面接会場にて 1 2 3



面接会場にて


「えーっと、貴女あなた

「はい」

「この特技の欄には、真顔で反復横とびをすること、とありますが」

「あっ、はい、実演しましょうか」

「いえ、きっと怖いから、結構です」

「……よく言われます……」

「でしょうね」




面接会場にて


「ええと、貴男あなた

「押忍」

「この資格の欄に、牛殴り三級とありますが」

「オス、牛殴り三級は、見知らぬ牧場の牛舎に押し入り、そこにいる牛たちを20秒間に30回殴れたものに与えられる資格です、押忍」

(警察呼んで。)

(はい。)




面接会場にて


「ええと、貴男あなた

「はい」

「好きな曲が、おっぱいがいっぱいと、チチをもげ、とありますが」

「歌いましょうか」

「やめてください。……どうしてこちらの曲がお好きなのでしょうか」

「――長い理由に……なってしまいますが」

「……できるだけ、手短にまとめていただけますか」

「はい。では、まず、結論から。

 それは、私はおっぱいが大好きだからです」

「結論が全てですね」



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