第6話

俺達はモンスター爺さんの話を興奮しながらも静かに聞いていた。


「では系統、種族について軽く説明しようかの。と言っても知っている者も多いじゃろうが」


そう言って説明されたのは大体こんな感じだった。


・系統とはモンスターを大きく分類したものである。

動植物系、無機物系、幻獣系


・種族とは系統の中でさらに細かく分類をしたものである。

動植物系

動物種……犬や猫と言った自然界に生息する生物に近い見た目をしているもの、特性を持つモンスター。虫などもここに分類されている。

植物種……草花や木の特性を持ったモンスター。


無機物系

鉱物種……土や岩、鉱物などの身体を持つモンスター。木箱や本のような見た目のモンスターもこの中に含まれている。

不定種……水や炎と言った本来形を持たない存在がモンスターとなっているもの。謎の多い種族で未知の物質で出来ているモンスターも存在するとか。


幻獣系

神話種……竜や妖精など物語に描かれる事の多いモンスター。自然界には存在せず強力なモンスターが多い。

悪魔種……禍々しい見た目の種族で高度な知能を持つモンスターも。翼や角の生えた人間のような見た目を持つモンスターも存在している。


人によっては種族をさらに細かく分けて分類する事もあるらしいが基本的にはこう分類されるようだった。

新種のモンスターも当然多く陽月で種族が変わる事もありそこまで厳密な物ではないらしい。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る