ラノベの古文はホンモノでない
カッコをつけるために、話し言葉で古語や古文を使う人物はラノベに結構登場する。
「~せし」や「~なり」と語る奴だ。
作者が自分の頭でセリフを書いているのなら、××病乙で痛いと言われて終わりと片づけるには惜しい水準の言葉もある。
しかし、よく考えたらこの言葉はホンモノの古文ではない。
本当の古文はどんなものなのか。
古典の引用文でもよいから、思い出してほしい。
ですますの候や二重否定文の頻用、「~けり」など。
ラノベの中の古文は、こういう言葉を使わない古文もどきと知るだろう。
ラノベ作家に本当の古文を書く能力はない。
書けたら本気の作家である。
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