔力がある。
演目のラフィユマルガルデを観るのはこれが二回目、演出家が違うと脚本がかなり変わる。本当に面白かった。バレエには珍しいコメディなので笑いが起きる。人を意図的に笑わせることは人を意図的に泣かすことの百倍以上難しい。言葉を使わないのに流石と思わされる。バレエは人間の動きで魅せる最高の芸術と言われるだけあるとつくづく思うのだった。カーテンコールは撮影できるので1枚だけ。帰りは二十二時くらい。今日はいいものが見れたと満足する。
おっとオペラ座で一日が終わったと思いました?私がお送りする旅はそんなに甘くはありません。デパ地下で生ハムを買っておいた。
ホテルで買って来たワインと生ハムの食べ比べ。イタリア最高の生ハムの一つクラテッロをデパートで購入。対するはスペイン最高級生ハムのシンコホタス(5Jと書かれます)。値段はシンコホタスが三倍くらい高い。
実食。
どっちも美味しいけど今回の状態なら熟成が進んでいるシンコホタスが美味しかった。ただどちらも日本ではまず食べれません。ワインは一本七ユーロの安ワイン。でも美味しかった。
こういうことを楽しめるのがパリなのだろう…。
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