異能力で世界最強
富サミヤ
第1話
俺は、遠近速(えんきんそく)15歳!
今日から大人だ!
この世界では多くの人が能力を持っている。
能力は、15歳、大人になると発現する。
これを能(のう)と呼んでいる。この能には、主に主能(しゅのう)と副能(ふくのう)がある。
主能は、攻撃系つまり戦闘向きの能力、副能はサポート系又は防御系つまり非戦闘向きの能力だ!
「俺にも能がある!」
俺の能は、ティーム・トプと言う。能力は自分以外の時を止めると言うものである。
俺は15歳になる前からこの能力を持っていた。
だから、俺は殊能(しゅのう)と呼ぶことにした。
俺は、何故だか他にも同じような人がいないか確かめなければならないと思った。俺は記憶が無い筈なのに
その為にも、俺は旅に出る事を決めた!
それから、身寄りの無い俺を拾ってここまで育ててくれたおじさんとおばさんに挨拶をした。
(実は、俺には拾われるまでの記憶が無い…
だから、本当の両親を知らないのだ。)
「身寄りの無い俺を拾ってくれて、自分達の子のように今日まで育ててくれてありがとうございました。この恩は必ず返します。」
そう言って家を出ようとした。
「こちらこそ、この家に来てくれてありがとう。速が来てからと言うものとても楽しかった!何かあったらいつでも帰っておいで」
泣きそうなのをこらえて、深くお辞儀をした。
そして俺は、装備を整え街を出た!
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