☆ 2018年7月1日(日)
「この前の晩はありがとう!」
「案外、いい時間を過ごせた🕺」
「ふーん。よかった。」
「誇らしく思うよ。30分間も女の子に口でやらせても役に立たない男だけど笑」
「はは。どーも🙄」
「そんな事よりさ、君の住んでる街、何て言ったっけ?」
「ヨーテボリ。いいとこだよ。スポーツジムで一汗流して、川辺を歩いて、モールに行くの。あと、大きい公園があってね、そこでバーベキューをするの。ヘラジカがいるんだよ。見た事ある?」
「色々な人種の人がいて、それを嫌がっている人もいるけど。あと、コジキも多いね。お金くれーとか言ってるくせにね、伸ばしてるその手に、アクセサリーついてるんだよ。信じられる?笑」
「あー!あと、何て言っても、リセベリかな!大きな遊園地でね、クッソでかいフリーフォールがあるの。人生で一回は試した方がいいよ。」
「面白そう!」
「行っちゃおうかな!」
「いいね!絶対来なよ。」
「来月あたり。」
「俺、夏休みなんだ。」
「え?急過ぎない?」
「だってさ、もう大学生活終わっちゃうし、卒業したら、生産性の高い、まともな社会メンバーの一員として生きていかないといけないんだよ。もー旅行とかも行けなくなっちゃうよ。このまま歳取ってってさ、お父さんになるんだよ。分かる?俺の自慢の白い歯は、俺のアジア人らしい肌よりも黄色くなって、黒い髪は抜けてどっかいっちゃう。この魅力的な黒い目は緑内障になって、ドクターマンハッタンみたいになっちゃうんだ😩」
「はは、まぁ、大丈夫だから!とは言ってあげられないな😅」
「でもだからって、十何万円かけて一度も行った事もない北欧に来るの?私とも会った事もないのに?」
「私はウソをついてるかもしれないんだよ?本当はクソ程つまらない場所かもよ?」
「そしたら行って、ウソだったって気付けるじゃん?そしたら一人で何とかするよ。それこそスワイプして出会ったコと一緒に生き延びる😎」
「なんてゆーか、君、クレイジーだね😅」
「違うよ。俺はスポンテニアスなんだ🏄」
「はは、やっぱり私は、君を誇りに思うよ。このまま一緒に大人になっていけたらいいなーって思う。自発的なまま。」
「本当だね。年取りたくない😔」
「さ、悲しい話しはこれぐらいにしてさ、若さを楽しもう!そろそろ仕事も終わる時間でしょ?そっちの健全な職場環境なら。」
「誰か捕まえてディナーに行っておいで!私のクリトリスどこいった?😩ってなっちゃう前に笑」
「なんだそれ笑」
「よし、じゃあ、そうしてみる😎ありがと」
「うん!誇りに思うよ!行ってこい!俺の自慢のいとこ😘」
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